volca workshopでお手伝いします
8月1日(木)、茶箱さんで開催される「volca workshop」でミニライブをさせていただくことになりました。ELECTRIBEのユーザーコミュニティとしておなじみ「ELECTRIBE LIFE」さんの主催による、初のvolcaシリーズオンリーの勉強会です。
volca workshop ≪ ELECTRIBE Life
http://electribe.jp/events/volca-workshop/
volca beatsとbassを買ったことは以前の記事(volcaが来た | EPX studio blog)にも書きましたが、あのあとkeysも発売日に入手しまして、なんだかんだでコンプしています。仮にもハードウェア回帰を謳ってテクノを作っている自分が買わずに誰が買うのかと、妙な使命感もあり。昔はどちらかというとRoland党だったんだけどな。
keys、分かってはいたけれど、できることはそう多くないです。どうやって使おうかなって感じ。これはvolcaシリーズに共通して言えることで、単体で触っていても、別段飛び抜けた音にはならない。あー、volcaだねっていう。
KORGのこの手のシリーズが「曲を完成させなくてもいい楽器」というコンセプトで作っていることを知って、私は目からウロコだったのですが、自分の場合はあくまでも完成させるための道具であって。なんかそれっぽい音が出て楽しいね、ってだけでは満足できなくて、作りたい音が明確にあるので、そこに近づけるためにどう使うかという話になります。
たとえばbeatsの場合、リズム隊をポンと任せてしまうのは、普段自分が作りたい曲と思っている曲と全然違うので、キックとロータムをサブベースのように重ねたフレーズを、メインのリズムの裏にうすーくレイヤーさせるとか、多分そういう使いかたに。bassやkeysの場合だと、フィルターをすごく閉じた地味な音になにかステレオ感のあるエフェクトを別にかけて、それに深いディレイをかけるとか。つまり、「どこでvolcaを使っているのかよく分からない」くらいのバランスが理想なのです。おそらく、今のところは。
なので、volca workshopでも何をやろうか、ちょっと迷っています。普通にvolca並べてビートメイキングするのは簡単だけれど、そうじゃなくて、ちゃんと自分が作りたい音を完成させるためにどう使うのかという。かといって、制作に使っている機材一式を持って行くわけにもいかないし。
マスタリングまで終わった音源を持参して、どこでどんなふうに使っているかというのを説明する感じがいいのかな、とも思います。それもかなり我流なので、参考にしていただけるかどうかはわかりませんが。。