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[ テクノ ]

HPX06がやばい

先日、mp3販売大手のbeatportが日本語対応したので、遅ればせながらアカウントを作ってみた。で、真っ先に買ったのがこれ!

Cari Lekebusch's Hybrid Productions Megasession 2006
http://www.lekebuschmusik.se/Bilder/hpx06desktop.gif

H.Productionsの正式なリリースで、カタログナンバーでHPX06にあたる作品。なんと、1トラック53曲のDJミックス!しかも93年から06年までの同レーベルの作品を網羅したセルフミックスで、長さにして3時間5分とか!こんな狂ってるもの、買うに決まってんじゃん。トラックリスト見てるだけで鼻血が止まんない感じ。値段も11ドル99セントとかで、普通のミックスCDと比べても価格設定が明らかに間違ってる。

ダウンロード購入は思っていたより簡単だった。ただ、もちろんビットレートは320kなので、サイズも430MB、ダウンロードに3時間以上かかった。beatportって重いんだね。ほぼ実時間だよ。

聴いて分かったのは、これ、アナログミックスだってこと!すげえ!自分とこの音源ばっかりなんだし、いくらでもソフトウェア上できれいにミックスすることはできると思うんだけど、敢えてかなんだか、3時間篭って一発録りっぽい。病気だよ。
あと特筆すべき点としては、NFL Kruのメンバーでもあるラガ系ラッパーのDouble-KがMCで参加してます。これが控えめながら存在感があって、10年以上前の古い曲がすごく新鮮に聞こえる。かっこいい。

私、カリレケ大ファンだけど、あれだけ膨大なリソースのなかから決定版的なミックスを録るとなったら、その労力は半端じゃないと思う。HYB時代のスカスカのミニマルから、Vet Dom Som För Attでブイブイいわせてた頃の変態ハードミニマル、その後の変態スペースエレクトロに、最近のファンキーなハード4つ打ちまで。徹底的に網羅してます。

モノがモノなので、CDみたいなDJミックスに向かないメディアじゃリリースできなかった。これは、全てのカリレケスキーに捧げる作品。

余談:
mixiでカリレケ部やってますのでよかったらどうぞ。

[ テクノ ]

Reboot

昨日はK先輩に誘われて久しぶりにReboot行ってきました。Air隔月開催になってから初めて遊びに行ったんだけど、マニアックに間取りが似てるせいか違和感なかったな。前にAir行ったときとも客層が全然違って、普通に気持ちよく楽しめた。

なんというか、改めて各DJともキャラが立っていて、バランスがとれていると思った。長く続くパーティーの条件かもしれない。Q'Heyさんの今の選曲は、流行ってるBailey系で個人的にはあまり好みじゃないんだけど、古い曲もちゃんと使う正統派テクノDJのタカミさんがいて、硬派なハードミニマルをかけるマユリさんがいて、今売れてる曲をかけるキューヘイさんがいて、それでバランスがとれているんだと思う。次回で10周年ってことだけど、これだけ移り変わりの激しいなかハードテクノで10年パーティーやるって、やっぱり凄いですよ。それだけの理由があるのかなと。

っていうかタカミさんのDJが好きだ。上手い。エレクトロから徐々に上げていくところでカリレケには笑ったわ。ツボすぎて。

[ テクノ ]

たぶんラスト、の11枚

雪が降ったり、田園都市線が止まったり、今週もいろいろありました。そんなさなかにもスパイス行ったりして、最後の残り物を回収。さすがにもう私が買うものは買い尽くしたかな。

  • Michael Burkat /Inconstant Places [Fine Audio LP2]
  • Alex Sword + John Chevalier /Suicide [Phuture Wax 11]
  • Davide Squillace /4everwhite [MiniSketch 1]
  • Leandro Gamez /That's Because You're Stupid [Phont Music 17]
  • Steve Stoll /Handiwork [212 Productions 5]
  • Rue East /2004 EP [Manuke 2]
  • Pehr Herb /Bass Reflex Body One [Backdraft 1]
  • Petar Dundov /Tin Soldier [Music Man 109]
  • Pounding Grooves /33 [Pounding Grooves 33]
  • Luke Slater /Freek Funk [Novamute 57]
  • Gotan Project /Triptico [Ya Basta!]

