2008年11月30日
[ EPX studio ]
R3LAYTIONS:第2回パーティー12/13です
やるよーーー!
R3LAYTIONS(リレーションズ)
- 日時
- 12月13日(土)4PM-10PM
- 場所
- 茶箱(早稲田)
- DJ
- ヨシカワタケシ (Traffic@AIR)
- Shinsuke Hasegawa (Shinkai / Angraecum / Kamui Recordings / 2E2L Recordings)
- gomma (5015: Sesame & Strawberry)
- una (electline)
- R-9 (EPX studio)
というわけで、こちらでの告知第1報です。
3曲交代!のヘンなパーティー、「リレーションズ」の第2回を来月13日(土)に早稲田茶箱で行います。今回もバラバラの活動範囲から3人の実力派ゲストDJを招きました。130bpm前後の4つ打ち音楽でゆらゆらしましょう。
そもそもこのパーティーは、テクノ・ハウスに関わっている人は多くても、それぞれが小さな集団に分かれていて、まだ出会うべき人や音が出会ってないんじゃないかという仮定のもと、企画されました。
で、そういう「出会いの仕組み」をいろいろと用意しています。3曲ずつのback-to-backっていうのはそのひとつですね。
もうひとつは、前回来ていただいた方は分かると思いますが、スピーカーをずらしてラウンジを拡張している点です。この配置は茶箱でもけっこう珍しくて、音を聴きたい人はフロアで、話をしたい人はラウンジで、という空間を実現しています。これは、ぜひ前回の写真を見てください!
この他にも、今回から始まる特別な新企画を用意していますが、それは明日以降の記事で。これから2週間かけて、小出しにしていく感じです。よろしくお願いします。
さて、私からゲストDJのご紹介をしたいと思います。普段、茶箱でお会いするみなさんには、あまり馴染みのない方もいるかもしれませんが、そういう方にこそ知ってほしいDJに集まっていただきました。この組み合わせは、かなりスゴイですよ!
ヨシカワさんは、初めて知り合ったのはいつだったか、個人的には結構前から交流のあるDJです。六本木や三茶など、数々の場所でDJを聴いていて、いつかオファーをしたいと思っていました。実は今年の7月末にオーガナイザー兼DJとして茶箱に初登場されていて、そこで久しぶりにお会いできたこともあり、って感じで。出会ったころはブレイクス~プログレが中心だったかと思いますが、この前はディープなテックハウス~ミニマルをプレイしていて激ツボでした。その日遊びに来ていたsoliさん、unaくんと盛り上がったのを覚えてます。
Shinsukeくんは、大学のテクノ・ハウスサークル仲間です。学生時代からエモーショナルなプレグレッシブハウスを得意とするDJで、積極的に外で活動していましたが、社会人になってからがすごい。パーティーのオーガナイズの傍らトラック制作でめきめきと実力を発揮し、既にBeatportなどで流通する複数のレーベルからリリースのある実力派トラックメーカーとして知られています。Sinkai、Angraecum両名義で活躍中!DJではテックハウス、エレクトロハウスも守備範囲とのことで、自作トラックを交えたプレイに期待です。
gommaさんは、Twitter界隈ではご存知の方も多いかもしれません。ミニマルからシュランツまで新旧トラックを交え、不定期にストリーミングでDJをされています。そのgommaさんが、実は数年前から購読しているテクノ系ブログ"5015: Sesame & Strawberry"を主宰している方だと知ったのは、ごく最近の話。もともと、Adam Beyer周辺のスウェーデン系ハードミニマルの新譜情報が驚くほど充実しているサイトとして注目していて、07年のブログ移転後は、最新ミニマルのチャートとDJミックスをよくチェックしていました。念願の共演、楽しみです!
ゲストDJは以上、そしてホストDJは前回同様わたくしR-9と、おなじみunaくんがお送りします。よろしくお願いします。
R3LAYTIONS(リレーションズ)
http://www.r3laytions.com/
[ 日記 ]
160 Vol.5、ほか近況
昨日は、4月に出演させていただいたハードテクノパーティー"160"の第5回に遊びに行くため、茶箱へ。ゲストはglicoさんとフミアキさんってことで鉄板です。私はどちらのDJも結構前から知ってたけど、意外にも初共演とのこと。
序盤の佐々木さんから超ハードで、終わりのほうはお客さんもへろへろでした。160はあれくらい振り切ってしまうところが楽しい!体調不良のフミアキさんも、ディープ&ハードなミニマルから後半ガツンと上がってWiccaにPrimalにBlimey、Rock Bottomと絨毯爆撃でした。あとmarixさんがいいー流れで"Spin Clockwise"使ってくれてて嬉しかったです。さすが。
合間を縫って、某リミックスで1曲作りました。詳細はそのうちに。
iPodで自分の古い曲聴いてて、ステレオ感が全然足りないと思ったので、とりあえずキック以外の全トラックにmda Stereoを噛ませるところから始めてみた。あと、音を大きくするためにいろいろ試したり。感覚を忘れないうちに、しばらくこのペースで曲作っていきたい。
今週、PSPのゲームアーカイブスでサガフロンティアが出たので購入。ロマサガ以降のサガシリーズは毎回挫折してるのに、なぜか買ってしまう。音楽かなぁ。このシリーズが、(映像とかセリフの)表現のスマートさを放り出して、異常にシステマチックで記号的なところを追求しているのは、思想としては好き。単に私の根気が足りないので続かないというだけ。世界樹とかも。。
普通にハマってるのはロコロコ2の体験版です。ちょーー面白い。かわいらしいのに案外シビアでやり込み要素のあるアクションという意味では、クロノアに通じるものがあるかも。2はダウンロード版も提供予定で、UMD版より1,000円以上も安い。もう全部ダウンロードになっちゃえばいいのに。1のダウンロード版が出ればいいなぁ。
2008年11月29日
[ EPX studio ]
White Plan
音作ってます。ちょっとずつ方向性を変えたいなと思って、いろいろ実験中。
R-9 - White Plan
http://www.epxstudio.com/audio/mp3/r-9_-_white_plan.mp3
