酷暑のなか町田へ
最近Flattest RouteというWebサービスを知って、これで、目的地までの上り坂が最も少ないルートを探すのが楽しい。ルートラボで実際に同じルートを引いて検証すると、そこそこ妥当な結果を出していて、ここでkmlファイルを書き出してGoogleマップで詳しく見る、的なことをヒマを見てはやっています。
で、これで見つけたルートを実際に走ってみたくて、日中35度とも36度とも予報される今日、行ってきました。11時過ぎに出発。いやー、暑かった。
自分に体力がないのは十分に自覚するところなので、夏のあいだ、特に日差しがキツい日の日中は自転車を控えていました。それでも、自分の限界を知っておくのはたぶん大事なことで、町田くらいであれば片道13km程度だし、大丈夫だろうと思っていたのが…。
まず、走っている間って全然汗かかないんですね。で、なんだーいけるじゃんと思っていると、だんだん具合が悪くなってくる。なんというか、ダメージを受けている感じは全くなくて、気力体力は残っているのに、最大HPがガリガリ削られていく感じ。
8kmくらい走った中間地点で、たまらず補給のために止まると、そこから汗が止まらない!たぶん、走っているときは呼吸を止めているような状態で、止まった途端にゼーハーするみたいな。汗とともに、みるみるエネルギーを吸い取られる。日陰がなかったらヤバかったかも。
1時間弱かかって、なんとか町田着。前に来たとき、駐輪すべき場所が見当たらなくて困ったので、今回は町田市が提供している「町田駅周辺の自転車及びバイク駐輪場マップ」で事前にチェックしていた旧長崎屋裏の有料駐輪場に停める。自前のワイヤーロックはもちろんかけるけど、一応、レーンごとに暗証番号制のロックがあったりして安心感ある。ちなみに最初の2時間無料、以降6時間ごとに100円。
久しぶりに行った福家書店が閉店、しかもこの日が最終営業日と知って驚いた。ここ、やたらとオタクフレンドリーな品揃えで、たまにコミックの新刊を探すときは重宝していただけにショックだ。
町田はなんか、旧ハンズ側のダイソーも潰れたし、レコファンは撤退するしで大型店舗がどんどん消えていく。一方で、たまに大道芸とか物産展とかやってる中央通りのぽっぽ町田の敷地内に、スタバの新店舗ができてた。
帰りは、少しは日が傾いた16時過ぎを狙って、町田街道~環4ルートで青葉台経由で。このルートはほぼ全区間で長い下りなこともあって、だいぶ楽だった。
今日みたく気温の高い日における自分の限界がある程度分かったので、良かったと思います。無理をしないのが一番だ。8月31日っぽく、夏の休日らしい一日を満喫できました。
久しぶりに
しばらく前、最初についてたゴムのバルブキャップが割れてしまったので、アルミの青いやつに変えてみたり。いずれはタイヤも青くしたい。
今日は、比較的暑さが和らいで自転車日和でした。早めに仕事に目処をつけて、15時ごろから近所をウロウロしてきました。ここのところ、週に1、2度のペースでちょこちょこ乗ってはいるものの、だいたい10km台という、それもうママチャリでいいじゃん的な距離しか走っていなかったので、今回は特に目的もなく気が済むまで。
そういえば、先日出かけたついでに、前々から買おうと思っていたミノウラのiH-400という製品を買いました。いわゆるフォーングリップという、携帯電話をハンドルバーに固定するためのパーツで、類似品は数あれどこれは作りがしっかりしていて、評価も高かったので。
さっそく装着してみたところ、ワンタッチで挟み込めるわりにはしっかり掴んでくれて、安心感があります。いままではバッグから出し入れしていたため、ろくに地図見ないで進んで道に迷うことも少なくなかったので、そういう意味でも安心感あります。1,800円そこそこなのだから、もっと早く買っておくべきだった。
よく見る自転車板の鶴見川スレで、先週の木曜だかに、サイクリングコース沿いの雑草がようやく刈られたというのが話題になっていました。行ってみると、確かに青葉インター付近から下流側、川和町のずっと先までキレイに刈ってあって、かなり走りやすかった。ピーク時は1台通るのがやっとで、それでも足に雑草の先端がビシバシあたるという有様だったので、これはありがたい。
そこから、4月に走って挫折した、中原街道は長坂谷公園付近の文字通り微妙に長い坂に再びトライ。ここは700mにわたって標高差50mの上り坂が続く区間で、私の体力では止まらずに登りきるのが難しい場所なのだけど、今回も一気には行けなかった。軽いギアにしても、息が上がってスタミナが続かない。涼しくなったとはいえ、残暑の日差しがジリジリと迫るなか、熱中症の危険も感じた。ここはまた近いうちに再挑戦だ。
で、今日はズーラシアへは行かず、四季の森公園を横切って中山、十日市場、長津田と。そこから2山越えて青葉台でちょっと休憩、再び恩田川、鶴見川経由でトータル29kmくらい。しばらくロクに乗ってなかったので、このくらいでだいぶバテる。
秋にかけて、もうちょいあちこち出かけてみたいなと。
週末日記、Relics~Vアコ
コミティアが終わって、溜まってた仕事も気合いで乗り越えて、今週の後半から週末にかけては糸の切れた凧のようにフラフラとしておりました。たまには日記的なあれこれを。
木曜の夜は、watさんが高円寺で回しているというので遊びに。リアニのテクノサイドに特化したパーティーとのこと、場所は駅すぐの薬酒Bar。初めて行く所で、こじんまりした2Fのスペースの奥まったところにブースがあって、わいわいと駄弁りながら音楽が聴けるような空間でした。watさんは普段とは一味違う、ハウシーな立ち上がりで心地よかったのですが、イベント終盤ってとこで店内が混雑していて熱気がすごかった。
駅前のマックで、出番の終わったwatさんと合流して、izさんとフミアキさんに自分を加えたメンバーでizカーに乗り込み、深夜の首都高ドライブ。平日っぽくない!楽しかった!