今日はフロッグマンの冬眠パーティー@UNITかぁ。自分のテクノ暦においては、フロッグマン周辺との接点はまったくなかった。今年になって、初めて1枚買った、ってくらい。でも、リアルタイムでコミットしていた世代の人がうらやましいとは思う。世代じゃないか、なんだろ、文化圏かな。
それはそれとして、この対談はめちゃくちゃおもしろかった。フロッグマンを知らない自分だからかもだけど、点と点が繋がっていく感じ。読み応えありますよ。

Frogman Column vol.2
http://www.higher-frequency.com/j_interview/frogman_02/

ここのところ、ようやく年末の1号店の閉店のときにドカッと買ったレコードを、少しずつ消化していってる。初めて聴くときって両面合わせて30秒くらいしかかけないので、ちゃんと聴いてみたら良かった、ってのもあるし、もちろんその逆もある。
Umekの"Telontol"が超良かった!A2の"Ganolam"って曲がUmek節炸裂でやばい。ある時期以来のUmekって、個人的になーんか軟派な印象があって興味なかったんだけど、これは03年作のわりに変則キックと毒シンセと怪ブレイクで突き抜けてる。こういうアクの強さをもった音ってもっと出てきてもいいのにな。「作者は病気シリーズ」みたいな。

Umekといえば、スロベニアに関して今日こんな記事を見つけた。

スロベニア:「何でも1番乗り」の小国 (知られざる欧州の素顔)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20080118/144771/

考えたら東欧でリュブリャナほどテクノシーンが根付いた都市って知らない。レーベルで言ったらそれこそConsumer RecreationからAbsense、Kial、Expire、かなりマイナーだけどMatrix Musikってのもスロベニアか。あと何年か前にシュランツのCardiac Arrestってレーベルのオーナーとやりとりしていたこともある(レーベル立ち上げ前の話)。

「スロベニアでは、テクノのパーティーには5000人位集まるけど、SashaやDigweedといったUKのトランスDJじゃ300人集めるのが精一杯だろうね」

というのはfrfqのUmekのインタビューより。やっぱヘンな国だよね。

[ 日記 ]

個人名刺を作る

重い腰を上げて、ちゃんとした名刺を作ろうかと。で、印刷屋を探しています。

初めは、アカウントもあるしグラビティでいいかと思ったんだけど、納期が異常に長いうえにかなり高いみたいなので、名刺専門のところのほうが良さそう。
要件としては、

  • 片面カラー
  • デザインできてます(年末年始しこしこ作ってた)
  • 30日(退職日前日)までに納品できるならOK
  • 決済は振り込みでもカードでも

ググったらものすごいヒットしたので、おすすめの所があれば教えてください。

[ 日記 ]

ダウン(2回目)

こともあろうに今年2度目の風邪を引きました。カンベン。

昨日は渋谷でスパイスの半額セール漁って、その足で茶箱のThrustリリースパーティーに行く予定だったんだけど、夕方家を出た時点で調子がおかしかった。とにかく寒くて、でもそれが普通に寒いのか、微熱があって寒気がしてるのかワケわかんない状態で電車乗ってしまって、渋谷に着いたときに初めて後者だと確信した。
とにかくスパイスは、と思って向かったものの、ほとんど顔面蒼白でレコード掘ってるのが自分でも分かったんで、早稲田はあきらめて帰宅。ひとにうつすわけにもいかないし。
そんななかで回収してきたレコードのリスト。

  • Technasia /Hydra [Technasia 4]
  • Monika Kruse /Latin Lovers [Terminal M 23]
  • Eric Prydz /Human Behaviour [Pryda 1]
  • Ben Sims /Re-Edits.Re-Mixes.Re-Works [Hardgroove 5]
  • Adam Beyer /Ignition Key [Truesoul LP1]
  • 808 State /Cubik [Tommy Boy]

で、帰って計ったら38度。熱よりも消化器系の具合の悪さが尋常じゃなくて、とくに普段胃は丈夫なほうなのでかなり動揺した。つらい。
一晩明けて、熱は下がったけど胃が…。ほとんど何も食べれてない。

新年早々レンチャンで風邪なんて病弱すぎだよ。初詣行ってないもんで天罰てきめんですよ。

[ テクノ ]

スパイス2号店も閉店

公式リリース出てます。

「スパイス・レコード2号店」 閉店のお知らせ

テクニークの姉妹中古盤店、スパイス・レコードの2号店は、1号店に続き建て替えの為、1月27日(日)をもって閉店させていただくことになりました。
お客様には長きに渡りご愛顧頂きました事を心から感謝申し上げます。