アナログリズムマシン的な音を使いこなせるようになりたくて、Psychic ModulationのOptikというVSTiをいじってます。キック以外のパーカッションは全部。結果的にホワイトノイズばっかの曲になってしまったけど、ほんとはフランジャーとかフィルターをかけて錆びた金属っぽい音を出したい。で、すごいローファイなの。
ちなみに、今後アップするmp3のビットレートは、原則的に320kbpsに統一しようと思います。サーバ容量が増えたことと、DJで使ってほしいというのが主な理由。
この曲は短すぎるので、もうちょい伸ばしてアップデートするかもです。
2008年11月28日
[ 日記 ]
茶箱のレコード即売会
茶箱のレコード即売会企画第2回に行ってきました。品揃えがやばい!スパイスかと思った。
- V.A. /Hardsignal 5 [Hardsignal 5]
- Carl Falk /Multitude EP [Zync Grooves 5]
- DJ Emerson /Suck My Deck Remixes [Kiddaz.fm 45]
- Pascal FEOS /Omychron EP [Primate 83]
- Felipe & Nicolas Bacher /Titanium Bass Alloy EP [Primate 84]
- Titanium /Spectralised [Titanium 4]
- Tobias Von Hofsten /The Cry [Theory 22]
- Tom Wax /Mechanical Slavery [Phuture Wax 10]
- Hardcell /Riot Day EP [CLR 11]
- Chris Liebing /Next Try E.P. (Remixes) [CLRetry 5]
- V.A. /It's Not Over [Tresor 220]
- Patrick Dubois /Another Track EP [Extraball 10]
Hardsignalの5番にはぶっ飛んだ。O.B.I.のDJミックスで聴いて、ずーっと探してる曲だったので!タイトルも分かんないのに、ミックスのmp3からその部分のループだけ切り出して勝手にエディットしてDJで使ったりしてた。
ていうか本人の曲でしたね。シュランツはシュランツなんだけど、キャッチーなシンセが上を突っ走っていて、テクノの気持ちよさの基本に忠実な曲。これは去年入手したChris Noiseの"Destination Inspiration"に続いて殿堂入り!
さくらインターネットのサーバが1GBから3GBになった記念で、件のミックスをミラーしてみます。私の知ってるシュランツのミックスの中でも、かなり熱くておすすめ。2005年のもの。例の曲は70分過ぎでかかります。
http://www.epxstudio.com/OBI-Addic-Tec2.mp3
そのほかの収穫でいうと、PascalのはケニシーのミックスCDに入ってたやつ。KiddazのリミキサーはHertzとかDave The Drummerとか。CLRetryの5番はBen Simsとかのやつ。Tresorの2LPはOscar Muleroのトラックが良かったので。Patrick Duboisは持ってるけど好きすぎるので2枚め。
所用のためあまり長居できず恐縮でしたが、がっつり試聴もできて楽しかったです。明日以降もしばらく置いておくとのことで、行くつもりの方はお早めに。既に持ってるので買わないけど、ってのもけっこうありました。Wiccaの1番とかSolielの8番とかマストです。あとZenit周辺のイタリア系、Kanzleramt系、Alchemy、Subvoice、ブンブンのファースト、KazumiのBrixtonとRamon Zenkerの謎のドラエモントンなどなど、結構幅広くありますよ。売り切れてたらすみません。
ところで、部屋のレコード整理を進めてるんだけど、今ある収納スペースがこんな感じ。
まだここに置けてないレコードがこれくらい。
あとデトロイト系で2箱ある。そろそろどうにかしたいんだけど、手放してもいいレコードがほとんどないのが困った。
2008年11月25日
[ テクノ ]
Beatportで買ったものメモ
先週火曜日にチェックアウトした分。茶箱のバータイムDJでかけた曲もけっこう入ってます。今回は派手めのラテン系ハードテクノよりか、東欧の陰気で執拗に重いハードテクノが多め。これは両方追っていきたいです。
- Loktibrada /Briocha (OJ10B2 Version) [Olga+Jozef]
- デジタル専売?の1番。スロバキアのLoktibrada aka Olga+Jozef。じわじわくる暗黒ハードテクノ。中盤に入ってくるシンセのアルペジオも控えめでいい。
- Olga+Jozef /Untitled (DJ Boss Remix) [Olga+Jozef]
- 9番。試聴の時点であまりにも突飛な変則ビートにやられてたけど、購入してイントロから聴いてまた笑った。ハードコアミニマル。これはすごい。
- DJ Boss /Hydromorf+ [Dole-Gate]
- 2番。音がでかい!上モノまったくなしの割れすぎインダストリアル変態ミニマル。昔のAutechreっぽいと思った。このレーベルは全部こんなのばっか。
- DJ Boss /Hydromorf (Radial Remix) [Dole-Gate]
- 3番。上の曲のRadialリミックス。オリジナルに比べるとだいぶ常識的な4つ打ちだけど、展開が多くて攻撃的なところは変わらず。重い、硬い。
- Radial /Dynamo [Palicavonzvreca]
- 7番。以下しばらくRadial関係。ディストーションとビットクラッシャーを使い分けた細かい展開がかっこいい。シーケンスはエレクトロっぽく跳ねてる感じ。
- Radial /Revolver [Numb]
- 10番。体育館でドラム缶を叩いてるような、深ーいリバーブの効いた金属系ノイズが走るなか、レイヴィーで分厚いリードがフィルター展開する曲。
- Radial /Shinoba [Planet Rhythm]
- 63番。序盤は全盛期のStigmataを彷彿させるスネアのエッジが立ってるハードミニマル。途中からレイヴっぽいリフが入ってきてガンガン上げる。Radialにしては珍しい突き抜けたピークタイム向けトラック。
- Radial /A Child Can Do The Laundry [Planet Rhythm]
