ベトナムフェスタin神奈川2015
シルバーウィークの連休中の出来事を、思い出した順につらつらと。
20日、横浜公園と神奈川県庁舎を結ぶ日本大通り一帯で開催されていた「ベトナムフェスタin神奈川2015」へ遊びに行ってきました。代々木公園のベトフェスはだいぶ知名度も上がって、いまや毎年半端じゃない混み具合のイベントになってしまったけど、こちらは神奈川県をあげての初の取り組みということで、どういう感じかなと。地域の広報媒体ではそれなりにプロモーションを頑張っていて、私も県の広報誌で知りました。
様々な企画もありつつ、屋台などを出して大々的にやるのは連休前半となる土日とのことで、今回はまず天候に恵まれたのが良かった。行ってみると、横浜公園の端から一部を通行止めにして、道路にバーッと屋台が連なっていて、さっそくお祭りのような雰囲気。着いたのは昼ごろだったので、まずはブンボーフエを買い食いしてみる。屋台はまあまあ並ぶものの、代々木公園ほどでは全然なくて、道路脇も腰かけるところスペースが十分にあって開放的な感じ。やっぱこれくらいの余裕はほしいよね。
ぶらぶら県庁舎まで歩くと、敷地内からなにやら賑やかな音楽が流れてくるので、覗いてみるとベトナムの民族芸能である水上人形劇のショウをやっている。こちらはけっこうな人だかりで、途中からだとよく見えなかったけど、それにしても初めて観た!それなりに大がかりなセットで、力が入っているなあと思った。
イベントに連動して、本庁舎の建物内部の一般公開も行っていました。これは事前にまったく知らなくて、興味があったのでついでに見学。地元民だけど中に入るのは初めてで、知事室をはじめとする部屋の一部と、屋上などを見ることができました。昭和3年からあるというこの庁舎、中の様子としては古ーい学校のような雰囲気とスケール感で、大枠はだいぶオンボロだけれども、階段の手すりや天井の装飾、エレベーターの階数表示盤など、ところどころレトロな小物パーツが素敵でした。
いまは会議室として使用されているという旧議場は際立って立派な部屋で、この日はベトナムの民族楽器を使う日本人とベトナム人歌手のバンドが演奏を披露していました。こちらも立ち見が出るほどの盛況。演奏も歌もなかなかよかった。
6階建ての庁舎の屋上からは、港が一望できるほか、大通りを見下ろせます。
せっかくなので県庁舎の先、象の鼻パークまで足を延ばしてぶらぶらと散歩。途中で横浜税関の資料室も覗いたりなんかして、普通に横浜観光してしまった。屋台に戻って、バインミーを食べてコーヒーを飲み、しばし満喫しました。
神奈川ベトフェス公式のFBやTwitterアカウントなどが、当日になってもほぼ機能していなくて心配していたんだけど、イベント自体はばっちり盛り上がっていて。もし来年以降もやるのであれば、Webサイトやソーシャル周りの体制に課題があるんじゃないかなと思いつつ、横浜(神奈川)とベトナムの魅力をアピールすることにかけては、それなりに成功していたように思います。いやあ、これは続けてほしい。