最後にお客さまへの感謝を込めて、1月19日(土)から25日(金)まで全商品半額、さらに26日(土)と27日(日)は全品70%オフにて全ジャンル最終セール販売させていただきます。是非、ご利用くださいませ。

重ね重ね、今までのご利用ありがとうございました。

http://www.technique.co.jp/gaze/nitty-gritty/of/news.synthdef?id=176

1号店の残りがまだかなりあるので、気になる方はお早めに。
神様級の名盤が泣きたくなる値段で売ってます。

[ 旅行 ]

シドニーへの道 その1

シドニー行きを決めたはいいものの、海外旅行のための具体的な手順が全然わからない。こそこそ進めていきなりピューッて行ってもいいんだけど、どうせ色々バタバタするはずなので、いい機会だし準備の状況を逐一記録してみます。あと、このあたりの事情に詳しい方々のツッコミを期待して。

さて、とっくにオリンピックも終わった、しかもいま捕鯨問題でグニャグニャしているオーストラリアに、なんで私がわざわざ行きたいかっていうと、子供のころ住んでいたからなんですね。正確には1989年の1月から、1992年の8月までの3年半。学年でいうと小2の3学期から小6の1学期まででした。
住んでいたのはシドニー郊外のタラマラ(Turramurra)という町で、そこから通学バスでさらに郊外のシドニー日本人学校に通っていました。最初に住んだ家はこういうところ。森だ。同じ縮尺の町田駅周辺がこんななわけで、まあ、自我が形成される少年期にこういう環境で育ったというのは、今の自分に少なからず影響しているとは思います。

とはいえ、15年以上も前の話なんで、住んでいたことははっきり覚えているけれど、細かいディテールがかなりボンヤリしてきている。今回行ってまずやりたいのは、その輪郭をなぞってくることです。

昔話は追々書いていくとして、今、これまでにしていることをまとめておきます。

パスポート、持ってません。申請するのに以前のものが必要らしいので、預けていたものを引っ張り出してきたところ。最後に作ったのは韓国に行った中3のときなので、もちろん写真もそのときの自分だ。わけぇー。

『地球の歩き方 シドニー&メルボルン』を、実は去年の11月くらいに買っていました。情報収集の基礎はこの本なんでしょ、たぶん。ざっと見たところ、15年でそれほど変わっているような印象は受けなくて、載ってる写真を見るだけで色々記憶が甦ってくる感じなんだけど、実際行ったらどうだろうな。住んでいたときはほとんど親の車に乗せられての移動だったので、はっきり言って土地勘がまったくない。

ところで、単身で行く以上、やっぱり問題になってくるのは英語力です。住んでいたといっても、日本人学校に通い、日本人の友達と遊ぶことが多かったので、帰国直後もいわゆる帰国子女みたいにペラペラ喋れるわけでは全然なかった。しかも英語勘みたいなものって、使わないとどんどん失われていくもので、維持するために通っていた英会話学校を中2くらいに辞めてからは、全く話せる自信はなくなりました。資格らしい資格も持ってないし。
発音が染み付いていることと、読むことに対する抵抗がないのが救いというくらい。

オーストラリアABC放送の朝8時のニュース番組「AM」のPodcastを、去年の10月から毎日聴くようにしていて、そろそろ3ヶ月になります。ものすごいオーストラリア訛りにはだいぶ慣れてきたけど、正直まだ聞き取れない。だって番組タイトルからして「アイエム」って発音するんだよ。番組はいつも"It's half past 8."って言って終わるんだけど、これも「ハーフパストアイト」だし。

というところで、続きはまた。

[ テクノ ]

