YouTubeに過去作をアップしていきます
ここのところ、リリースと並行してレーベルが公式にYouTubeに曲をアップするのが普通になってきていて、なかにはドラムンベースのHospitalのように、古いトラックをフル尺でガンガン公開しているところもありますね。確かにブログやSNSで紹介しやすいし(少なくともbeatportなどのウィジェットよりは)、聴きたい人はちゃんとした音質のを探して買うでしょっていう意図なのだと思いますが。
単にシェアするだけなら、別に動画じゃなくてもSoundCloudのほうが趣味が近い人で集まれるし、フィードバックも貰えるのでいいのだけど、容量制限が厳しい。かといって、自前のサーバにmp3でストックしていてもほとんど聴かれる機会はないと思うし、どんどん埋もれてしまう。
なので今後、新旧問わず作ったトラックを積極的にYouTubeにアップしていこうと思います。といっても、その度に繰り返し告知するのもあれなので、チャンネルをチェックしていただけるとうれしいです。
で、ただジャケの静止画なのも面白みに欠けるので、ターンテーブルっぽくグルグルと回してみることにしました。
アイデア自体は前からあったもので、つまり、レコードの良さって音はもちろんのこと、回転する盤面をぼーっと見ている感じがいいなと。それを再現したい。
久しぶりにFlashを使ってアニメーションさせたのですが、なかなか試行錯誤がありました。できるだけリアルな質感にしたくて、中心軸(センタースピンドル)とプラッターの縁の部分は写真から取り込みつつ、軸の影とラベル面のハイライトをレイヤーさせて、そこは固定にしています。回転数は33rpmに合わせていて、60fpsでaviファイルを書き出し。AviUtlで繋いで長くして、ムービーの編集自体はWindows Liveムービーメーカーを使用しました。
YouTubeにアップすると、滑らかに作った動画がかなり劣化してしまって悩ましかったのですが、アップ後にYouTube側で再エンコードがかかるときに、720p未満の動画はエンコード時の画質設定も低くされてしまうようで、結果的にはムービーメーカーで720p/30fpsで書き出したものをアップしたところ、ほぼ意図通りの仕上がりになりました。
動画作成のテンプレートはできたので、暇をみてどんどん追加していこうと思います。気が向いたら聴いてみてください。