金曜は金曜で、仕事終わりで川崎へ。ここうさん夫妻にkoumeさんフミアキさん練乳くんの5人が、この日『パシフィック・リム』を観るとのことで、終わる時間を見計らって近くのお店で落ち合い、飲みながら感想を語り合うという、まさに感想戦。
私はまったく、怪獣モノや特撮、それに映画そのものについての教養がないので、みんなの様々なリファレンスを元にした意見を聞くと、なるほどなあと。加えて、そういうものを度外視したバカバカしいまでに「カッコイイところ」への共感は、とにかく酒の肴に最高。いつかみんなで大画面でワイワイ観たら楽しいだろうなと思いました。ソフトがわりとすぐ、11月とかに出るらしいですね。
土曜は茶箱でREC-ing Crewさん主宰のテクノパーティー「Relics」へ。久々に会うかつての町田テクノ勢、キヨミヤさんもカワカミくんも相変わらずナイスガイでした。
盛り上げつつも締めるところは締める、キヨミヤさんのDrumcode系テックハウスセットから、安定の重工サウンド、ダビーとドライビングを行き来するフミアキさんのDJ、Machinedrumが呻る新しいカワカミくんのライブセットも素晴らしかった。特にこのセットは原点に帰ったというか、ストレートなテクノながら緻密に構成されていて、彼らしい個性も芯としてしっかりあって、聴き応え満点でした。ラストは、レッキンさんの攻めのDJ。
このパーティーは、レッキンさんならではの真摯さが随所に現れていて、BIと同じ茶箱の硬派テクノパーティーとしていつも応援しています。お客さんの立場で、完全に遊びに行く姿勢で好きな音が聴けるってありがたいことだ。
終わってからは、またもやizさんの車で送っていただく、わーい。
さて、日曜の今日。毎年観に行っているRoland主催のVアコーディオン・コンテストが、おとといになって今日開催と知って慌てる。例年だと9月の開催で、まだまだと思っていたら、Roland広報さんのツイートで気づくという。去年もご一緒した先輩の杉山さんと行ってきました。場所はここ数年ずっと同じ、秋葉原UDXシアター。
今年出演された方々は、例年と比べて場慣れしていない感じの方も多かったけれど、意外にもその分パフォーマンス的に一歩踏み込んだものが多くて楽しかった。審査員のcobaさんの含蓄ある講評、いつもアコーディオンだけじゃなくて広く芸術的な意味でもグサッと来るので好きなんですが、今年は「オリーブオイル使ったりとか、奇をてらっただけのソバ屋はダメ」。新しいものに挑戦するには、それに相応しい資格が必要であって、その資格とは基礎と古典への深い理解と努力なのだと。Vアコーディオンという、ある意味でそれだけで奇抜な、革新的な楽器に対しては常に降りかかるテーマなのかもと思いました。
入賞した杉山さんと藤原さん、どちらも左手ベースボタンでの4つ打ちキックを駆使したスタイルの自作曲は、私が知る限り今までほとんどなかったクラブミュージック風のアレンジで、特にかっこよかった。それでも、優勝した林原さんのキャリアに裏打ちされたパフォーマンスは別格でした。今年は、ローマの世界大会でも日本代表がいい線行くかも。
それにしても新製品のフラグシップ機、FR-8Xは、ボタンを押したぶんだけベローズの空気抵抗が変わるという、Vアコの弱点を技術で乗り越えた点が素晴らしい。もちろんこれも、アコースティック楽器のように物理的にリードが開くことによるものではなく、電子制御なわけで。すごいなー。
もらったパンフのなかに、サイトでPDFで配布されている教本の紙版が入っていた!これ見て私も、Vアコの練習再開したいな。
パシフィック・リム
映画『パシフィック・リム』を観た。ひとりで映画館に行くとか何年ぶり…いや、よく考えたら初めてかもしれない。うわ、映画という娯楽にまったく関心がないのは自覚していたけど、33年目で初めてか。初めてがこれか。
なんだか、自分の周りで異様に話題になっていて、予告編とか事前情報をほとんど自主的に入れない状態で行ったのですが、いやあ、良かったです。びっくりしました。
ここから先は、勢いでネタバレを書いてしまうかもしれないので念のため。
大ヒット上映中! 3D/2D同時上映|映画『パシフィック・リム』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim/
怪獣出る、巨大ロボ乗る、殴って殺す、以上!という映画でした。
何というか、中身が全然ないの。でも!いいと思うんですこれで。圧倒的に正解なのは、とにかく怪獣と巨大ロボがかっこいいから。最初の「これまでのあらすじ」から、最後のやたら凝ったエンドロールの最後の最後まで、徹底的にオトコノコの憧れる世界を真剣に描いている。だって、大の大人がプラズマキャノンにロケットパンチですよ。
