Waves Native Power Packを導入
先日、DAWソフトウェアのTracktionを最新バージョンの4にアップデートした(Alesis MultiMix 8 USB 2.0 FXとTracktion 4 | EPX studio blog)わけですが、今までマスタリングに使っていたMackieのFinalMixプラグインが使えなくなってしまって。FinalMixは、もともと初代のバージョンのTracktionに付属していたプラグインで、6バンドEQと3バンドコンプを直感的に触ることができて気に入っていました。公式フォーラムなどで調べたところ、T4では使えないということだったので、代替を検討してみることに。
とはいえ、もうアルバム向けのトラック制作に入ってしまっており、悠長に調べているヒマもなく、定番らしいWavesのエントリー向けパッケージ「Native Power Pack」を購入しました。最低限のプラグインは揃っているので、気に入ればここから個別にアップグレードするなりして必要なものを加えていこうと。楽天の宮地楽器ミュージックオンラインさんで、送料別10,500円。昨日の午後に発注して、今朝の朝イチに速攻で届いた。
しかし、なんでいまだにPCソフトを買うとスカスカの巨大な箱に入ってるんですかね。このDVD一枚だけあればいいんでしょ、と思って同封の紙を見たら、インストーラもWebからダウンロードするように書いてあって、DVDもいらなかった。ほんとにシリアルだけ。
アクティベーションには専用のライセンス管理ソフトを入れる必要があり、かつサーバが重いのかダウンロードに思いのほか時間がかかったものの、32ビット版Tracktion 4で無事使えました。Wavesのプラグインは3台のマシンまでアクティベートできるらしい。
なにはなくともL1を試してみたのですが、なにこれすごい。たいしたパラメータもなく、Thresholdを下げるだけでクリップせずに音が大きくなる。えー、ずるい!
ってのは、今までFinalMixで何度も設定を変えて書き出しては、クリップノイズの載らないギリギリのポイントを探す、みたいな手間のかかることをしてきたので。そっかー、みんなこういうのをうまく使っていたのか…。
といっても、これだけでは心もとないので、今まで使ってきたプラグインもできる範囲で併用しつつ、ミックスを探っていこうと思います。リバーブのTrueVerbなんかもじっくり試してみたいな。