ズーラシアに行ってきた
このブログに「自転車」カテゴリを新設しました。これからちょこちょこ増えていく予定の、自転車関係の話題はこちらに書いていきます。
さて、まだまだ数えるほどしか乗っていませんが、暇をみては近所で練習しています。陽気も春~初夏らしくなってきて、気持ちいいですね。当面の悩みは「お尻が痛いこと」で、この話は、もう少し様子を見てから別の記事にまとめます。解決にはもうしばらく時間がかかりそう。
それは置いといて、急に思い立って朝イチで「よこはま動物園 ズーラシア」に行ってみることにしました。自宅からは、サイクリングコース経由で10kmほどの道のり。さほど遠くないにも関わらず、実はオープンしてから1度くらいしか行ったことがなくて(それも相当に昔の話)、いつか自転車を買ったら、カメラを持ってふらっと遊びに行こうと思っていました。ようやく、実現できました。
中原街道、意外に走りやすかった。問題は長坂谷公園付近の登り坂で、よろよろ車道を行くのも怖かったので、後半は押して歩いてしまいました。練習すれば、私でもひと息で登れるようになるのかな。ちなみに坂の存在は、事前に上の地図、Yahoo!の「ルートラボ」で知っていました。簡単にルート描けるし、道中の標高差が出るのでいいですねこれ。
朝9時半の開園時間ごろには到着。駐輪場は、駐車場の道挟んで向かいにありました。
入園料は600円。連休初日とはいえ、開園直後は人もまばらで快適でした。日陰はちょいすずしい程度の陽気で、動物たちもウトウトしていました。
カメラは、いつものPENTAX K-rに、SIGMA 70-210mm F4-5.6 UC-II。久しぶりすぎて、設定を追い込むようなこともできず、ほぼオートで。
これが「ズーラシア」の目玉、オカピ。馬とかシマウマっぽいけれど、キリンの仲間だそうです。確かに、高いところの葉っぱを食べる様子はキリンそのもの。
その他の写真は、こちらに。
ずーっと奥まで歩いて戻ってきたら、ほぼ4km、2時間の道のり。時間的にもお昼どきになってきて、園内は家族連れを中心に、かなり混雑してきた。平日にでも、またゆっくり見に来たいなと思いました。なんでも、今年の秋には新エリア「アフリカのサバンナ」がオープンするとのことで、最奥の広大な敷地が造成中のようでした。楽しみだ。
帰りは、サイクリングコースに戻らずに、中原街道を北上してみた。やはり上り下りはあるものの、走りやすかった。この道をうまく使えるようになると、電車で行きにくかったところにもさくっと行けるようになって、きっと行動範囲広がるなぁ。
家の近くのケンタッキーでお昼を食べて、今日の運動は終わり。お疲れさまでした。
2作目のアルバムを作りました
さて、連休ですね。29日(月・祝)に東京流通センター(TRC)で開催されるマルチメディア系即売会「M3」に今回もサークル出展します。ブースはう-30b「Body Inform」。
M3 - 音系・メディアミックス同人即売会
http://www.m3net.jp/
昨年秋に制作した前作同様、今回もハードウェア機材を中心としたセットアップで、シンプルで実用的なトラックを7曲作りました。制作期間はほぼ3月いっぱいで、茶箱での年越しライブセットや、また最近聴いた様々な楽曲からのごく個人的な影響を、作品にフィードバックさせた形です。
「無印のテクノ」が作りたいなと、近頃よく考えていて。ミニマルテクノとか、ハードテクノとか、インダストリアルテクノとか…頭に「なんちゃら」が付くテクノ、みたいな細分化って、00年代の顕著な動きだったのではないかと思います。
ところが、最近のリリースを追っている方の多くは実感していると思うのですが、テクノにおいてはここ数年、ジャンルの越境が激しいですよね。それは子ジャンル孫ジャンルの飽和なのかもしれないし、00年代後半の大きなテックハウス的潮流を乗り越えてきた副次的効果なのかもしれない。あるいは、近年幅を利かせているEDMへの反抗?なのかも。