スパイス2号店での20枚

先週の木曜、2号店での収穫物リスト。

  • Fred /Fred 3 [Missile 6]
  • Fred /Fred 4 [Missile 8]
  • DJ Louis /Pleasure Trax [Kaun Trax 4]
  • V.A. /Family Gadgets EP [Statra 12]
  • Speedy J & Adam Beyer /Collabs 100 [Novamute 130]
  • Speedy J & Chris Liebing /Collabs 301 [Novamute 141]
  • Ben Sims/The Dubs [Hardgroove 2]
  • V.A. /Primitive Streak Redefined [Cosmic 17R]
  • Damon Wild /37 [Synewave 37]
  • Oliver Ho /Listening To The Voice Inside [Meta LP1]
  • Stanny Franssen /2nd Gate EP [Zenit 5]
  • Lars Klein /Schlagschatten The Remixes Part 2 [LK Rec 6]
  • V.A. /Corachi Allstars [Corachi 10]
  • Danny Casseau /Project [MB Elektronics 16]
  • V.A. /Expanded Orgasm [Expanded 1]
  • Kay D. Smith /Alternative Memory EP [Composure 5]
  • Alexander Kowalski with Turner /Lock Me Up [Voidcom]
  • Microglobe /Think & Dance EP Vol.2 [MFS]
  • V.A. /Battle Royal EP [Frogman 12R]
  • Gotan Project /Gotan Project Remixes [Yabasta]

100円の棚にまだまだこのクラスの盤があるのです。Hardgrooveの2番が100円とかバチ当たりそう。というか、10枚500円なので実質50円か。。アナログの時代はほんとに終わりが近いんだな(終わった、と言わないところがミソ)。

Fredはあまり好きな部類の音ではなく、今まで知っててスルーしていたんだけど、カリレケワークスは全部集めることにしたので。あの音に至った経緯を知りたい。Statraいうレーベルはよく知りませんが、Alexi Delanoが超かっこいい(地味な)テックハウスを作ってます。Corachiの10はSandy Warezが相変わらず好き勝手やってて噴く。あとはクラシックスな感じでMicroglobeの"All Our Colours"とか"Cell"のMijk van Dijkリミックスとか、マルチマイクを辿ったり。

2号店の処分セールは27日まで、とのことです。これでほんとにほんとに最後。

[ 日記 ]

B2B新年会@横浜

新年ってことで一発気合を入れるつもりで、世界のみやたんを召喚。午後から横浜西口をウロウロしたあと、適当にどっかノリで飲むみたいなゆるいスケジュールで。

ヨドバシで、気になっているサンヨーのXactiを触ってみた。これ、最近自分用のデジカメを新調しようかリサーチをし始めたところで、急に視界に入ってきたモノ。そもそも、デジカメの進化の方向として画素数増加と小型化って頭打ちのような気がしていて、明らかに1200万画素とか不要なわけですよ。かといってデジタルビデオカメラって10万くらいするし、と思っていたら、デジカメの価格帯でムービーに特化した、Xactiとかいうヘンなカメラがあるのを知った。

これ、どうだろ。かなり遊べる気がしているんだけど。似たようなガジェットってないみだいだし、だいたいサンヨーだし、なんか放っておいたら消えてしまうようなキワモノ感があるのでもにょもにょしている。
写真って結局、難しいですよ。ベストな構図で、なおかつベストな瞬間を録れるなんて、いくら画素数が増えてもシロートには無理な話なんで。だったら、動画でずるずる録ったほうが理に適っているし、記録目的なら情報量が多いのはなおいい。メディアとかストレージにかかるコストも格段に減っていることだし、ライフログを録るならぼちぼち静止画より動画なのかなという気もしている。

とか、いろいろ買うのに理由をくっつけだしたらやばいモードだな。もうちょっと考える。

ヨドバシのあと、初めてとらのあなとメロンブックスに行ってみた。すごいね。かなりカルチャーショックを受けると同時に、だいぶ慣れたと思ってたけど自分にはまだまだオタク耐性がないのを実感した。ほとんど逃げるような感じで出てきた。でも勉強なったわ。

マックでだらっとしたり、ハンズをうろついたりしてから、西口のお好み焼屋でサシ飲み。宮田くんと飲んでても、だいたい人生オワタとか逆にオタクバッシングみたいな話しか出ないんだけど、いつも結論としてなんかポジティブなところに落ち着くのが面白い。ことよろみたいな感じで、解散。

[ テクノ ]

ハードテクノは楽しい

昨日はHardonize@茶箱に行ってみた。今どきハードテクノオンリーなんて剛毅なパーティーはなかなかないし、その意気込みに一票投じるようなつもりで、ふらっと。雨降ってたけど、行って良かったです。楽しめた。

