11月2日にBody Informをやります
およそ半年ぶりの開催です。
Body Inform
http://bi.epxstudio.com/
Techno
Door: 2,000yen/1d
DJ:
iz (izmix)
wat (THRUST, 秋葉原重工)
Fumiaki Kobayashi (gatearray recordings, 秋葉原重工)
Live:
R-9 (EPX studio, Body Inform)
DJ陣は前回と同じラインナップです。というのは、このパーティーに関しては今後ゲストDJなどは特に招かず、ほぼ固定のメンバーで行こうと考えています。世間にはほかにもものすごいテクノDJがたくさんいて、なおかつ、その中でBIのコンセプトに強く賛同してくださる方がいるのは心強いのですが、そういう方々にはそれぞれのパーティーを続けてほしい。私たちは私たちで、淡々と、丁寧に回を重ねていきたいと思います。そのなかで、横の繋がりが広がっていくといいですよね。
テクノに関して近頃考えるのは、「なんとかテクノ」と細分化しタコツボ化したサブジャンルに対して、自分はアタマに何もつかない「テクノ」をやっていきたいな、ということ。Berghainでかかるようなテクノをベルクハイン系みたいに括るのも私はあまり好きじゃなくて、ミニマルやテックハウスを通過したからこそ多様性を獲得できて、テクノは一段階高い視点に立てたのだと思います。なので、混沌をすべて取り込んだ状態を指して無冠の「テクノ」と呼ぶのは、90年代的な意味でも妥当だと思うし、BIはそういうパーティーでありたい。
あと、TwitterやUstreamなんかを見ていると、知っている曲がかかったら曲名ツイートがポコポコ出てきたりなんかして、あれも良し悪しですよね。本来、テクノを楽しむのに前提知識なんかなーんも必要ないのであって、誰が何かけたとか、なんでもいいと思う。私も、クラブに行って一晩で知ってる曲が一曲もかからなくて、それでも最高に楽しかったということが何度も、というか、かつてはそれが当たり前だった。その意味で、何も知らなくても楽しめるパーティにしたいのです。聴いておくべき曲も、お決まりのアンセムもありません。
BIはシリアスなテクノパーティーだとは思いますが、ただただディープなのではなく、全体として波があります。DJは、watさんもフミアキさんもizさんも、そのパーティーの総体における波の作りかたを深く理解しているプレイヤーばかりだし、最初から最後まで居るとそのことがよく分かっていただけると思います。
茶箱の良い音で、何にも遮られず、身体感覚でテクノを楽しんでみるというのは、星の数ほどあるパーティーのうちの選択肢のひとつだと考えています。それだけに、その選択肢がいつでも身近にあって、かつ、いつ行っても期待通りのものが楽しめるということが大事。初めての方も、ぜひ気軽に、手ぶらで遊びに来てみてください。
後日、ディスカウント情報などについてもお知らせします。よろしくお願いします!