- 65番。抑制の効いたイントロから4つ打ちに突入する展開がかっこいい。可聴範囲ギリギリの低域でずーっとサイン波が唸っている(ように聞こえる)。そのわりにキックの抜けもいいし、高音の歯切れもいい。中盤のシンセで怪しさ2割増し。
- Jeroen Liebregts /Vloer [Audio Assault]
- 28番。Radialの片割れ。低域にギッシリ隙間なく音が詰まったディープなエレクトロ。パッドが深い。大きく左右に振ってるノイジーなハイハットがゆらゆら揺れる。
- Manuel Fuentes /Flamenco (Boyconstrictor Remix) [Giant and Dwarf]
- RMX2番。Radialのもう一人のほうのリミックス。これは直線的でハード!Primalっぽい。
- Fiend & Friend /At The Grooveyard [Dinner]
- 1番。上のBoyconstrictorことLaurens Van Der Starreと、Anton Pieeteのユニット。リバーブのかかった長いシンセパッドを、スライサーでブツ切りにしたような上モノがユニークでおもしろい。
- Anton Pieete /26 Winters [Numb]
- 11番。重いキックの上を、極端なフランジャーがかかった金属的なノイズが飛び交う。これでギターが入ってればRezの4面の曲に似てるかも。シンセパッドも暗くていい。
- Anton Pieete /Deep Sea [Palicavonzvreca]
- 7番。コンプキツめのパーカッションのザラついた質感と、深いリバーブのかかったツヤのある上モノの対比がおもしろい。ディープかつハード、ってなかなかない。
- The Source Experience /Document 102 [H.Productions]
- HPX15。Robert Leiner!今年になってHPXでこの名義が復活して、たて続けに3枚出してる。今のこの音が、カリレケのやっている世界観とガッツリ噛み合っていておもしろい。透明感があり、どこか懐かしのジャーマントランスを連想させるツールトラック。
- Joton /Breaking Heads [Newrhythmic]
- 2番。同じスペインのExiumとのスプリット盤のB1。相変わらず斜め上を行く音使いと展開でヤバイ。全盛期のSubheadに匹敵する。かなり好みが分かれそうそうだけど、私は100%支持。
- Hertz /Taken [SLS]
- 18番。これだけちょっと古くて04年。展開が細かくパーカッシブなハードミニマル。刻んだ声ネタがかっこよかった。懐かしい中域のチャカポコ感がいい。SLSは初期のバックカタログも充実させてほしい。
あと、以前取り上げたMelchior Sultanaのアルバム"Different People, Different Places [Cutz 40]"を買った。これはレビュー割愛しますが全曲いいです。
24日付けでAnton Pieeteの新しい名義(Wavemother)のEPがAudio Assaultから出てるなぁ。かっけー。これも次以降カート行きかも。
My Hands Your Neck - Download at Beatport
https://www.beatport.com/ja-JP/html/content/release/detail/145853..
2008年11月23日
[ テクノ ]
Regis来日@Colors Studio
いやーテンション上がりすぎて何から書いていいのか。
Regisが来るというので、PHUNK!!!というパーティーに行ってきました。初、というか、Colors Studioも初。表参道から歩いていったんだけど、案の定一回素通りしてしまった。携帯フライヤーで住所見れなかったら迷ってた。
で、入ってビックリ。スターターからいきなりゴリゴリのハードテクノ。5、6年前ならともかく、ミニマルからじわじわ、みたいのが(Rebootですら)定石だと思ってたのに。続くDJもハードテクノ。ラウンジ出てみたら、ここでもハードテクノ。なにこのパーティー!!おかしい!!!
にしても、この日はパーティー被りまくりで、集客厳しそうだったなぁ。Airは今年ラストのReboot、ヘビゼロではシュランツ系とかで、ただでさえ少ない牌を奪い合っちゃう形になってしまったのは残念。2時台にN.A.M.I.さんがシュランツ回すまでは、フロアガラガラだった。個人的には、酒買いに行く暇も惜しいくらい良かったのに。23時半からほとんどずーっと踊ってた。
カラーズのメインの音は、なんかヘンな反響があってもさっとしてるというか、あまり輪郭がわかるような音じゃないんだけど、普通に気持ちいいレベルだったので全然OK。見た目だけでいうと、六本木CoreのB2F思い出した。天井低いとことか。
で、Regisが出る3時前までで完全に元取ったなってくらい楽しかったんだけど、3時からが本当の地獄だった。ハードミニマル地獄!音が止まった5時過ぎまでずーっとピークタイムで、ほとんど臨死体験に近いような瞬間を何度も味わった。スゲーー。
セットはPCDJというか、Ableton Liveだった。PCとMIDIコン(UC-33e?)しか触ってなくて、たぶん短いループ素材とかノイズも挟んでざくざく重ねていく感じ。以前の記事でも書いたけど、DJというかライブというか、境目が曖昧になってきてる。
イントロからいきなりDownwards 21の声のやつで笑った。この前のPresenceで自分がかけたのと同じだ。その後もDownwardsネタあれこれとか、懐かしすぎて名前も出てこないようなのとか。フミヤのMIX-UPに入ってたのとか、これも名前出てこない。。あと最近のではAnton Pieeteの"26 Winters"とかも使ってたな。Numbの。で、最後の最後に"Vamp"ネタとかやばいから。ツボすぎて、もう。
なんというか、頼もしい、力強いDJでした。いつのまにか自分の好きな音が5、6年前を境にメインストリームじゃなくなってきてて、世の中的にはアレやソレやがもてはやされていて、Regisなんつったってあの規模のハコがぎゅうぎゅうにならない程度しか呼べないんですよ。事実。でも、作り手と聞き手がいて、そこにパーティーが成立していれば、マーケットだとかシーンの大きさなんて関係ないよね、ってことを思い知らされた感じです。やり続けることが大事。
5時間半のうち5時間は確実に踊ってました。最高のパーティーでした!