はじめは、メインビジュアルになっているメトロイド風のロボットのデザインが、いまいちかっこいいとは思えなかったのだけど、そんなことはどうでもよくなる。なんというか、動きが。外国にありがちなCG風のテカテカしたのがギュンギュン動くのじゃなくて、傷と埃にまみれた鋼鉄の巨体が、関節のエンジンをフル稼働させてゆっくり動く。重機のイメージをそのまま拡張したような感じ。
そして、舞台の大半は雨の降りしきるネオンだらけの香港。これ、『ブレードランナー』のサイバーパンク世界をそのまま引用しているんですよね、たぶん。変な日本語の看板もいっぱい出てくるし。そうだ、後で書こうと思ってたことを先に書いてしまうと、私がたまたま、今年の前半にハマった『ブレードランナー』と『ニンジャスレイヤー』と『グレンラガン』が全部この作品で繋がったんです。そこにまず興奮しました。
ストーリーは、本当にテンプレの組み合わせなので、あってないようなもの。むしろこれを含めた様式美というか、悲しいシーンもあるけどたぶんこれで泣く人はいないだろうし、終末が迫っているのになんだか誰にも危機感がない。なんだ怪獣タイマーって。
でも!本当にそれで良くて、まったく不満はないのです。むしろそんな複雑な人間ドラマがあったら困る。かっこいい巨大ロボットがかっこいい怪獣と戦うのがかっこいいのであって、それだけ見ていたい。そして、それだけを見せてくれる映画でした。
3D吹き替え版で観たのですが、私はこれ2Dでもどっちでもいいと思います。そもそも映画館の大画面では情報量が多すぎて、どこを追わずとものめり込んでしまう。ドリフトするとき、ギューンと奥に引っ込むのが面白いので、そこは3Dかな。
それより、吹き替えが良かった。声優に明るくない私でも分かる大御所が、ノリノリで演技していて、まったく違和感ない。千葉繁さんがおいしいとこ持って行きますね。
デザインの違う巨大ロボが5機(1機は回想シーン)、かなり細かいところまで練られているようで、ほんとによくこれだけの予算をかけて作り込んだなと。それでいて、怪獣をボコボコにするだけですからね。
私は面白かったです。でもこれが引っかかるのは、オトコノコの心を持ったまま大人になってしまったタイプの一部の人(男女問わず)と、本当の男の子だけなんじゃないかなあ。
「コミティア105」でした
無事に終わりました。鏡像フーガの本を手にとっていただいた皆さま、どうもありがとうございます。制作は大変でも、終わってみれば即売会はいいものですね。
今回の新刊については、サークルのサイト(鏡像フーガ)に詳しく書いてきました。続けて作品フォローのようなことをちょこちょこ書くかもしれません。慣れない表現があって悪戦苦闘しましたが、続きモノのていで描いてしまったので、また次回でがんばります。
売れ行きがどうも芳しくなく、正直なところ少し落ち込みました。なんでしょうね、この、売ること自体は目的でもなんでもないのですが、いろんな人の手に渡ってほしかったので、人に届くことのなかった在庫というのは、作品としての目的を完遂していないんじゃないかと。誰かが見て、初めて作品だからね。
あと、単独参加は慣れっことはいえブース内ではすこし手持ち無沙汰になりますね。本を買いに行ったり、作家さんに声をかけに行ったりということも、あまりできないし。次回以降、売り子を誰かにお願いすることも考えてみようかなあ。あと、寝不足でへろへろだったのですが、せっかくの機会なので打ち上げもしたかった。
ちょっと嬉しかったのは、既刊本3種を含めてまとめ買いしてくださる方が何人がいたことです。なかでも、11年前からコミティアに来ているという方が初めて私の本を見つけて気に入ってくださったらしく、感激。また別の方は、以前のサークル「B2B」から参加名が変わって追えなくなっていたとのことで、絵で気づいて見つけてくれたというのもうれしかった。
14時過ぎに、駆け足でよそのブースを回って、ファンの作家さんの本を買いに行ったり(といっても今回「雲形発着場」さんや「みみナリ」さんなど新刊のないサークルさんも多かったのですが)、あと初めましての方に挨拶したりとか。
特に、DJ界隈では10年来ニアミス続きだった、パリッコさんとイオさんにご挨拶できたのがうれしかったです。彼らは今回、代表作である『クラブDJストーム』の待望の初単行本を引っさげてのコミティア参加で、それも込みでうれしい。テクノDJの必読マンガですよ、これは。
それから、以前pixivで知って気になっていた仙台の作家さんたちの本も買いに行って、少しお話しさせてもらいました。これがどの本もまた案の定すばらしい作品で、追って感想を記事にまとめたいと思います。
