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DVS1 & DJ Nobu@Unit

テクノ2013-08-04 22:01

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DVS1が今年も来日するというので、前売りを買って万全の態勢で遊びに行ってきました。旧elevenスタッフによるワンオフパーティーとのことで、Nobuさんと。去年のFreedommuneとそのアフターパーティーを思い出しますね(FREEDOMMUNE 0<ZERO> | EPX studio blog)。

メインは0時オープンで、Nobuさんの3時間セット。ディープで重いところから徐々に上がって行って、最終的に128bpmくらいまで。といっても昔のハードミニマルを遅くかけていたりして、サウンドとしては十分に前のめりでハード。ほとんどフロアでゆらゆら聴いていて、まったく無理なく、グラデーションのように世界が変わっていくのを体感して、勉強になりました。P.A.S.の"In From The Night"からRegisへと繋ぐラストスパートで持って行かれた。個人的に、5月のリキッドでのセットは少し消化不良だったので、フルに楽しめて大満足でした。

続くDVS1、序盤から一貫して135bpm前後で飛ばす。細かく上下はするけれど、大きく落とさずに直線的にハイテンションを引っ張るさまは、ジェフミルズを例に出すまでもなく、往年のハードミニマルDJそのもの。ハイハットの刻みかた、ライドシンバルの浮遊感、ほとんど1拍2拍ループの縦ノリのシーケンス。たまに変拍子のトリッピーな発振音が抜き差しされたり。期待通りのプレイで、この日のDJはどちらもほんとに最高でした。

ただ、客が…。あまり普段こういうことは書かないし、基本周りのことは目をつぶって、自主的に音に集中して楽しめばいいと思っているのだけど、あまりにもあんまりだったので。タチの悪い客が多すぎました。

コップを持ったままガン踊りして酒をまき散らす、中身が入ったまま床に放るので蹴飛ばす、タバコを外に向けて踊り吸い殻は床で消す。ロッカー空いてるのに、バックパック背負ったまま踊って周りに当てる、汗まみれの手で人を掻き分けて前に割り込む、などなど。

フロアが混んでることなんか当たり前だし、AirでもModuleでもVisionでも激混みだったことはあるけど、あそこまでひどいのは異常な事態だと思う。特段なにかのトラブルに巻きこまれたとかではないにしろ。Unitには何度も遊びに行っているけど、今回のようなことは初めてでした。

今回、elevenスタッフ仕切りのパーティーだったこともあって、ラウンジではelevenのショートドキュメンタリー(TOKYO NIGHT LIFE ~episode,0~ "The end is the beginning" - YouTube)が繰り返し流れていました。が、私はyellow/elevenの無批判な「伝説」化には賛同できなくて、というのは必ずしもいいことばかりだったわけではなくて。考えてみれば、今回のようなタチの悪い客はelevenでも頻繁に見かけて、小さくイラッとさせられたことは一度や二度じゃ済まない。

で、こういうのってマナーの啓蒙でどうこうという問題ですらなくて、単純に客層だと思うんですよね。どうしてああいう客が流れてくるようになったのか不思議だし、Unitはちゃんと考えた方がいいと思うのです。

音が最高だったのに、なんだかイヤーな感じが残ったパーティーでした。

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