帰りは、六本木通りを渋谷までプラプラ歩いて、いい感じにチルアウト。
2008年11月21日
[ 日記 ]
茶箱バータイムDJと明日の神話
平日にもかかわらず仕事終わりで遊びに来てくれたみなさん、ありがとうございました。テックハウスからダークなハードミニマル、ちょっと派手めのハードテクノまで、音的には前回よりも少し幅を広げました。といっても、終始132~133bpmくらいだったけど。買ったばかりの曲とかも投入できて、個人的にはいろいろ実験できました。
クロノ・トリガーDS発売記念ってことで、SFC版の「予感」、PS版メインテーマ、アレンジ版メインテーマをかけてみた。"Brink of Time"のアレンジはルパンっぽくてかっこいい。
トリガーは、思い入れが深いわりには実はクリアしてないんだよね。そんなんばっかなんだけど。当時(中学生くらい)はゲームよりも先に、お小遣いでこつこつサントラを買ってる派だった。FFもロマサガもそう。
DS版、買ってもいいかなと思いつつ、部屋のすぐ手が出せるとこにスーファミ本体とソフトがあるので迷ってる。音楽はWinampでSPCファイル聴けてれば満足だしなぁ。
茶箱行きがけに、渋谷で、17日設置されたばかりという岡本太郎の「明日の神話」を見てきた。Flickrに上げた写真はココ。目の前にそっけない柱が何本も立ってるのがもったいない!見るときは柱よりも寄って見上げるのがいいですよ。
ペタッと、平面的なのかと思いきや、左奥に向かってものすごい奥行きがある。写真で見るのと全然違った。帰宅ラッシュ時の通路で混みあうなか、しょぼくれたリーマンのおっさんが壁画の前で微動だにせず立ち尽くしているのを見て、絵ってすげーなと思った。
自分の写真じゃないけど、こんな感じ。
2008年11月18日
[ EPX studio ]
茶箱でバータイムDJします
前回に続き、早稲田茶箱さんの平日夜バー営業にて、BGM的に回すことになりました。明後日20日(木)19時~終電くらいまでです。
イベント時とはまた違って、カウンターでエージさんSHAMさんと話し込んだり、ソファでまったり飲んだり、ぼんやり作業する空間としても使えるかと思いますので、初めての方もぜひぜひ来てみてください。渋谷、新宿、池袋からも副都心線で西早稲田まで一本だし(駅からちょこっと歩くけど)、ひと仕事終えた帰りにテクノ聴きつつ飲みましょー。
コミティアで出した本も若干数持ち込みますので、ひと声かけてください(Presenceのペーパーも余ってるから撒きたい)。仕事終わりでunaくんも駆けつける予定です。
2008年11月17日
[ テクノ ]
Radialと「消えた(テクノ)シーン」
往年のテクノレーベル、Planet Rhythmから重要なアルバムが出るので、その話を。
Planet Rhythm Presents Radial - Deleted Scenes LP | News
http://news.triplevision.nl/2008/09/planet-rhythm-presents-radial..
オランダのテクノユニットRadialによる"Deleted Scenes"です。カタログナンバーがPRRUK 001LP/CDということになっているけど、ナンバリングを仕切り直すつもりなのかな?ただ、後々になって振り返ったとき、それだけ意義深い作品になるような予感はしてます。
ディストリビューターのTriple Visionによるリリース文から、一部意訳で引用。
「Deleted Scenes」と名付けられた彼らのアルバムは、近年のシュランツ・テクノとミニマルの台頭のせいで、人々の頭の中からほとんど消されてしまった類のテクノへのトリビュートだ。
今、Radialが、流行りモノの犠牲者となってしまった人々へ向けて、かつてのテクノを復権させる。グルーヴに満ちた低音とパーカッション、テクノ好きなら誰しも抗えないドライブ感――これこそ本来のテクノだ。
Radialは、ともにオランダ人のJeroen LiebregtsとLaurens Van Der Starreのデュオで、07年からリリースを始め、Arms、Numb、Audio Assault、PVC、Token、そしてPlanet Rhythmといったレーベルで活動してます。ダークでひたすら重いハードミニマル/ハードテクノがメインで、個人的には同系統のアーティストの中でも一際渋い印象を持ってる。
Radialの音は、早いわけでも割れてるわけでも、音数が多すぎるわけでもないけど、「ハード」だと感じる。キックの硬さ、低音の詰まり具合、ハイハットの鋭さ、あと、ノイズの効果的な使い方かな。確かに10年くらい前のハードミニマルで使われていた手法が生きていて、新しい音なのに断絶を感じない。作為がなく、素直に進化していると思える。
一方でPlanet Rhythmといえば、ストックホルムのレコード店のレーベルとして始まり、カリやベイヤーやLenkがトランシーな名作を連発していた初期、ロンドンに移ってハードテクノ黄金期を支えた輝かしい時代を経て、ここ数年で明らかに路線を変えようとしているのが気になってました。ハードテクノが落ち目になるに従って、他の多くの中堅レーベルが一斉に流行のミニマルに傾いたのに対して、異を唱えているようだった。まだGlenn WilsonがこのレーベルのA&Rをやっているのかは不明だけど、Adam BeyerがDrumcodeでやっていることと正反対の道を選んだのは興味深いなと。
そのあたりがはっきり現れたのが、2007年に出た60番の"The Sixty"というオムニバス2LP。Loktibrada、Exium、Bas Mooy、Christian Wünschなどなど、流行とは無関係の硬派な暗黒ハードミニマルの周辺アーティストが一堂に会した、ある意味で象徴的な作品だった。そのA1にもRadialのトラックが収録されています。Beatport Playerを貼ってみる。
デビューアルバムであるところの"Deleted Scenes"について、MySpaceのブログエントリーにCari Lekebusch、Dave Clarke、SurgeonなどのDJからのフィードバックが載ってました。
言われてみれば、音の質感だけとってみれば最近のカリレケに似ているかも。Radialはもっとずっとモノトーンで、カリレケほど弾けてはいないけれど。
公開されている今年頭のライブ音源が最高なので、リンクを貼っておきます。もうずーっと繰り返し聴いてる。今回のアルバムに収録されている曲もいくつか入っているので、身もフタもない話、この音源を聴いているだけでも十分だと思います。DJじゃない限り、バラで必要になることはないと思う。本当にcontributeしたい人だけお金を払って買えば。
http://www.audioassault.com/sets/Radial_Live@Awakenings_26_01_2008.mp3
当初のリリース予定は10月とのことだったものの、けっこう伸びて、11月24日になったようです。最近のPlanet Rhythmの流れからすると、デジタルのリリースも期待できそう。
以下、公式のアルバム告知サイトです。全曲試聴できます。
Radial - Deleted Scenes
http://www.thisisradial.com/
ふと思ったんだけど、disappearedじゃなくてdeletedってことは、消えたというより「消された」というニュアンスなのかも?