いずれも、厚かましくも自分の本を差し上げてしまったのですが、そうでもないと作家同士の交流のきっかけってないと思うんですよね。普通に立ち読みして気に入って買うだけじゃ、一般参加なのかサークル参加なのか分からないし。自分の場合、もし作家で参加していて自分の本を買ってくれるのなら、その人がどういう作品を描いてるのかすごく知りたい。振り返って、いま仲良くしていただいているサークルさんも、向こうから教えてくれた方が多いので、逆に自分からも言っていこうと。それがかえって多少失礼だったとしても、きっかけは多いほうが楽しい…はず。
ともあれ、まずはなんとか終わってほっとしています。次回の106、どうしようかな。スケジュールがタイトなので、はじめから新刊を用意することは考えずに、既刊ばかりを再度持ち込む形にするかもしれません。やっぱ即売会というか、コミティア楽しいし。
「コミティア105」にサークル参加します
J-19b「鏡像フーガ」です。新刊たぶんあります。
個人サークルでは2回目の参加になります。そして、104は飛ばしたので半年ぶり。春秋はM3にCDアルバム制作で参加しているので、コミティアは夏冬にしようかな、と考えていたのですが、いま比較的マンガに対するやる気が結構あって(珍しく)、当日の日程さえ被らなければなんとかなるかな、という目論見もあり、今後は流動的になりそうです。
さて、今回は何を描こうかと例のごとく思い悩んだ末に、3年前に挑戦してうまく描けなかった作品を、イチから練り直すことにしました。『ソノコ×サウンドウェーブ!』というタイトルです。そもそも元の作品は、当時すごく苦手だった「少年マンガの王道的な冒険アクションもの」に、敢えて取り組んでみるつもりで描き始めたのですが、いかんせん準備不足で。いま読み返すと、プロットには自分らしい要素がいくつかありながらも、マンガとしてなんだこりゃ、という内容だった。
3年間、たいして数をこなしたわけでもないので、技術的には当時と大差ないとは思いつつも…ちょっと時間をかけたおかげで、自分のなかで整理ができた。ような気がする。
去年の暮れからKindleで『ドラゴンボール』の中盤くらいを読み始めて、それから『グレンラガン』とか『ニンジャスレイヤー』とか(後者は小説だけれども)、優れた王道アクション作品に触れて、改めて興味が沸いてきたというのも大きいです。今考えると、あのときは興味ないのに描いてたんだ。
自分が描きたいもの、描けるもの、(第三者からみて)描くのが向いてるもの、の3つって、似ているようで実はてんでばらばらで。これらの歯車が一致するのが、たぶん作品と作者にとって最も幸せなパターンなんだと思うのですが、自分の場合、おそらくまだこれが全然噛み合ってない。一生かかって見つかるかもしれないし、見つからないかもしれない。今回の場合でいうと、描きたい、でも描けるか分からない、向いてるかどうかも…うーんという感じ。
そういえば、以前漫画家の氷川へきるさんがTwitterで「マンガ描くの向いてない。向いていたかった。」というようなことを言っていて、この鋭敏な感覚はすごいなと。だって何年もそれで食べていて、絵を描く息抜きに絵を描いているような方ですよ。氷川さんは、自分の見立てではちょっといびつな天才で、マンガというか、何を描いても氷川さんっぽくなってしまう。SDガンダムを作った横井画伯、ビックリマンの丹後博士とかもこのタイプだと思っている。だけど、このように歯車が噛み合うというのはすごい幸せなことで、平凡な自分にとっては、こういうケースがいつか到達したい理想のひとつではあります。
ちょっと、だらだら書いてしまいそうになったのですが、こういうようなことをサークルのサイトに最近書いてます。珍しく、制作過程で進捗をメモったりしています。
鏡像フーガ
http://spiegelfuge.tumblr.com/
これだけ書いといて、新刊間に合わなかったら笑えないので、続きの作業がんばります。コミティアは今度の日曜日、有明の東京ビッグサイト5/6ホールですね。
それにしてもコミティア第105回ですか。ひえー。60なんぼの頃から参加しているので、そりゃあ歳もとるわけだよ。
茶箱Compilation vol.1に参加しました
日頃お世話になっている早稲田の茶箱(さばこ)さんの10周年記念企画のひとつ、夏コミ合わせのコンピレーションCDに1曲参加させていただいています。頒布は3日目西ホールこ31bほか、茶箱店頭での販売もされるようです。収録アーティスト、試聴などはお店のページで。
茶箱コンピレーションアルバム発売のお知らせ | 音楽喫茶 茶箱 sabaco music&cafe
http://sabaco.jp/e/2486/%e8%8c%b6%e7%ae%b1%e3..