ともかくこのカオスな状況って、かつての、90年代のテクノに似ている。折しも当時のトラックの再評価は進んでいるように見え、リマスターなりリメイクというような話題にも事欠かない。"Pontape"に"Red 2"に、枚挙にいとまがないわけです。
そしてそして、ハードウェア回帰に至っては、KORGのアナログシンセ「volca」の発表に代表されるように、確実に来ていますね、流れが。
素のままの、アタマに何もつかない「テクノ」の良さを見直したい。大きな本質があれば、それ以上の細かい枠組みはいらない。そういった意味合いで、今回の作品には「Organic EP」と名付けました。
そしてまた、この語に「有機物の、有機的な」という意味があるように、楽曲に生物的な生々しさが残るように気を配りました。それは、そもそも「Body Inform」というパーティーのネーミングに込めたコンセプトと、ほとんど同一のものでもあります。
ジャケットは、去年、たまたま近所に散歩に出かけたときに撮影した写真を使いました。雑草と古ぼけた切り株、青みがかった非現実的な空気感が、今回の作品のイメージに合いました。
製品版が上がってきてから、何度かDJの練習のなかで他の曲とミックスしてみましたが、なかなか面白い感じで響くと思います。単体で聴くときとはまた違う。意外な音が引っかかって前に出てきたり、マスタリングのクセはあるものの、これはこれでという感じに。パツパツの「海苔波形」には敢えてしていないので、ちょいゲインを大きくしてもらったほうがいいかと思います。
ついでに、「Body Inform」のサイトをリニューアルしました。Tumblrを利用しているので、ユーザーの方はフォローしてみていただけると嬉しいです。もちろん、普通のサイトのように閲覧もできます。
Body Inform
http://bi.epxstudio.com/
来月には、4回目のパーティーも控えているので、そのお知らせも既に掲載しています。こちらのブログでのフォローは、またM3のあとにでも。
ラクーアと野球観戦
先日、高校時代からの友人が、後楽園のスパ施設ラクーアのタダ券を手に入れたというので、せっかくなら隣りのドームでプロ野球でも観ようってことで、平日に行ってきました。このあたりの日程の調整がつけやすいのは、細々ながらフリーランスでやってて良かったなあと思うところです。
スパ・ラクーア、いきならなんだかホテルのフロントのような雰囲気で、最近スーパー銭湯づいている私でも目を白黒してしまう。考えたら、こんな東京のど真ん中のビルの上に温泉があるのが不思議。お湯は黄色がかった透明で、塩分を含んでいました。昼間ということもあってか、露天も内湯も割と空いてて、のんびりできました。タイミングよくロウリュも体験できたし(ちょー暑かった)。
さすがに利用料もそこそこ高くて、タダ券でもなければ行く機会なかったかも!友人に感謝。
ひと息ついて、隣りの東京ドームへ。小学校のときに親に連れられて以来だから、実に20数年ぶり。ちょうど今年でドームが25周年というので、当時はほんとに出来たばかりだったんですね。
カードは巨人阪神戦。3塁側の2階席真ん中くらいで、2,300円の席でしたが、上の写真の通り全体的に見渡せてかつ遠すぎず、とても快適でした。なんだー、こんなに気軽に楽しめるならもっと観に行ってもいいかもしれない。とはいえ、実況も解説もないってのは、野球ファンでもない私にはそこそこのハードルで、じっくり集中して見ていないと、すぐに状況を見失ってしまうのですが。
ちなみに、試合は巨人側にバカスカホームランが出て派手な展開に。横でベタな阪神ファンの兄ちゃんがずっと関西弁でボヤいてて、臨場感ありました。また行こうっと。
Birthday Bash!ありがとうございました
少し間が空いてしまいましたが、土曜日の下北altotoでの「Birthday Bash!」大変楽しかったです。素敵な記念Tシャツをいただいたうえ、ケーキまで。主宰のここうさんオオガさん、共演のnaoさんryuさん、お疲れさまでした。