[ 日記 ]
Spiel!#21
ティアと前後するけど、15日の土曜日、復活したSpiel!@茶箱に行ってきました。渋谷のキンコーズで本のコピーを済ませてから早稲田に向かい、途中で切り上げてトンボ帰って製本作業、みたいなスケジュールで。
日記の過去ログ検索かけたら、初めて茶箱に行ったきっかけがSpiel!だった(自分でも忘れていた)。2004年2月のこと。あれから4年と9ヶ月、ココから始まった人とのつながりが爆発的に広がっていることを振り返ると、色々と感慨深いです。
HTC*さんの初テクノDJは、楽しそうにプレイしているのが伝わってきて良かったです。ここが一番大事ですよね。特に後半はピッチ合わせに苦労する様子もなく、ブースに貼り出してあった3枚のポスターの効果もあって、世界観がばっちり出てたと思います。
koumeさんは山下達郎に808 Stateに、大ネタを交えたミックスで上がりました。もっとハウス的なロングミックスをされるのかと思いきや、カットインやバックスピンでガシガシ繋いでいくテクノ的なプレイで、超手もとを見てしまいました。
時間的に、ここうさんの途中で帰らざるを得なかったんですが、ブースの中であんなにテンション高いところは初めて見ました!ハッピーなオーラ出てました。
コンセプトがしっかりしていて、実際にたくさんの人のきっかけになっているパーティーってすごいなと改めて思いました。リレーションズもあの雰囲気をひとつの目標にしたいなぁ。
関係者のみなさん、お疲れさまでした。
[ 漫画 ]
コミティア86お疲れさまでした
いつものように、充実感と虚脱感と自信と屈辱がない交ぜになったような心境を噛み締めてます。これが即売会の醍醐味。本を買っていただいた方々、ありがとうございます。
新刊は、予告通りのコピー本が間に合ったのでそれと、滑り込みで入ってきた宮田くんの4p本を出しました。あと、前回作った本を。たる屋さんに書いて頂いたこの本のレビューが、今号のティアマガに載っていました。ちょー恐縮しています。
他のサークルさんの本は、時間的に見本誌コーナーに行けなかったこともあり、あまり新しいものは発掘できませんでしたが、顔馴染みの作家さんの新刊はゲットできました。あと、ファンだった市田さんの本が買えたのが嬉しいです。
終了後は大井町のプロントで一休みしたあと、川崎でもつ鍋反省会。おっつーでした。
次回は来年2月15日だそうです。
2008年11月13日
[ 漫画 ]
コミティア86に参加します
次の日曜日にビッグサイトで行われるコミティア86にサークル参加します。て18a「B2B」です。
新刊は『初歩の魔法(仮)』本文16p。久しぶりにガチの短編読み切りを描いてみた(前回はショート連作、その前は時事ネタ本)ので、よろしくお願いします。っていうか当然まだ描いてる途中なんだけど。宮田くんは何か出すのかな。出すならコスモの続きのはず。
作業にあたって、昔描いたものをいくつか読み返してみた。今まで、一度描いた本はほとんど読み返すことなく棚に突っ込んでたんだけど(だから上達しない)、3~4年寝かせておくと、逆に平気になってくる。
絵はヘタなのはおいといて、描きたいマンガの方向性はあんまり変わってないと思った。非日常的な世界の日常、って感じで、ドラマよりもシチュエーションが描きたいというか。お話に全然興味がないってのはマンガ描く人としてどうなの、というのは常々自問するところなんだけど、映画も小説も好きじゃないし、根本的にそーゆー素養がないんだと思う。
あと、まとめて読むとけっこう破滅的なオチが多いなと思った。壊したり壊れたりするんだけど、まいいか、みたいな。かなり性格出てるな。
時間できたら、古いのまとめて公開してもいいかな、と思ってます。
ってことで、毎度ですが有明で会う方よろしくです。まずはこの原稿上げないと。
2008年11月11日
[ ゲーム ]
DSiのカードスロットの接触がおかしい
とりあえず、ざっと報告だけ。
先日買ったNintendo DSiですが、(SDじゃなくて)ゲームカードのスロットの具合がおかしい。カードを挿しても認識しないことがあって、そのままちょっと触れると認識することがある。それだけなら問題ないんだけど、逆に、ゲーム起動中に指がカードに当たると、エラーで落ちることがある!リード/ライト中に落ちるとかなり危ない。
症状としては、どうもカードスロットが接触不良のような感じ。
似たような報告がないかと思ったら、一件だけあった。
ニンテンドーDSi 不具合報告スレ
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1224773396/542
設計上の問題ならもっと話題になっているハズだし、やっぱり個体差なのかな?いずれにしても、このままだとちょっとコワい状態なので、セーブデータがあるゲームはできません。
暇をみて任天堂に問い合わせようと思います。同じ症状の人がいたら教えてください。
[ テクノ ]
御茶ノ水テクノ祭り
御茶ノ水ユニオンの100円セールがやばいらしい、というmir_sieくんのブログを見て、近所での打ち合わせのついでに寄ったら本当にヤバかった。
[おんがく]ソーリー、ハーテク : 2008-11-09 - がんばる
http://d.hatena.ne.jp/mir_sie/20081109#p1
往年のテクノDJが廃業したので全部売りましたレベル。あれとかこれとか、全部100円ってのは嬉しいのは間違いないんだけど、妙に切ないというか。収穫だけリストアップしておきます。分かる人だけ分かってください。
- Oliver Ho /Chapter One [Meta 1]
- Killabite /1 [Killabite 1]
- Killabite /2 [Killabite 2]
- Ben Sims /The Loops [Hardgroove 1]
- V.A. /2 [Product 2]