茶箱の音楽の懐の広さを示すような、幅広いジャンルからの作品集となっています。私は、SoundCloudで公開して好評だった、初めてvolcaメインで作ったトラック"Voltage Uncontrolled"をDJ用にマスタリングし直したものを提供しました。この曲は、このCD以外ではBody Informなどでも再録はしない予定ですので、興味のあるかたはチェックしてみていただけると嬉しいです。
10周年の節目にこういった企画に参加できて光栄です。ありがとうございました!
LogicoolのZ120を買った
最近買って良かったもの、パイロットの筆ペンの他にもうひとつ。ロジクールのPC用小型スピーカーZ120です。
Stereo Speakers Z120
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/stereo-speakers-z120
ネットで異様に評判のいい、安価なデスクトップスピーカーがあるという話は聞いていて、しばらく前からチェックはしていました。が、これまでPCで音楽を聴いたりするときは、オーディオインターフェースから直でAKGのヘッドフォンを使っていたので、いまひとつ用途が想定できなくて。どうせ聴くなら良い音で聴きたいし、曲作り用のそこそこいいモニタースピーカーがあるのに、半端な安物スピーカーを買っても持て余すだろうなと思っていました。
先日、ヨドバシに出かけたついでに、1,480円そこらだし少し興味もあったので、まあいいかと買ってみたところ、これがすごく良かった。
昔の、いかにも安物というデスクトップスピーカーしか知らなかった私は、まず評判通りの音の良さにびっくり。もちろん、低音がすごく出るとかではないものの、中高域がこもったような感じがなくクリアなイメージ。例えば、Beatportをチェックしているとき、これで買うか買わないかを判断することは難しいけれど、普通にDJミックスを聴いたりする分には楽しめる。あと、クラシックなどのアコースティックな音楽のちゃんとした録音を聴くと、ヘッドフォンで聴くよりも立体感、奥行きが感じられて気持ちいいです。いいじゃん、これ。
同時に、この時期どうしてもヘッドフォンは蒸れてしまうこともあって、部屋でスピーカーで音楽を聴く楽しさに改めて目覚めました。今まで、ダラダラ音楽を流すことがなくて、よし聴くぞって意気込みでヘッドフォンを装着することが多かったので、かえってちょっと新鮮。聴く音楽の種類や、聴きかたも変わるかも?音量もそこそこ出て、自分の環境の場合は、ボリュームノブ半分くらいまでで十分で、それ以上出すと近所迷惑かなと。
音声の入力はステレオミニプラグで、電源供給はUSB。つまりPCで使う分には、PCの電源と連動してオンオフが入るし、PC関係なく汎用のスピーカーとして使う分には、一般的なUSB電源アダプタがだいたい普通に使えるっぽいです。携帯とかの充電に使ってるやつを使いまわせばいいわけで、ごちゃごちゃアダプタが増えないあたりも好感。有線だけに、ケーブルだけは多少取り回しが面倒ではありますが。
Amazonのレビューはこのへんを。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0053N3NVW/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
ボリュームノブの目盛りだけ、点でエンボス加工してあるだけで分かりにくかったので、ありあわせのシールを貼ってます。それ以外は特に不満もなく、作業しながら気軽になにか聴きたい、というような場面でいろいろと活躍してくれそうです。
パイロットの「筆まかせ」
マイベストペンを求めて
私は、筆記具や画材に対してそれほどこだわりがあるほうではないのだけど、もとが不器用なうえ強烈なクセがあるだけに、悲しいことに実際に使えるアイテムが限定されてきます。クセっていうのは例えば、力の加減のしかたがヘタで、細い線で描きたいのに筆圧が強めになってしまう。ゆっくり線を引くと手が震えがちなので、途中でペン先を止めたくなくて、素早く動かしたい。中指に添える持ちかたじゃなくて薬指に添える持ちかたで、ペン軸を寝かせてしまう、などなど。
まずGペンや丸ペンなどのつけペン、ロットリングのような本格的な画材は、頑張ってはみたものの習得できず。油性の細いドローイングペン、ハイテックCなどの極細ボールペン系は、コピー用紙などで描いていて、ペンの動きを止めるとダマになってしまうのでNG。かといって、普通の筆ペンは細い線を描くのが難しい。