さんごさんはいつもの流れるような選曲でがっつりと。起伏の作りかたが上手い!
続くAQUAさんは初見だったのだけど、後半シュランツ地獄に突入して笑ってしまいました。最高です。茶箱で"Hardcore Salsa"が聴けるとは思わなかったなー。
TAK666さんはTraktor DJ。MIDIコンなしであそこまでできるのか。。3台のKPを駆使した文字通りカオスなエフェクト使いといい、ミックスについては手放しで絶賛したいくらい素晴らしかったです。ただこれはPCDJにつきもののI/Oの問題だと思うのだけど、アナログで0から100まで出てるとしたら、5から90の間に情報が詰め込まれた感じというか、PCは大変だなぁと。自分もそうなんですが。

ともあれ、これだけまぁ斜陽と囁かれるようなマイナージャンルで、自分よりも若手のDJが新たにパーティーを立ち上げてくれるというのは頼もしいです。ハードテクノ、まだまだ楽しいですよね。次回を楽しみにしつつ、関係者のみなさまはお疲れさまでした。
#あと、急遽参加できなくなってしまった佐々木さんは残念でした。。

[ EPX studio ]

未発表曲「PD」追加

audio: EPX studio
http://www.epxstudio.com/audio/

4年前のパーティー「PD」のために作った同名のトラックを発掘したので、さっき公開しました。当日配ったアルバム"SOALA"に収録しているので、正確には未発表曲というわけではないけれど、mp3化するのはたぶん初かと思います。リマスタリングこそしていないものの、wavの書き出しからやり直しています。

「PD」は、"EPX presents"という括りで初めてオーガナイズしたパーティーで、2004年2月5日に今はなき阿佐ヶ谷BASEで行われました。ハードスタイル・テクノ・セッションということで、DJとしてサークル後輩のToyamaくんとUSKくん、あと共同オーガナイズのunaさんをフィーチャーしつつ、自分はライブとDJをやりました。平日オールのパーティーだったため、無職(私ね)と学生が中心で集客もギリギリだったものの、やりたいことが100%できたという意味で、とても思い入れのあるイベントです。当日の様子はログが残ってます

で、この曲はパーティーを控えてそのイメージをストレートに落とし込んだ記憶があります。ノイジーで、チープで、文字通りアンダーグラウンド(地下)なイメージ。ミックスなんて細かいこと全然考えてなかったけど、今聴くと勢いがあって、出したい音出してるなってところがなかなかいい。

では、これから茶箱行ってきます。ハードテクノのパーティーらしいので。

[ 日記 ]

2号店で今度こそ最後の

080110.jpgまさかまたこの袋で買い物できる日が来るとは。
残りものを2号店で投げ売りしているとの一報を、夕方Twitter経由でうなさんから聞いて、定時上がりで宇田川町に急行した。2号店はハンズの前の坂をシスコ方面に入って左手の路地にあるよ。100円ものは10枚で500円になってる。なんだかんだ20枚買った。
今月27日までとのこと。悪いこと言わないから行っとけ!

[ 日記 ]

続 脱出願望

昨日はフミアキさんちでPresence新年会をやって、今日は仕事初め。ほんとは4日だったんだけど、既に書いてるように新年早々寝込んでしまい、よーやく仕切り直し。ラストスパート。

それはそうと、3月くらいにぶらっとシドニーに行ってくる計画を立ててます。海外に行きたいというのは前々からあったものの、今回の退職でやっとタイミングが巡ってきたような気がするので、気候が良いうちに行ってきたいな。滞在期間は2週間くらいを予定してます、が、まだ具体的なことは全然。一人で海外というか、旅行自体が初めてなのでどうなることやらですが、ぜひIT武装して現地レポに挑みたいです。

[ 日記 ]

トランス年賀

080105.jpg

http://www.epxstudio.com/audio/mp3/r-9_-_trance_mix_080105.mp3

  1. Armin van Buuren presents Rising Star /Clear Blue Moon [Armind]
  2. Planet Perfecto feat. Grace /Not Over Yet 99 (Breeder's It Is Now Remix) [Codeblue]
  3. Armin van Buuren /Song For The Ocean (Instrumental) [Armind]
  4. Van M & Leeds /More (GrooveJet Mix) [Bedrock]
  5. Armin van Buuren feat. Justine Suissa /Burned With Desire [Armind]
  6. Paul van Dyk /Another Sunday [Vandit]
  7. Ayla /Ayla (Veracocha Remix) [Positiva]
  8. Armin van Buuren feat. Jan Vayne /Serenity [Armada]
  9. Oriental Space /Magical Express (Oriental Space Mix) [Farm]

