2007年01月21日
[ 日記 ]
効率化
久しぶりにキック作りが楽しい。PCで時間をかけてモタモタやっていたところに、本当にすっと手が届く。コンプかけた太めのキックの上に、EQでローをカットしたキックを薄く重ねて、ピッチ落としたタムをアタック削って裏打たせて、それをリサンプリングしてさらに…みたいな、今までやってたことも全然早くできる。モチベーション云々以前に、単純に効率アップの観点からも、自分にはハード機材のほうが向いてるんだと分かった。もっと前に買っててもよかったかな。
というわけで、あんまり手放しで褒めてもあれなんで、あえて悪い点を書いてみる。まず、アルペジエーターに振り分けられてる、リボンコントローラーとフェーダーがもったいない!せっかく付いてるんだから、ピッチとか、各パートのボリュームとか、エフェクトとか自由にアサインできたらいいのに。SH-201のDビームがそのへん融通が利くので、物足りない気がする。
あと、パートのミュートをボタンひとつでできるようにしてほしかった。MC-303のように。パートミュートのボタンを押しながらミュートしたいパートを選ぶ、という動作が、頻繁に使うだけにちょっと煩雑に感じる。
オートBPMスキャンの精度も、DJM-600についてるのとかと比べると、、実用的なレベルではないかも。DJセットに組み込んで、ちょこっと重ねるみたいな使い方は厳しい。もちろん、手動でTAP叩いて合わせるぶんには使いようはあるけれど。
でも、こういう制約を乗り越えるためにいろいろ工夫してみるところが、ハード機材の醍醐味なわけで。考えるより先に手が動く、みたいな域に達するとこまで、使い倒していきたいと思う。SXならいけそうな気がしている。
昨日はOB新年会で新宿へ。早めに着いたので、紀伊国屋で福島聡『機動旅団八福神(4)』と矢上裕『ヒッカツ!(3)』購入。八福神は今月5巻が出るので今のうちに。展開は遅いけど、福島漫画にとって戦争とか軍隊とかロボットって単にシチュエーションにすぎなくて、ひとつひとつのエピソードは『少年少女』のように独立しているなと思う。一方、矢上裕のこれは小粒だけど面白かった。長い作品にもできそうな雰囲気だったけど、終わっちゃったなあ。それでも、打ち切りっぽくなくて、残さずきれいに伏線を回収しているところがこの人らしい。
そういえばビックに寄ったけど世界樹売ってなかった。ほんとに売れてるんだー。安倍さんも買ってるし。いずれ買いそうだけど、積んでるゲームが多すぎるので今は封印。