というので、いろいろな経緯を経て辿り着いたのが、セーラー万年筆の「再生工場 携帯ふでペン 極細」。このことは5年前にもブログに書いていますが(最強のペン、セーラーふでペン極細 : EPX studio)、以降もまとめ買いしたこのペンをずっと使い続けています。意外にインクの持ちがよく、この時買った30本がまだ使いきれていないくらいで、コストパフォーマンスもいい。
このペンの良いところは、サインペン並みのペン先の硬さと、筆ペンほどセンシティブではないにしろ筆圧の加減が効くところ、速乾性で手の位置を気にせず描ける点です。難点は、スキャナなどで取り込んで拡大すると、厳密には均一幅の線になっていない(つまりヨレている)ことがあるところと、インク残量が判りにくく急に線がかすれだすところ。しかし少なくとも、これまで触った中では最も手に馴染むペンで、特に紙に描いたときの、ボールペンのように滑るでもなく、丸ペンのように引っかかるでもない絶妙な抵抗感が気に入っていました。
筆まかせ、いいかも
で、ここからが本題。先日たまたま町田modi内の京王アートマンという文具・雑貨店で見つけた、パイロットの筆ペン新商品「筆まかせ」を試してみたところ、これが現行のペンを超えて自分の理想に近い書き味でした。
カラー筆ペン 『筆まかせ』 新発売 | プレスリリース | PILOT
http://www.pilot.co.jp/press_release/2013/07/08/post.html
独自開発のポリエステル製ハードチップのペン先により、筆使いが苦手な人でも「とめ、はね、はらい」を表現できるのだとか。確かに、ペン先は硬いのに強弱が表現できて、動きを止めてもダマにならない。ペンの動きの早さに関わらず、筆圧の加減次第でかなり細い線も書けて、インクの色も十分に黒い。ペン軸を寝かせて描いてもOKだし、上下左右どの方向に動かしてもいい。こういうペンはなかったかも。
筆ペンで知られる呉竹が「cocoiro」というブランドの商品を出していて、これを一度試してみたかったのですが、店頭に置いてあることがほとんどなくて。たぶんコンセプト的には近くて、リフィル交換式というポイントもいいなとは思っています。ただ、こればっかりは試し描きしてみないことには比べられません。
「筆まかせ」をしばらく使ってみて気になった点は、インクの乾きが若干遅いこと。セーラーのふでペンと、水性インキという点では同じなのですが、染料と顔料の違いなのかな(この違いがよく分かりません)。要するに、ちょっと右手の位置に気をつけていないと、ピッと線をなびいてしまうことがあります。
もうひとつは、使っているうちに少しだけペン先が潰れてくるところ。私の筆圧が強いせいもあってか、初めはハイテックCの0.25mmに匹敵する細い線が描けるのに、半分くらい使ったところで、微妙な加減が描線に反映されにくくなる(気がする)。おそらく、わずかな違いなのだけども。
それにつけても、この書き味はクセになりそうな感じ。セーラーのふでペンは、極細の上に細字というグレードのものがあって、これはいわゆる細めのタイプの普通の筆なのですが、強弱がつけられる点はこれに近い。でいて、あくまで硬い感触なのが不思議です。
ペン軸に小窓が付いていて、インクの残量が分かる点はすごく助かる。減りが早いような気がしたので、せっかくならまとめ買いしておこうとネットで調べたら、定価210円のところ、底値が150円のようだと判明。これはランニングコスト的にもいい感じ。
文清堂さんは、メール便だと送料無料になりました。とりあえず20本ほど箱買い。ここはまた利用したい。
【楽天市場】【メール便対応】パイロット筆ペン 筆まかせSVFM-20EF:文具の文清堂
http://item.rakuten.co.jp/bunseidou/svfm-20ef/#10001389?l2-id=pdt_shoplist_stext
同じような用途でペンをお探しの方は、お試しあれって感じで。私は、しばらくセーラーのふでペンとメインで併用していこうと思っています。
魔法陣グルグル展
続編となる『2』の単行本1巻の発売を記念した個展に行ってきました。場所は中野ブロードウェイ内のpixiv Zingaroという小さなギャラリーにて。
『魔法陣グルグル』は個人的に大きな影響を受けた作品で、そもそもDJとかテクノとかを知ったのもこれがきっかけのひとつだったのです(作者が趣味でDTMやDJをやっていて、作中や関連コメントにテクノネタが散りばめられていた)。
ご多分に漏れず、ドラクエ4コマで衛藤さんのトガったネタにハマっていた私は、中1のときに『グルグル』の単行本1巻が出たと聞いて、すぐに近所の本屋に買いに行った。それ以来、20年もの付き合い。
個展は、1巻表1イラストに始まるカラー原画の数々、キャッチーな名場面を中心とした生原稿、『2』の第1話のネームなどが、ぎっしり100点以上詰め込まれた内容でした。
