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2008年11月05日
[ 日記 ]
オバマ大統領
いかにも寒そーなSpringfieldでの"but I'm fired up"の立候補演説から2年近く続いたショーの結末としては、かなり劇的かつハッピーエンドなオチでした。とか言ったらアレかな。まがりなりにもノンフィクションなんだし。
今朝は8時くらいからCNNの選挙特番をつけてて、最初の2州の開票速報から、序盤あたりまで見てました。あとはWebで。CNN.comのFlashウィジェットが自動更新で最速のようだったので、ダラ見しつつ、刻々と変わるThe Huffington Postの見出しをチェックしてたりとか。
もう序盤で差がつき始めていたころ、主要メディアのサイトでFOX NEWSの速報だけ機能してなくておかしかった。ほんとにトラブルだったのかなぁ。
日本時間の午後1時にCNN他で当確が出たあと、2時からUstreamの生中継で演説を聞いた。繋いだ時点で同時接続3万人くらい?だったと思うけど、時々カクッとなる程度で、基本的には中継はスムーズだった。もー、最後の最後まで完璧なスピーチで、"Yes, We Can."のコール&レスポンスがじわじわ始まったときは、なんだこれはと思った。106歳の黒人女性の話も分かりやすかったし。先日亡くなった祖母のくだりでも、妙に湿っぽくならないところがこの人らしい。
Joe The Plumber、もといDan The Bloggerが速攻で訳してくれてます。
404 Blog Not Found:惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in full
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51134807.html
選挙関連で面白かったサイトはこことか。
GET YOUR ASS OUT OF THE HOUSE AND VOTE! .COM
http://getyourassoutofthehouseandvote.com/
ドメインだけだけど。こういう、人に伝えたくなるようなネタの伝播の早さとかっていうのが、今回のイベントの特徴だったような気がする。
diggのコメントで、大統領選に関心があるカナダ人だとか、あるいは各国のリベラルなネットユーザーによる「オバマに入れてくれてありがとう」的な書き込みを見ていて、4年前の"Sorry Everybody"キャンペーンを急に思い出した。まだサイトが残っててびっくり。
Sorry Everybody
http://www.sorryeverybody.com/
このときは、ブッシュを再選させてしまったことに対して、アメリカの良識ある人々が世界に対して謝ったんだよね。まだ写真いっぱいある。当時はまだ見えにくかったこういう層の動きが、今やっと可視化されてきたのかなという気はします。
もちろん、何事もまだこれからなんだろうけど、(演説の通り)妙なシニシズムをもって批評するよりかは、気分的にはとりあえず祝いたいです。
http://epxstudio.tumblr.com/post/58062834/via-samreich