こういうの、年に1,2回発作的にかけたくなるなぁ。基本、Arminばっかりですが。
部屋が乾燥していたせいか針にホコリが集まりまくってしまい、別の部屋から加湿器を持ってきて録り直したりしてます。加湿器なかったから体調崩したのか。。

[ 日記 ]

復活

4日は仕事始めだったけど休みました。丸2日寝て、熱はなんとか下がった。あまり幸先いいスタートではないけれども、今年はこの先、風邪ひかないってくらいの意気込みで。
あと、まだノドが腫れてるので餅をつまらさないように気をつけます。

phaさんのニート日記は、お辞めになった直後くらいから追ってますが、確かに考え方が近い部分も多々あるようです。でも、とりあえず「仕事が嫌で」辞めた、という動機の部分は違いますね。自分の場合は、バナー作るのもコーディングするのも好きだけど、絵を描いたり曲を作るほうがもっと好きだったというだけの話です。
もちろん、好きなだけでこーゆー選択はできないわけで、いくつかリスク回避のための前提条件が揃っていてこその選択肢だったわけではありますが。貯金とか年齢とか扶養家族の有無とか、そういうことですね。思想的にはそこまで考えて行動したくないんですが、性格的にはそこまで考えてしまうという。要は小物なんです、はい。

ところで、phaさんのエントリーでむちゃくちゃ共感したのはこれですね。

ADHD友の会(必然性と能力) - phaのニート日記
http://d.hatena.ne.jp/pha/20071216/1197789922

挙げられている各項目に、笑えるくらい自分が該当するのもさることながら、「映画を見ることができない」というのは、今まで自分が人に喋って一度たりとも理解してもらえた試しがないことだったので、びっくりした。映画、ダメなんです、本当に。好きとか嫌いとかいうレベルじゃなく、2時間、受信状態でじっとしていることが耐えられない。その映画がどれだけ素晴らしい作品であるかは無関係なんだよね。
とはいえ、読み進めていくと自分はADHDではないようだけれど。

[ 日記 ]

ダウン

昨日の晩から高熱を出してしまい、明日の出社が微妙になってきました。タミフルが必要な類のものではないと思うんだけど、久しぶりにフワフワ、フワフワしてます。今なら空も飛べそうな気がする(危険)。

昨日のエントリーにコメントしていただいた方、ありがとうございます。復活したら続きの話を少し書きたいと思います。つかあんなテンションで文章書いたから知恵熱出したんだな。。静養します。

[ 日記 ]

退職します

まあ、ちょっとした、山登りのお話なんです。

2年と少し前まで、私はとある山のふもとの茶屋でノンビリしていました。何をするということもなく、日がな一日、だんごをほおばってボーッと外を眺めていたわけですね。今思えばなんですが、このときの自分は軽い記憶喪失でした。別に手ぶらじゃなくて、両手にいっぱい荷物を持っていたんですが、それをどうしていいやら、ただ持て余していました。

ところがある日、通りかかった何人かの登山者に声をかけてもらったのがきっかけで、私はようやく重い腰をあげて、山に登ってみることにしました。そろそろだんごを買う金もなくなりつつあったし、運良く登山口がすぐそこであることに気が付いたからです。相変わらず記憶は取り戻せなかったけれど、とにもかくにも私は山を登り始めました。

しばらく歩いてゆくと、ぼんやり霞がかっていた山道もだんだん晴れてきて、登山の楽しみが分かるようになってきます。初めのうちは、石につまずいて転んだりなんかはしょっちゅうだったけど、足元に注意するようになってからはそういうことも減ってくるわけですね。同じ道を歩いている登山者とも仲良くなって、そんな具合で1年半ほど歩き続けました。
けれど途中から、両手に下げている荷物の重さがものすごく気になり始めます。ただ山を登るにしてはやけに重い。あんまり重いんで、歩みを止めて荷物の中身を見てみることにしました。

包みを開けると、出てきたのは木材やレンガやらの建材に大工道具、その他もろもろ。
そこで、失ったはずの記憶が甦ります。

要するに、私は「山に登るため」にふもとの茶屋まで来てたんじゃない。「山の上に家を建てるため」にふもとまで来ていて、そこでぼやっとしているうちに、いつの間にか目的を忘れかけていたわけです。途中で荷物を手放さなかったのが幸いして、ここまではなんとか思い出すことができました。

