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[ 日記 ]

修悦体展に行ってきたよ

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佐藤修悦さんの作品展「現在地」@高円寺古着屋シランプリ、に行ってきました。unplugくんのエントリで火がついてからというもの、ラジオ(TBSラジオ「バツラジ」)に出るわ、各種新聞で特集組まれるわで、ちょっとしたムーブメントになっているみたい。自分はといえば、まだ肝心のムービーを見ていなくて。でも興味はあったので、DPZで作品展のことが紹介されているのを知り、さっそく今日仕事帰りに寄ってみたというわけ。

所狭しと展示された作品群、すごかった。実際に駅で使っていて必要なくなったものを引き取ったものであったり、作品展のために新しく制作されたものが展示されている。あと、現場のスナップ写真とか、修悦体をもとにデザインされたTシャツとか。写真右上のカタカナ五十音にはシビレた。でも実際にはこの表は佐藤さんの頭の中にだけあって、レイアウトのときはかなり柔軟に調整されるんだそうな。

平日の19時過ぎなんで、客も私含め2、3人しか居ないんだけど、主催者のトリオフォー山下さんが丁寧に解説してくれた。ありがとうございました。もともと趣味で撮っていたというタイポグラフィ関連のスナップ(どことなくVOWっぽい)も色々見せてもらったり。
「東北西南」と書かれた奇妙な作品があるんだけど、これは「東西南北」を書いてくださいというオファーに対して出来上がったものなんだって。要は、意味とか言葉よりもまず見栄えを優先しているということらしい。デザインだと思っていたけど、もっとアートに近いのかもしれない。Tシャツ買っちゃった。

こちらも愛読している建築家秋山東一さんのブログからだけど、駅のフォントといえばロンドン地下鉄のNew Johnston。Vistaでおなじみ、「メイリオ」の開発者である日本人フォントデザイナー河野英一さんの手になるものだそうだ。なんとなく、系統も修悦体と少し似ているかも。「日本人的な根気とセンス」ってやっぱり、何かしらあるのだろうか。
ところで、秋山さんは2004年に既に新宿駅の修悦体について言及されているあたり、さすがです。

そういえば、私の祖父もこういうことが得意だった。音楽の仕事を辞めた後、市役所勤めをしながら、趣味とも仕事ともつかないレタリングをやっていたな。家に遊びに行くと、作りかけの看板やらポスターがいっぱいあったのを思い出した。あれはいつからやっていたんだろう?今度祖母に会ったら訊いてみよう。

写真の右下「中央東口」は、実は作品展のものではなくて、帰りがけ、現役で新宿駅で使われているものを撮ってきた。というかむしろこっちの方が作品展だ、というのは、トリオフォーのサイトにも書いてあるけれど。
高円寺の古着屋での作品展は、9/2までのはずが、山下さんによれば好評のため3日間ほど延長するかもしれないとのこと。また、9/2に再び佐藤さんご本人がいらっしゃるとのことです。

ナントカグループ トリオフォー[34]
http://trio4.at.infoseek.co.jp/index.html

コメント

日曜日だったか、昼頃覗いてきました。
自宅がここの商店街なのです。
バツラジで紹介されたんですね。
テープ文字、どことなく『バーチャロン』ぽいなーと思って見てました。

投稿者: トウキョー | 2007年08月31日 00:02

うう、みんな近いのか、行けてていいなぁ。。。

やってるの知ったのが一昨日で、週末がWIREなのが憎い。

投稿者: ここう | 2007年08月31日 12:24

日曜日にぜひ!
佐藤さん20時に来るようなことを聞きました。また実演するんでしょうか。

投稿者: R-9 | 2007年08月31日 14:39

@トウキョーさん
あっち側は初めて歩いたんですが、地元にああいう商店街がないのでうらやましいです。商店街ともちょっと違いますね。高円寺周辺独特の感じなんでしょうか。

コメントの反映が前後してしまっていたようです。
すみません、設定を見直してみます。

投稿者: R-9 | 2007年08月31日 15:07

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R-9 (EPX studio)

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