- Gaetano Parisio /Advanced Techno Research Vol.2 [Art 2]
- V.A. /10.1 [Theory 10.1]
- V.A. /10.3 [Theory 10.3]
- Hardcell & Johan Bacto /Reason To Kill [Theory 17]
- Ben Sims /Momento En El Tiempo [Primate 65]
- Marco Bailey /Enter The Dragon EP [Primate 67]
- Mhonolink /Radioshow [Tritone 16]
- Paul Mac /8 [Stimulus 8]
- Adam Beyer /Protechtion [Drumcode LP1]
- DJ Shufflemaster & Deetron /Double Exposure Vol.1 [Phont Music 6]
- Chester Beatty vs DJ Shufflemaster /Beat Boxx EP [Cloned Vinyl 1]
- D'Wachman & HD Substance /Selected Grooves EP [Primary 16]
- Olav Basoski /Samplitude Vol.12 [Superstar]
リストアップしてて気付いたけどTheory 17番持ってたわ。この他にも、持ってるから買わないけど、って名盤がゴロゴロしてた。mir_sieくんありがとうー。
あまりにもヤバいのでTwitterでうなさんに連絡したら、速攻で行ってて笑った。さすが!80枚近く回収したとのことで、補充されてなければペンペン草程度かもですが、興味ある方は行ってみるといいと思います。クラブミュージック店のほうです。
なんというか、私はテクノロジーを絶対的に信じているので、アナログベースのDJ文化なんか1秒でも早く終わったらいいと思ってるんだけど、その一方で、文化的な活動としての「レコードを買う」っていう行為は永遠に続けたいと思ってる。このあたりが心情的に複雑なところです。やっぱ楽しいんですよーレコ箱漁ってるの。
2008年11月08日
[ テクノ ]
Hardgroove復活
5番のリリースから4年!待った。長かった。
Ben Sims - The Dubs 3
http://www.triplevision.nl/release/HG+006/
hardgroove006 : SPLINTER PRODUCTIONS
http://www.splinterproductions.net/shop/product_info.php?cPath=57..
今年のアタマに出たミックスCDに収録されていた未発表曲や、Paul Macのリミックスを含めた4トラック。A1の"Dubs 3"がやばい!2008年にもなってこんな発狂DJツールを作ってくれるなんて最高すぎる。ありがとうございます。
リリースノートによれば、007と008も続けて出るそうで、MySpaceのBen Simsチャートにも007収録予定のThe Adventのリミックスについて書いてある。
4.BEN SIMS.WELCOME TO THE CLUB/ADVENT VS INDUSTRIALYZER REMIX.CDR
scheduled for release later this year on hardgroove, this is a tearin' loop and sample driven monster of a remix
3月にブックマークしたUnderground Galleryのインタビューの中でHardgroove復活について触れていたものの、そのあと音沙汰がなかったので、どうなったのかと思ってた。Triple Visionの新譜情報をぼーっと見てていきなり知ったから、超心拍数上がった。あー、びっくりした。
Junoには11月10日リリースって書いてある。デジタルでも出るかな?というか普通にアナログ新譜でほしいけど。
Ben SIMS - The Dubs 3
http://www.juno.co.uk/products/334739-01.htm
[ ゲーム ]
DSi買いました
昨日の話。ビックやヨドバシは、経験的に、週末を控えた金曜の夕方以降に緊急入荷のケースが多いので、早稲田行きがけに渋谷ビックに寄ってみたら、案の定あった。黒にしてみました。写真は、開封した茶箱のカウンターで撮ったもの(25%縮小)。ミックスナッツおいしいです。
そのまま茶箱の無線LANをお借りしてDSiブラウザ"ー"をダウンロード。軽い!というと語弊があるかもだけど、旧DSブラウザをわりと使っていたので、それと比較して体感的には、って話。簡潔なコードで書いてあるページはコンテンツ量があっても軽く、そうじゃないページはそれなりに、というレベルです。mixiとかモバイル版で見れればいいのに。
iPod Touchよろしくタッチスクロール時に慣性がついてたり、細かいエフェクトが変わったおかげで、だいぶスマートになっている印象。仕様関係はこちらで。
ニンテンドーDSiブラウザー:主な仕様
http://www.nintendo.co.jp/ds/series/dsi/menu/browser/spec.html
DSi本体そのものに関して言うと、画面の大きさどうこう以前に、タッチスクリーンの誤差が解消されたことが大きいです。DSLiteでピクトチャットを使うと分かるんだけど、左から右にツーッと線を引いたときに、線がだんだん離れていく(実際にタッチしている場所との誤差が大きくなっていく)のが気になってた。
で、これで何が変わったのかっていうと、DS-10です。
KORG DS-10 Blog » 【速報】DSiでやってみた!!
