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EPXスタジオ www.epxstudio.com

Body Inform、次の日曜日です

活動2013-05-17 16:06

Body Inform flyer

“Body Inform”

2013-05-19(Sun.) 15:00-21:00
door: 2,000yen (incl.1d) / discount: 1,500yen (incl.1d)
@音楽喫茶 茶箱 (早稲田) http://sabaco.jp

DJ:
iz (izmix)
wat (THRUST/秋葉原重工)
Fumiaki Kobayashi (gatearray recordings/秋葉原重工)
R-9 (EPX studio/Body Inform)

というわけで、M3でのアルバムのリリースに続き、同名パーティーの第4弾をやります。前回から10ヶ月も空いてしまいましたが、その前は半年空いているし、まあそんなペースで長いスパンでやっていこうと考えています。1回1回の内容の濃さを重視したい。

M3合わせでサイトもリニューアルして、以前乗せていたコラムなどの記事もまるまる移行しました。そのうち、テクノDJのプレイ時間について書いた記事を、Twitterでwatさんに触れていただいたところ、けっこうな数のRTをいただいたようです。
この記事そのものは、第2回のパーティー(ひとり100分ずつプレイしました)に関連して言及した内容ではありますが、プレイ時間の長さはBIの基本コンセプトのひとつですので、今回も変わりません。

テクノにおける「体験」の重要性は既に何度も述べているとおりで、あんまりくどくど書くのもどうかと思いますが、BIに関しては、説明しすぎるくらいしたほうがいいと考えています。黙して語らず、みたいなカッコよさが理想ではあるのですけどね。
詳しくは、公式サイトにあれこれ書いていますのでそちらを。

Body Inform
http://bi.epxstudio.com/

ただ、なんかほんと中堅・古参ファンならではの「押しつけがましい」感じになっていたらイヤだなとは思います。もしそう感じることがあったら、遠慮なく指摘してください。BIで主張していることは、あくまでもこれが正解というようなことではなくて、(これも再三書いていることですが)星の数ほどあるパーティーの選択肢のひとつとして捉えていただけるようにしたいのです。私が良いと思ったことを、できるだけ理想に近い形で伝えたいというだけで、それがその先どう扱われるかは、私にとって直接はどうでもいいことです。

だから、言ってしまえば、テクノにおいては聴いておくべきレコードとかも別にないし、知っておくべき前提知識も、まして作法?のようなものも一切ないと思います。私は10代のころ、そういうふうにして押し付けられたデトロイト・テクノが嫌いになってしまったし、本当に好きなものを好きなように聴いていいと思う。だけど、興味がある人にとって「それ」が届くようなところにないといけないし、そういう場所なり作品を継続的に作っていきたいと考えています。もちろん、自分が楽しいからやっているのが第一なんですけど、せっかくやるなら、という意味ですね。

どうも話が逸れてしまうのですが、簡単に今回の見どころをまとめます。

izさんは茶箱では久しぶりのDJ機会で、私も楽しみにしています。普通は思いつかないような組み合わせを自由な発想で聴かせてくれる、知る限りで他にいないタイプのDJです。ロングセットでこそ生きてくるストーリーを、ぜひ、初めから体感してください。オープンの15時から、90分のプレイをお願いしています。

2番手のフミアキさんは、たぶんBIのコンセプトを最も深く理解してくださっている方のひとりです。硬くてダークな世界観は、かつてのアナログ中心のハードミニマルという地盤のうえに築かれたものですが、近年の作品ではダブ、インダストリアル、さらにオリエンタリズムなどの多様なレイヤーが複雑に重なって、より幅広く深いものとなっています。

watさんは、以前からBIに招きたかったDJのひとりで、今回初めて実現しました。「リアニ」や「秋葉原重工」では(それぞれのパーティーコンセプトや持ち時間などによって)なかなか聴くことができない、密度の濃いピュア・テクノセットの魅力を、久しぶりに茶箱で存分に体験していただけると思います。

ラストは自分です。アルバムの曲を積極的に取り入れたセットになりそうですが、流れ次第でどうなるか。新旧問わず、テクノとしか言いようがないようなテクノを取り上げていきたいと思います。

ところで、今回は演出面でも新しい要素を導入する予定です。上手くいったら、継続的に採用していきたいので、当日をお楽しみに。また、今回もUstreamなどによるストリーミングは行わない予定です。ご都合が合わないかた、遠方のかたはぜひ次の機会に遊びに来ていただけると嬉しいです。

イベント前日まで(つまり明日土曜日いっぱい)、Tweetvite経由でのディスカウント申し込みも受け付けます。手順は簡単で、Twitterアカウントでログインして「Yes」を押していただくだけ。当日は私がキャッシャーをしていますので、直接面識がないかたはアカウント名をご提示ください。

以上です。
最後に、eleven閉店の報を受けてのある方のブログ記事が印象的だったので、一部引用します。BIでもこういう場所が作れたらいいなと思うし、茶箱でならきっと実現できると思っています。日曜日は、日常のあらゆることから離れて、黙々とテクノに没入できる空間を用意してお待ちしています。

音楽が良くて、盛り上がって、
その2つがあれば、確かにパーティとして
成立しているのかもしれません。
けれども、クラブには
「寂しくて暗闇に逃げてきたひと」や
「盛り上がるだけではない、深い部分で聴く音楽」を
求めてやってくるひとも沢山居ます。
elevenには、そういうひとも受け入れる土壌がありました。
5月4日有難うございました。そして、eleven閉店について。 | *COMMON*
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