2008年04月12日
[ 旅行 ]
シドニー7日目
部屋の居心地が良くて、午前中はのんびり過ごす。どこまでもマイペースな旅。
昼過ぎに部屋を出発して、休日のCBD(Central Business District)を散策しに出かけた。途中、大賑わいのフィッシュマーケットの一角で、ミックスシーフード&チップスとオレンジマンゴージュース、$13.50のランチ。シーフードは、イカ、タコ、白身魚、カニ(!)とボリュームたっぷりの盛り合わせで、満足。そしてジュースがとにかく、何も言わなくてもオーストラリア産100%無添加のが出てきて、おいしい。シドニーに来たら、ジュースとDaily Farmersの牛乳はぜひ飲んでみてください。
ピクニックの家族連れで賑やかなWentworth Parkを横目に、シティへ向かって歩く。先日チェックしておいたQVBの地下のTravelexで、手持ちのトラベラーズチェックを$300分だけキャッシュに。空港のTravelexはチャージフリーだったのに、ここでは$5とられた!あと、列で並んでいるとき、日本人の女性に「バスカードはここですか?」って聞かれた。Travelexの店構えは両替屋というよりビジターセンター風だから(名前も)、無理もないかも。
QVBからほど近いデパート、Myer(マイヤー)に入ってみた。自分が住んでいたころはGrace Bros.という名前だった大手デパートで、テレビを見てるとCMもしょちゅうやっている。中に入ると、暗い!営業中なのか心配になるほど、暗い。日本のデパートの明るさを100とすると、40くらい。そもそも欧米の照明に関する考え方は全然違うと聞いたから(ホテルの部屋の照明もそう)、そういうものなんだろう。
CDはVirgin Megastoreが入ってたけど、品揃えはあんまり良くない。テクノという括りはなく、Danceと一緒くたになっている。あと売り場の半分かそれ以上は、CDよりもDVD。
ゲーム売り場に行ってみたら、高い!マリオギャラクシーとか、Wiiの新作は$99。ワゴンのもので$50(思わずオプーナを探したのは秘密だ)。マリオカートWiiがこっちでも25日に出るらしく、ばーんとディスプレイされていた。日本でまだ出てない、Wiiザッパーのゼルダのボウガンのやつが$45で売ってて、一瞬迷ってしまった。
平日はビジネスマンでごった返していたMartin Placeも、休日はスケボー少年の遊び場。静か。Commonwealth Bank of Australiaの建物が異様な迫力で、思わず写真に収めた。
写真ついでにいうと、町を歩くときはこのボタンを、とにかく押して押して押しまくることになります。このボタンは、懐かしい!車道は交互に青になるけど、歩行者はボタンを押さないと青にならないので、赤で渡れそうじゃない限り、とりあえず押しておく。地元の若いのは、足とか傘とかでも、押す。歩行者が赤のあいだは、電子メトロノームのような、ピッ、ピッという音が鳴っていて、青になると、キュンポポポポポ、って音になる。
ぐるっと回って、タウンホール前のスーパー、Woolworths(ウールワース)で買い物。支払いに出した5セント硬貨を、受け取れないといって返されたので、よくよく見たら、ニュージーランドの5セントだった!こんなことあるのか。大きさはまったく同じだけど、厚さが若干薄く、柄がエキドゥナ(ハリモグラ)じゃなく、なんかトカゲみたいなの。どこで混ざったんだろう。。
土曜日なので、町のあちこちで路上パフォーマンスをやっていて楽しい。ピットストリートモールではバイオリニストが(なぜか)「蛍の光」をやっていたし、Woolworthsの前では黒人ダンサーがマイケルジャクソンの"Bad"に合わせてタップを披露していた。Darling Harbourの展示場前では、ラテン系の曲芸師が微妙な芸と巧みな話術で笑いをとっていた。伊集院がラスベガスでストリートパフォーマーを見て「前置きが長いわりに芸が微妙」みたいな話をしていたけど、ショーのどこに重点を置くかという考え方が全然違うんだよね、きっと。
昨日も食事したハーバーサイドのフードコートで、夕飯。ケバブ屋のチキン&ライスプレート、ドリンク付きで$13.95。ここでもボリュームたっぷり(ライスの量に対して肉の盛りが異常)。これじゃあオーストラリア人、太るよ。アメリカに次ぐ肥満率らしい。
18時過ぎ、Pyrmont Bridgeから夕暮れを眺めつつ、帰る。ここでもアジア系のカップルに写真を頼まれた。休日はスイッチを切り替えたようににこにこした人が多くて、楽しい。Pyrmont Bridge Rd.に面した地元のバーのあんちゃん達がいやにハイテンションでうけた。
明日は、日曜でまた賑やかそうなビーチ、Manlyに行ってきます。
ところで、先日の舌足らずなエントリーの趣旨を、ここうさんがバッチリ汲んでくれて嬉しいです。まさに、その通りです。
もう少し具体的な話を書いてみると、例えば、レジに物を出すときとか、そうでなくてもちょっと目が合ったときとか、なんか言うんですよ。日本では何も言わないわけですけど。まあ挨拶なので、"Hi"でもなんでもいいと思うんですが、これがケースバイケースで、さらっと状況に応じた返しが出来ないと、あとが全部コケる、というか上手く回らない。これ、なかなか慣れないし、日本では普段何もつまずかないようなやりとりだけに、ストレスですよ。こういうこと、学校の英語で教えるのは難しいのかな、と思います。