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2008年05月14日
[ テクノ ]
Hobnox Audiotoolが超すごい件
ちょっと試してみるつもりがガッツリはまってしまったので、メモ。
303/808/909のソフトウェアエミュレータって聞いても、何をいまさらみたいな感じなんだけど、実際にブラウザの中で動かしてみたら超テンション上がった!きっかけは、diggで見つけたWIREDの記事。
Free Music Studio Means No More Excuses | Listening Post from Wired.com
http://blog.wired.com/music/2008/05/free-music-stud.html
どう見ても某R社とB社の製品の写真なんだけど、これ、JavaとFlashを使ったWebアプリ。チュートリアルもあるけど、見なくても全然使えます。303が2台、808、909と多数のエフェクターを直感的に繋いで、16chのミキサーに突っ込めばもう音が出る。機材はドラッグで好きなように並べられるし、ケーブルは勝手にいい感じに描画してくれる。これねー、燃えますよ。909とか普通にパラで出せるし。
とにかくデモですよ!下記ページの"Start Audiotool Demo"ボタンから。
hobnox.com :: Your Music, Film & Urban Culture - Audiotool Startpage
http://www.hobnox.com/audiotool-startpage.1046.en.html
プリセットパターンのクリアは各マシンのPATTERN CLEARとかCLEARボタンでできます。13日にリリースされた今バージョンでは、エフェクタが追加されたほかUNDO/REDOボタン、ズーム切り替えが実装されたということで、ファイルの保存はまだできないようです。
というか、実際にこれを使って何か作るかとかそういうことじゃなくて、Webアプリでここまでできる時代になってしまったことがすごい。WIREDの記事によれば、次のバージョンでは複数ユーザが同じファイルを共同作業できるようになるそうで、そこまでいくと本当、オフィスだけじゃなくDTMにもWebサービスが絡んでくる段階が来るのかな。
ちなみに、現状は技術的な理由でJavaを使わないといけないんだそうで、それに関わるFlashの仕様変更をAdobeに呼びかける運動もやっているらしいです。
Adobe, MAKE SOME NOISE
http://www.make-some-noise.info/