当日の夜はまず、茶箱のハウスパーティー「as U like」に遊びに行きました。今回もけっこうな盛り上がりで、あのピースフルな雰囲気はいつもいいなぁと思います。長く続いているパーティーには理由がある。
移動しつつご飯食べようと「廣島どらごん」へ行ったら、普通に閉店時間を過ぎてたのかシャッターが下りていたので、向かいの一風堂へ。それから副都心線で西早稲田~渋谷からの井の頭線で下北。工事中の下北沢駅、白壁でざくざくと区切られていて、さながら大迷路ですね。
Birthday Bash!では、ここうさんのパーティー仕様のエッジの効いたエレクトロブレイクス、naoさんのどストレートなテクノがカッコ良かった!私はミーハーめのドラムンベースをいっぱいかけました。altotoのDJブース、すごくやりやすかったです。
3時すぎ、お先に失礼してひとり神宮前へ。GalaxyのTakamiさん主催の「hi-lite」にwatさんが出演していて、どうしても聴きに行きたかったので。小雨が降っていてどうしようかと思ったけど、Googleマップで調べたら徒歩50分くらいで、歩いていくことにしました。酔い冷ましに深夜の散歩、悪くない。
Galaxyでは、watさんが密度の高い、正確無比なミックスで完全に空気を作っていました。テクノ・マシーンめいていました。箱のあの独特の鳴りも銀河系は好きで。音に包まれる感覚というか。
終了後、さらに雨脚の強まるなかizさんに三茶まで送ってもらって解散。濃厚な週末でした。
初めてのクロスバイク
前回の記事(「ESCAPE AIRを買いました」)から一週間、去る木曜日にGIANTストアから納車の準備ができた旨の連絡があり、受け取りに行ってきました。その日は予定が詰まっていて乗れず、翌日からこの週末にかけて天候不順が続いていて、モヤモヤしていましたが、今朝はようやく晴れた!ので、さっそく軽めに乗ってきました。
改めてまとめておくと、購入したのはGIANT ESCAPE AIRのマットブルー。あれこれと買い足したものは以下。
- スタンド GIANT Escape R QR
- フロントライト GIANT Numen EL2.0
- テールライト GIANT Numen TL1.0
- 空気入れ GIANT Control Tower 3
- 鍵 GIANT U-JI Lock, PROLOOP Latte 2.0 Combo, GIANT Airslock Loop Coil
- ボトルケージ GIANT Enigma
- ヘルメット OGK KABUTO Figo
主なものは、購入時にストアでアドバイスを聞いて決めました。GIANTはメーカー純正品も安いし、そもそもそんなに高級なものは要らないので迷いませんでした。
悩ましかったのが鍵で、身近に盗難の話はたくさん聞いたし、本や雑誌で調べる限りどれも決定打に欠けるというか、結局は運不運でしかないようなので…。かといって、あまりに無防備なのも心配だし。
メーカー純正のU字ロック、超軽くて多少頼りないけど取り付け楽勝なコレと、お薦めされたYPK(現Proloop)のダブルループのダイヤル式ワイヤーロックに決めました。あと念のためサドル用にちっちゃい900円くらいのコイル状の。
さて、初日のルートですが、自宅近くに鶴見川サイクリングコースがあるので、慣れるまでしばらくここで練習していきたいと思います。なにしろ、ブレーキングやシフトチェンジもおぼつかない。それどころか、乗りかたも漕ぎかたも分からないので。
こういった基礎的な情報集めは主にネットで。YouTubeには動画の解説もたくさんあるし分かりやすかったです。あと本ですね。いくつか読みましたが、疋田智・小林成基両氏による『自転車はここを走る!』(枻出版社)は、首都圏近郊で公道を走ることを想定したときの、漠然とした不安が解消する内容でした。
そんなこんなで、とりあえず頭では分かっているつもりの状態。
平日の昼間、サイクリングコースはガラガラ。始めのうちは気を配ることが多くて、ちょっと緊張しながら走っていましたが、慣れてくると余裕が出てくる。天気もいいし、すいすい風を切って走れるし、楽しい!