ただ、ここで家を建てるにはあまりにも必要な建材が足りない。現地調達しようにも、後から後から新しい登山者がやってくるので、立ち止まっているわけにはいかない。それに、どうも初めから設計図も持っていなかったような気がする。

私はいったん、荷物を持って、山を下りることにしました。

なげぇ。
というわけで、掲題の通り、今月いっぱいで今の職場を辞めることにしました。

仕事が決まったときに山の話を書いたので、山登りでまとめてみたんですが、余計わかりにくいよ。これでも文芸部だったんですけどね、高校で。

実際のところ、目的を忘れていたわけではないんです。自分にとってWeb制作って、初めてホームページを作った97年の7月から、10年以上を経た今に至るまで、ずーっと自分の作ったものを出力する「手段」だったし、Web制作会社に入社ってことでむりやり「目的」にしてみたところで、それは変わらなかった。

絵を描いたり音を作ったり、一日中そればっかしていたいわけです。
恐らく私はWeb制作の適性があるんじゃないかというのは、自覚するところではあったんですよ。事実、職場は楽しかったし仕事も辛くはなかった。でも、職場にいるときは、これはオーバーでもなんでもなく、一秒でも早く帰りたいと思っていました。いつも。常に。

なのでこれは、ほんとうにシンプルに、優先順位の問題なんです。やりたいことを一日中やっていくためには、宝くじに当たるんでもない限り、それを仕事にできなきゃいけない。だけどそのためには、今の仕事を辞めてでも時間を確保しなきゃいけない。

時間がない、というのは切実な問題で、私は中1のときイワモト先生に言われたことをいまだに思い出します。これ、前にもここで書いたことあるかもしれない。

ある課題で木彫りの皿を提出することがあって、それをイワモト先生に見せるときに「時間がなくて」と言い訳をしたら、「時間は作るもんだ」と叱られたことがあった。言葉の意味を説明されたわけじゃなくて、そのときはそれだけだったんだけど、そのフレーズはあとからじわじわ効いてきた。
つまり、時間ってのが有限であって、時間とヒモづくあらゆる仕事が排他的である以上、何にどれだけの時間を割り当てるかというのは自分の裁量次第なわけですよ。「時間がない」のは、その作業の優先順位を、それ以外のものより低く見積もっているからであって、だから少なくとも言い訳としては成立しないはずなんです。

私は今やりたいことをやらずに、「時間がなかった」と言い訳したくないし、言い訳したところで、それは実のところは自分の中での優先順位が低かったという証明にしかならない。

まどろっこしいことを書きましたが、要約すると、
「雪見だいふくは2個入りなんだから、3個は入らない」
ということです(えー!)

そんなこんなで、年明け早々無職になるわけですが、相も変わらずポジティブだし能天気です。とりあえず前半の数ヶ月でポートフォリオをまとめたり、情報収集のため動きます。今年はとにかく動いて、人に会うことを目標にします。
あと、3月くらいに別の計画を立ててます。これはまた別のエントリーで。

1/3追記:
すみません。大事なことがいっこ抜けてました。これだけだと単に道を間違えた人の話になってしまいますね。違うんです。そうじゃないんです。

今の仕事を勧めてくれた方々にも、職場で出会った方々にも、本当に感謝していますし、得がたい経験が出来たと思っています。私は人生の節々で進路を選んできたわけですが、「ああすればよかった」という後悔は一度たりとも「ない」です。これまでのところは。
この点、舌足らずですみませんでした。

[ 日記 ]

あけましておめでとうございます

茶箱でわいわいと年越ししました。いつも実家でぼんやり過ごしているので新鮮でした。今年もよろしくお願いします!

電車があるうちに帰ろうと思って、年が明けて早稲田の駅に向かっている途中、ベロベロに寄ったおっさんがそのへんの店の前に貼ってある「賀正」という紙を何度も音読して爆笑しているところをみた。平和です、はい。

今年は年明け早々、個人的にいろいろと環境の変化がある予定です。その事情は明日あたり別のエントリーにまとめるとして、、今年の抱負は「人に会う」ということかな。今まで以上に、あちこち顔を出してみるつもりです。よろしくです。

Author:
R-9 (EPX studio)

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