http://www.ds10blog.jp/?p=523
佐野さんが書いてる通り、画面と音量が大きくなったのに加えて、ツマミやピアノロールが格段に操作しやすくなった!特に、シンセエディット画面で、フィルターの種類(LPF/HPF/BPF)を選ぶスイッチを動かすとき、ちゃんとスイッチが反応してくれるのがうれしい。これだけで楽しさ倍増。
DSLiteの件はもしかしたら個体差かもしれないけど、似た話はいくつか聞いていたので、DSiではそのあたりが補正されたんじゃないかなと思います。公式には変更点に挙げられてないので、ここは個人的にプッシュしておきます。
写真まわりでは、PC内の画像を転送してDSiで遊べないかいろいろ試してみた。基本的には、普通に写真を入れててもDSi側では読み込めるファイルとして認識してくれないんだけど、VGAサイズの画像にEXIF情報をDSi写真からコピペして、同じフォルダに放り込んだら、枚数だけはカウントされた。でも開けない。どこで判定してるのかなぁ。
DSiサウンドもちょっとだけテスト。AACへのエンコードはiTunesでもいいんだけど、普段の設定を変えるのもあれなのでBonkEncを使ってみた。支障なく再生できました。iTSで購入した、DRMかかってるAACファイルはやっぱり開けなかった。
ってわけで、現状ではまだ細かい不満が改善されたDSLite、というくらいの位置付け。DSiウェアでGB/GBAタイトルのダウンロード販売が始まるだけでも大化けするんだけど、まだ発表されてもいないからなぁ。
以下、購入前に参考にしたレビュー記事など。
21世紀にもなって縦192ドットしかない恐ろしさ
http://japanese.engadget.com/2008/11/01/dsi-impression/
将来的にはいろいろ面白い可能性を秘めたマシンですが、今はまだただのゲーム機です。
2008年11月05日
[ 日記 ]
オバマ大統領
いかにも寒そーなSpringfieldでの"but I'm fired up"の立候補演説から2年近く続いたショーの結末としては、かなり劇的かつハッピーエンドなオチでした。とか言ったらアレかな。まがりなりにもノンフィクションなんだし。
今朝は8時くらいからCNNの選挙特番をつけてて、最初の2州の開票速報から、序盤あたりまで見てました。あとはWebで。CNN.comのFlashウィジェットが自動更新で最速のようだったので、ダラ見しつつ、刻々と変わるThe Huffington Postの見出しをチェックしてたりとか。
もう序盤で差がつき始めていたころ、主要メディアのサイトでFOX NEWSの速報だけ機能してなくておかしかった。ほんとにトラブルだったのかなぁ。
日本時間の午後1時にCNN他で当確が出たあと、2時からUstreamの生中継で演説を聞いた。繋いだ時点で同時接続3万人くらい?だったと思うけど、時々カクッとなる程度で、基本的には中継はスムーズだった。もー、最後の最後まで完璧なスピーチで、"Yes, We Can."のコール&レスポンスがじわじわ始まったときは、なんだこれはと思った。106歳の黒人女性の話も分かりやすかったし。先日亡くなった祖母のくだりでも、妙に湿っぽくならないところがこの人らしい。
Joe The Plumber、もといDan The Bloggerが速攻で訳してくれてます。
404 Blog Not Found:惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in full
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51134807.html
選挙関連で面白かったサイトはこことか。
GET YOUR ASS OUT OF THE HOUSE AND VOTE! .COM
http://getyourassoutofthehouseandvote.com/
ドメインだけだけど。こういう、人に伝えたくなるようなネタの伝播の早さとかっていうのが、今回のイベントの特徴だったような気がする。
diggのコメントで、大統領選に関心があるカナダ人だとか、あるいは各国のリベラルなネットユーザーによる「オバマに入れてくれてありがとう」的な書き込みを見ていて、4年前の"Sorry Everybody"キャンペーンを急に思い出した。まだサイトが残っててびっくり。
Sorry Everybody
http://www.sorryeverybody.com/
このときは、ブッシュを再選させてしまったことに対して、アメリカの良識ある人々が世界に対して謝ったんだよね。まだ写真いっぱいある。当時はまだ見えにくかったこういう層の動きが、今やっと可視化されてきたのかなという気はします。
もちろん、何事もまだこれからなんだろうけど、(演説の通り)妙なシニシズムをもって批評するよりかは、気分的にはとりあえず祝いたいです。
http://epxstudio.tumblr.com/post/58062834/via-samreich
[ 日記 ]
Election Day 2008
私は国内の選挙にはもうしばらく行ってないんだけど、アメリカの大統領選は、純粋に世界規模のショーとして興味があって、見てます。
前回の2004年のときは、Mario Ranieriが"Election Day 2004"と題したDJミックスを公開して、ハードテクノ界隈も盛り上がってました。この中で使われてる本人の"It's A Campaign Of Fear And Consumption"って曲は、アカデミー賞でのマイケル・ムーアの受賞スピーチを拾ってきて貼りつけたトラックで、すごくよく出来てた。まあ、残念ながら、ブッシュが再選されてしまったわけだけど。
Michael Moore winning an OscarR and blasting Bush
http://www.youtube.com/watch?v=M7Is43K6lrg
今回も同じようなことやってる人いないかな、と思ったら、テックハウスのMatt Floresというアーティストがやってました。7月24日のベルリンでのオバマ候補のスピーチ(戦勝記念塔の前で、ラブパレード状態だったやつ)をサンプリングした曲。正式リリースされるけど、11月4日中は無償公開らしい。なんか登録が必要なのでまだ落としてない。
FREE DOWNLOAD On Nov 4th - Matt Flores - Now Is The Time
http://www.deepershades.net/dsoh-related/free-download..