地図上のトラッキングは、Google謹製Androidアプリ「My Tracks」で。標高と速度の折れ線グラフや、合計時間、最高速度などの統計情報も記録できます。今回の最高速度は37.8km/hでした。全然、そんなに出ている感じはなかったのでびっくり。見通しもよく、まったく人がいなかった鴨居~新横浜間かな。サイクリングコースもあくまで歩行者優先なので、今後は気をつけよう。
横浜国際競技場を臨む新横浜公園まで下って、戻ってくるルートで、25km弱の道のり。新横浜公園ってあんなに整備されているのね。ちなみに園内は自転車禁止なので、小休止がてら降りてぶらぶらと。暑くも寒くもなくって感じで、気持ちよかったです。
帰りは、川の対岸を。一部、JR横浜線とほぼ隣り合わせで並走できる区間があって、テンション上がりました。地図でいうとこのあたり、けっこうなバンクがついたカーブで、斜めった電車が正面から迫ってくるの、なかなか迫力があります。こんどカメラ持って行こうかな。
鶴見川が早渕川と恩田川のふたつの支流に分かれるところで、うかつにも行きたいのと違う方向に行ってしまい、なんとかなるかとそのまま進むと、サイクリングコースが急に未舗装の砂利道に。考えてみれば、川のこっち側はサイクリングコースではないんですね。仕方なくここも押して歩く。
途中、戻ろうとした道が通行止めで、ひたすら急勾配の坂を登るハメになったのも軽い洗礼というか。単に、方向音痴なだけなのですが。
なんとか、スタート地点まで戻り、ケガなく初日のライドを終えました。
ポジションとかフォームとか含め、少しずつ慣れていければいいなと思います。
目下悩んでいるのが、自転車の置き場所。これについては、いずれまた別の記事で。
ESCAPE AIRを買いました
今日の昼間、仕事の波がちょっと落ち着いたので、近所のGIANTストアに出かけて、決めてきてしまいました。「自転車をどうするか問題」という記事を書いてから早1年近く、ようやく決心がついた感じです。性格的に言って、長続きするか、手入れがきちんとできるかどうかだけがネックといえばネックだったので…。でも、やるしかないでしょう。
2013 Giant Bicycle [ESCAPE AIR]
http://www.giant.co.jp/giant13/bike_datail.php?p_id=00000062
まあ、いまひとつピンとくる色のものがなかったというのもあるのですが、ESCAPE AIRの春モデルに新色のマットブルーが追加されて、これがイメージにぴったりだったので。サドルとグリップは白より黒のほうがいいなと思っていて、ここは追々変えるかもです。まずは初めてのクロスバイクに慣れないと。
ストアの方に何から何まで説明してもらって、サイズは465mmのSにしました(身長169cm)。ライトはNUMEN EL2.0とNUMEN TL1.0、スタンドにESCAPE R QRを買い、空気入れとしてCONTROL TOWER 3を買いました。
必要なものはまだいろいろとありそうだけど、とりあえず取り付けが必要そうなものは納車日にまとめてお店にお願いして、あと携帯工具とかヘルメットとかウェア?とかはバラバラと買いそろえるつもりです。納車は4月中旬とのことなので、来週か遅くとも再来週かな?楽しみがひとつ増えた!
東博でバッハ vol.16 池上英樹(マリンバ)
毎年春に上野公園一帯で開催されている「東京・春・音楽祭」へ、今年も行ってきました。会期のなかではもう終わりの方で、いい感じに桜のシーズンも過ぎて、夕暮れの上野公園はなんだか物寂しい空気。仕事を早めに切り上げて出たのでバタバタしてしまったけど、今度はあのあたり、ゆっくり散歩したいな。
マリンバの池上英樹さんによるソロ・コンサート。池上さんは気鋭の打楽器奏者で、マリンバによる全編J.S.バッハのプログラムは国内でも異例とのこと。確かに、YouTubeではヨーロッパのマリンバ奏者によるバッハ演奏の映像が結構あるのに対して、あまりコンサートの情報は聞いたことがない。これはなかなかない機会と思い、事前のプログラムを見て即チケットを取りました。なにしろ、今年よく聞いている『無伴奏チェロ組曲』の第1番を全曲やるらしいと。
これまで、個人的にヴィブラフォン(ヴァイブ)ほどは親しみのなかった楽器、マリンバ。木琴の一種ですね。考えてみると不思議な楽器で、マレットの先端はゴム、それに繊維が巻きつけてあって、木の板を叩いて金属管が響かせる。完全アンプラグドの生楽器なのに、現実感がないというか、ちょっと浮世離れした音。
特に低音の響きがものすごく豊かで、上の動画の35秒くらいに出てくる最低音の迫力にはびっくりします。アタックが強くて減衰が速いという意味ではチェンバロの特徴とも似ていますが、標準でこれだけリバーブの効いた楽器ってそうそうないように思います。