目を惹くのは、パステルな蛍光カラーを多く取り入れたカラー原稿の美しさで、近くで見ると修正もそんなになく、思い切った線で描かれているのが分かる。単行本でグレースケールになってしまっていた元絵が、あんなにキレイだとは。あの色とか、当時ちゃんとガンガン本誌で印刷で出ていたのかなあ…。
生原稿は、懐かしいネタが載ったページが、全編からまんべんなくピックアップされていました。とはいえ、1巻からが多かったかな。ザムディン、カセギゴールドが台本を読むシーン、ベームベーム召喚などなど、このあたりの描き込みと丁寧なトーンによる画面の密度は、原稿用紙のサイズで見てもすごかった。同時に、やっぱネタが鋭くていちいち笑ってしまう。世界観に関する設定メモや、例の作中文字(アルファベットを置き換えたやつ)の表などもありました。
『2』のネームは、没ネームを含めた展示で、「あの」1話がどういう試行錯誤を経て生まれたかが、ざっくり追体験できる内容でした。この話、古参のファンにとっては完全に『グルグル』が帰ってきた、と思えるソリッドなネタとお話作りで、去年ガンガンONLINEで初めて読んだときは感動したな。没ネームも笑える。冒頭、(RPG風に)名前を入力してくださいと出るところと、学生になったニケがテストで名前を書く場面を引っ掛けていて、書く名前がなぜか「ふっきん太郎」っていう。
あとは、TVアニメシリーズの上映と、ファンクラブの会報の展示、シリーズ単行本メインの物販など。ファンクラブ、私は入っていなかったんだけど、ものすごいマメに会報を作っていたらしく、通し番号が50番台までいっていた。『グルグルランド』(公式ファンブック)より詳しい仕事場の紹介やネーム・作画プロセスの解説、インタビューなども読みごたえがありました。ドラクエ4コマでデビューする以前の作品も一部紹介されていて、意外と初期のさくらももことか、少女マンガやサブカル的な作風っぽかった。
こじんまりしたスペースに所狭しと作品が並ぶ様子は、まさにグルグルの世界そのもので、会期終了間際でしたが行けてよかったです。この作品の持つ絵本的なかわいらしさ、鋭くバカバカしいギャグ、エキゾチックさとデジタル的なガジェット感が同居するデザインの数々は、連載中の『2』でも健在。前作を途中で追えなくなってしまった方も(実は自分もその一人なのだけど)、ガンガンONLINEのバックナンバーから1話と最新話だけは読めますよ。
魔法陣グルグル2 - 漫画 - ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-
http://www.ganganonline.com/comic/guruguru2/
もちろん単行本も買いました。いま前作もkindleで全部買えるみたいだし、便利になりましたね。
volca workshop
先週の木曜のことですが、KORGユーザー有志「ELECTRIBE Life」さん主催による、初のvolcaシリーズ勉強会「volca workshop」に参加してきました。改めて書いておくと、volca(ヴォルカ)ってのは、6月に発売された手乗りサイズのアナログシンセサイザー3機種の名前です。ツマミ/ハードウェアびいきの私は、3機種とも買いました。
ワークショップでは、発売から一ヶ月ちょいにもかかわらず、早速volcaを使い倒しているシンセ猛者たちによるライブ&パフォーマンスが。
BakaOscillatorさんは、3種のvolcaにMonotribeを加えたセットで、あれだけパターン切り換えに制約のあるなか、しっかりとメリハリのある展開を作っていて感動しました。ライブを再現した動画が、ご本人によりYouTubeに上がっています(Rematch to SABACO / BakaOscillator - YouTube)。相当な時間をかけないと、ここまで脳内で組み立てて瞬時に切り替えられないと思うのです。
主宰の一人である蛍屋さんのセッションは、volca3台をそれぞれリード、ベース、ドラムとしてYMOに見立てて、PCで走らせたMIDIシーケンスによってライディーンを演奏するという内容。これ、自分もいずれ似たようなことをやってみたいと思っていたので、すごく興味深かったです。また、丁寧に作られた「痛volca」に注目が集まっていました。
Yebisu303さんは、エフェクターで深いリバーブをかけたディープなダブテクノのライブ。volcaでこんな音が出るのかと、どよめきが上がっていました。こちらはイベント前夜に同じパフォーマンスの様子がYouTubeにアップされています(KORG volca beats/bass/keys : dub techno - YouTube)。keysのパッドのフレーズがすごい!