閑話休題。
オバマ候補のスピーチの、ショーとしてのエンターテインメント性はものすごくて、最初に2004年のDNC(Democratic National Convention)のスピーチをYouTubeで見たときは衝撃だった。短い言葉で畳み掛けるようなリズム、聴衆のノリを歓声から読み取って、強弱の波長を合わせていくテクニック。安易な比喩だけど、これはDJだなぁと。
YouTubeに、指定した秒数からムービーを再生するアンカーリンク機能がついたみたいなので、後半の一番盛り上がるあたりにリンク張ってみます。
Barack Obama 2004 DNC Speech Part 2
http://www.youtube.com/watch?v=1UDKXKGZ3PY#t=3m20s
何度見ても凄い。これ、John KellyとJohn Edwardsを大統領と副大統領に推薦するスピーチであって、この人の立候補演説じゃないですよ。このたった4年後に、この人自身が大統領に選ばれつつあるっていうのが感慨深い。スピーチ全文はWikisourceに上がってます。
2004 Democratic National Convention keynote address
http://en.wikisource.org/wiki/2004_Democratic_National_Convention_keynote_address
政治ネタではSPIKE.COMに掲載されるComedy CentralのThe Daily ShowとColbert Reportが面白いのでよく見てるんだけど、サラ・ペイリンが副大統領に指名された日の放送がめちゃくちゃ笑えた。YouTubeは消されてしまったみたいなので、こっちで。
Stewart & Colbert Mock Sarah Palin VP Choice » Crooks and Liars Media
http://crooksandliars.com/media/play/wmv/6189/22547
ペイリンはかっこうのオモチャにされてしまったというか。有名なティナ・フェイのモノマネもそうだし、「アラスカはロシアに近いから外交経験がなくても問題ない」とかトンマなことを言ってしまった人がいたせいで、こんなひどいビデオもある!
The First Minute of "Who's Nailin' Paylin" (Safe for Work)
http://www.youtube.com/watch?v=X5Ph8msKo0w
ともあれ、明日が楽しみです(これで共和党が勝ったらすごいな)。
2008年11月04日
[ 日記 ]
雨のインテルラゴス
週末の記録など。
土曜日は三茶DUNEの"Slow Days"に遊びに行く予定だったけど、細かい作業を潰しているうちに電車がなくなってしまった。リレーションズも踏まえて、いろいろ新しい音をチェックしておきたかったのに残念!
翌、日曜は午後からここうさん宅にお邪魔して、出たばっかのDSiを見せてもらったり。画面大きいし、Liteにあったタッチスクリーン感度の左右の誤差も改善してるみたい。普通に店で売ってるの見たら買っちゃうかも。
DJ練習のため遊びに来ていたHTC*さんを交えて、持ち込んだElectribeでセッションしたりとかなんとか。娯楽がいっぱいのプレイルームは、どこか秘密基地っぽさもあり最高でした。ひとしきり遊んだあと、鍋をごちそうになって帰宅。ありがとうございました。
今年は、F1はあまり熱心に見てたわけじゃないんだけど、それでも決勝を追う程度には見てた。最終戦ブラジル、すごかったね。雨があんな伏線になるとは。最終ラップの最終コーナーであんなことになるとは。マシンの性能を競い合った結果として、あんな人間くさいオチが用意されてるっていうのは、なんというか、やっぱスポーツなんだなと思った。
あと、クルサードお疲れさま!飛行機事故で死にかけたときはどうなるかと思った。
ここ何日か、6月に急逝したアメリカのコメディアン、George Carlinにハマっている。YouTubeに上がってるHBOのショーのシリーズを毎晩見てて、なかなか寝れない。今度、面白いとこをピックアップして記事にするつもり。
こういうタイプの芸人は日本にはいないなぁ。一番近いのは立川談志かな?
2008年11月03日
[ EPX studio ]
近い予定など
ちょっと気を抜くと平気で一週間とか経ってるから困る。今後に向けていろいろ動いてますので、先にさらっと予定だけ書いておきます。
まず、7日の今週金曜に茶箱で行われる、ここうさん主催のElectribeワークショップ第2回、これにESX-1持ち込みで参加の予定です。詳細はオフィシャルをご覧くださいませ。
それから、16日(日)のコミティア86にサークル参加します。て18a「B2B」です。まだネームもやってないけど、何かしら作る予定です。直前になってバタバタ告知すると思いますが、いつものことですね。なんか代々木公園ではレイヴとかやってるっぽいけど(ちょー行きたい!)、ビッグサイトも忘れないでください。
20日(木)は、9月に続き、バータイムの茶箱で壁DJをさせていただくことになりました。いい感じの4つ打ちトラックをいい按配でかけますので、お仕事上がりで早稲田でまったり飲みましょう。近くなったらまたリマインダで告知します。
来月13日(土)は、unaくんとの"R3LAYTIONS"の第2回があります。既にゲストDJも決定し、まもなくサイトにて情報公開の予定です。とりあえずカレンダーにチェックチェック!
現時点でお知らせできるものはこれくらいです。あと裏でいろいろ進行してたりしますが、基本、年末年始の予定はまだガラガラですので、オファー関係は右上のアドレスまでよろしくお願いします。