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2008年11月05日
[ 日記 ]
Election Day 2008
私は国内の選挙にはもうしばらく行ってないんだけど、アメリカの大統領選は、純粋に世界規模のショーとして興味があって、見てます。
前回の2004年のときは、Mario Ranieriが"Election Day 2004"と題したDJミックスを公開して、ハードテクノ界隈も盛り上がってました。この中で使われてる本人の"It's A Campaign Of Fear And Consumption"って曲は、アカデミー賞でのマイケル・ムーアの受賞スピーチを拾ってきて貼りつけたトラックで、すごくよく出来てた。まあ、残念ながら、ブッシュが再選されてしまったわけだけど。
Michael Moore winning an OscarR and blasting Bush
http://www.youtube.com/watch?v=M7Is43K6lrg
今回も同じようなことやってる人いないかな、と思ったら、テックハウスのMatt Floresというアーティストがやってました。7月24日のベルリンでのオバマ候補のスピーチ(戦勝記念塔の前で、ラブパレード状態だったやつ)をサンプリングした曲。正式リリースされるけど、11月4日中は無償公開らしい。なんか登録が必要なのでまだ落としてない。
FREE DOWNLOAD On Nov 4th - Matt Flores - Now Is The Time
http://www.deepershades.net/dsoh-related/free-download..
閑話休題。
オバマ候補のスピーチの、ショーとしてのエンターテインメント性はものすごくて、最初に2004年のDNC(Democratic National Convention)のスピーチをYouTubeで見たときは衝撃だった。短い言葉で畳み掛けるようなリズム、聴衆のノリを歓声から読み取って、強弱の波長を合わせていくテクニック。安易な比喩だけど、これはDJだなぁと。
YouTubeに、指定した秒数からムービーを再生するアンカーリンク機能がついたみたいなので、後半の一番盛り上がるあたりにリンク張ってみます。
Barack Obama 2004 DNC Speech Part 2
http://www.youtube.com/watch?v=1UDKXKGZ3PY#t=3m20s
何度見ても凄い。これ、John KellyとJohn Edwardsを大統領と副大統領に推薦するスピーチであって、この人の立候補演説じゃないですよ。このたった4年後に、この人自身が大統領に選ばれつつあるっていうのが感慨深い。スピーチ全文はWikisourceに上がってます。
2004 Democratic National Convention keynote address
http://en.wikisource.org/wiki/2004_Democratic_National_Convention_keynote_address
政治ネタではSPIKE.COMに掲載されるComedy CentralのThe Daily ShowとColbert Reportが面白いのでよく見てるんだけど、サラ・ペイリンが副大統領に指名された日の放送がめちゃくちゃ笑えた。YouTubeは消されてしまったみたいなので、こっちで。
Stewart & Colbert Mock Sarah Palin VP Choice » Crooks and Liars Media
http://crooksandliars.com/media/play/wmv/6189/22547
ペイリンはかっこうのオモチャにされてしまったというか。有名なティナ・フェイのモノマネもそうだし、「アラスカはロシアに近いから外交経験がなくても問題ない」とかトンマなことを言ってしまった人がいたせいで、こんなひどいビデオもある!
The First Minute of "Who's Nailin' Paylin" (Safe for Work)
http://www.youtube.com/watch?v=X5Ph8msKo0w
ともあれ、明日が楽しみです(これで共和党が勝ったらすごいな)。