ライブのあとには、SU10をvolcaからMIDI制御して、アーメンブレイクを自在に操るという裏ワザの披露もあり。
自分のパートでは、茶箱さんのコンピ用に提供したvolcaメインで作った曲の試聴と、EA-1のAudio Inにいろいろ突っ込んでみる、という実験をしてみました。やっぱ説明が苦手で、全然思ったように話ができなかったのが心残りです。というかそもそも、ひとに説明できるような理詰めの音作りってしていないし、できないので…。もうちょっと使いこなせるようになったあたりで、ライブでリベンジしたいです。
会場にはKORGの坂巻さんもいらしていて、ここうさんの司会で話を伺ったりもしました。volcaの開発裏コンセプトとして、「時間軸(タイムライン)に縛られるDAWと、そうでない楽器演奏の中間を目指した」という話は非常におもしろかったです。長い小節が組めなかったり、パターンを組み合わせるソングモードがないというのも、そのコンセプトに則ったものだとか。特に、ミニマルなパターンを繰り返していると、小節のアタマからじゃないほうが気持ちいいフレーズができてしまったときに、いちいち打ち込み直さなくてもいい、柔軟な設計になっていることに深く共感しました。思わずみんなで拍手。
あと個人的に、10年来のファンである7th Gate中村さんと初めてお会いできたことがすごく嬉しかったです。イベントが終わる間際には、Yebisu303さんと自前のvolca keysでフリーセッションも。みるみるうちにキレイな上モノができて、パターン切り換えでどんどんコードが展開する職人芸は、さすがと言うほかなかったです。感激!
恥ずかしい話、発売日に入手してからというもの大して触れていなくて、同梱の電池がまだまだ使いきれずに半分以上残っているという有様でしたが、ワークショップで刺激を受けました。全然真似できる気はしないけれど、自分なりに使いこなしていけるように。お声掛けいただいてありがとうございました&お疲れさまでした!
当面は、秋のM3で発表する予定のアルバム制作に向けて、頑張りまーす。
DVS1 & DJ Nobu@Unit
DVS1が今年も来日するというので、前売りを買って万全の態勢で遊びに行ってきました。旧elevenスタッフによるワンオフパーティーとのことで、Nobuさんと。去年のFreedommuneとそのアフターパーティーを思い出しますね(FREEDOMMUNE 0<ZERO> | EPX studio blog)。
メインは0時オープンで、Nobuさんの3時間セット。ディープで重いところから徐々に上がって行って、最終的に128bpmくらいまで。といっても昔のハードミニマルを遅くかけていたりして、サウンドとしては十分に前のめりでハード。ほとんどフロアでゆらゆら聴いていて、まったく無理なく、グラデーションのように世界が変わっていくのを体感して、勉強になりました。P.A.S.の"In From The Night"からRegisへと繋ぐラストスパートで持って行かれた。個人的に、5月のリキッドでのセットは少し消化不良だったので、フルに楽しめて大満足でした。
続くDVS1、序盤から一貫して135bpm前後で飛ばす。細かく上下はするけれど、大きく落とさずに直線的にハイテンションを引っ張るさまは、ジェフミルズを例に出すまでもなく、往年のハードミニマルDJそのもの。ハイハットの刻みかた、ライドシンバルの浮遊感、ほとんど1拍2拍ループの縦ノリのシーケンス。たまに変拍子のトリッピーな発振音が抜き差しされたり。期待通りのプレイで、この日のDJはどちらもほんとに最高でした。
ただ、客が…。あまり普段こういうことは書かないし、基本周りのことは目をつぶって、自主的に音に集中して楽しめばいいと思っているのだけど、あまりにもあんまりだったので。タチの悪い客が多すぎました。
コップを持ったままガン踊りして酒をまき散らす、中身が入ったまま床に放るので蹴飛ばす、タバコを外に向けて踊り吸い殻は床で消す。ロッカー空いてるのに、バックパック背負ったまま踊って周りに当てる、汗まみれの手で人を掻き分けて前に割り込む、などなど。
フロアが混んでることなんか当たり前だし、AirでもModuleでもVisionでも激混みだったことはあるけど、あそこまでひどいのは異常な事態だと思う。特段なにかのトラブルに巻きこまれたとかではないにしろ。Unitには何度も遊びに行っているけど、今回のようなことは初めてでした。
今回、elevenスタッフ仕切りのパーティーだったこともあって、ラウンジではelevenのショートドキュメンタリー(TOKYO NIGHT LIFE ~episode,0~ "The end is the beginning" - YouTube)が繰り返し流れていました。が、私はyellow/elevenの無批判な「伝説」化には賛同できなくて、というのは必ずしもいいことばかりだったわけではなくて。考えてみれば、今回のようなタチの悪い客はelevenでも頻繁に見かけて、小さくイラッとさせられたことは一度や二度じゃ済まない。
で、こういうのってマナーの啓蒙でどうこうという問題ですらなくて、単純に客層だと思うんですよね。どうしてああいう客が流れてくるようになったのか不思議だし、Unitはちゃんと考えた方がいいと思うのです。
音が最高だったのに、なんだかイヤーな感じが残ったパーティーでした。