さて、この日の演奏会、前半は無伴奏チェロ1番から。誘うようなプレリュードは出だしから心地よく、奇をてらわない感じが素晴らしかったのですが、メヌエットやジーグのような勢いのある速い曲のほうが奏者の魅力が出ている気がしました。平均律の2番は、さすがにプレリュードの速弾きはちょっと厳しい感じ。シャコンヌはマリンバの音色にぴったりというか、まるで元からマリンバのための曲のように感じる編曲で、すごく聴きごたえがありました。
後半は声楽曲などを交えた、バリエーションに富んだプログラム。「マニフィカト」から大好きなバスのアリア"Quia fecit mihi magna"が取り上げられたのは嬉しかったです。敢えて中高音と低音を行き来する編曲で、硬く金属っぽい前者、柔らかくふくよかな後者と、はっきりとした響きの違いが楽しめました。
面白かったのはコラール。4声の各パートを、両手に2本ずつ持った4つのマレットでそれぞれ担当し、長い音は左右を交互に早く連打するという奏法でした。これがまた不思議な魅力があって、楽器特有の深いリバーブ効果によって、連続音にアンプLFOがかかっているように聞こえる。コラールに相応しい、荘厳な雰囲気の音でした。
派手なトッカータとフーガに対して、アンコールはゴルトベルクのアリアでしっとりと。
なんというか、マリンバの深すぎるリバーブや低音と高音の音色の差みたいなものって、あまりにも特徴的なだけに、なんでもかんでも合うってわけでもなさそうで。もしバッハの時代にこの楽器があったら、この楽器のためにどんな曲を書いたんだろうとは思いますね。
池上英樹さん、まだお若いと思うのですが、現在は山梨を拠点に活動されているそうです(公式サイト)。意欲的なプログラムと素晴らしい演奏に拍手を送りたい。もっといろいろ聴いてみたくなる、良いコンサートでした。
東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2013-
東博でバッハ vol.16 池上英樹(マリンバ)
2013年4月10日(水)19:00@東京国立博物館 法隆寺宝物館エントランスホール
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
前奏曲とフーガ 第2番 ハ短調 BWV847
(《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》より)
J.S.バッハ(池上英樹編):
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より)
==
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
J.S.バッハ(池上英樹編):
コラール前奏曲「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV645
(《シュープラー・コラール集》より)
アリア「われに大きなことをなしたまえる者」(《マニフィカト》BWV243より)
コラール「汝、平和の君、主イエス・キリスト」
(カンタータ《死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ》BWV67より)
コラール「ゆえに思いのままに進み行け」
(カンタータ《いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君侯》BWV123より)
コラール「おお神よ、汝いつくしみ深き神よ」
(カンタータ《人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるかを》BWV45より)
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
==
[アンコール]
J.S.バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV988より)
CDの入稿とか
「M3」で発表する予定の新作CDの入稿を、予定通り完了しました。あとはプレス屋さん任せ。業者も手順も、前回と同じような感じで進めたので、マスター音源さえ出揃えばあとはスイスイと仕上がりました。
最後までけっこう悩んだのが、アルバムのタイトルとビジュアルでした。自分がDJで使うためのツール集として作ったので(レーベルとしてのBody Informはそういうコンセプトです)、特別なこだわりがないんですよね。
とはいえ、完成品を通して聴いているうちに、なんとなく有機的なというか生物性のようなものを前面に出したい気分になったので、「Organic EP」と名付けました。ビジュアルも前作から一転、写真を大きく使っています。
これらに関しては、告知の段階でまたあれこれ綴りたいと思います。
同人CD即売会「M3-2013春」は、4月29日(月・祝)に東京流通センターで開催です。
それから、Body Informではまたパーティーもやります。これも詳細が既に決まっていて、5月19日(日)茶箱で、15時スタートの6時間です。DJはフミアキさん、izさん、そして待望のwatさん登場です。ひたすらストイックなテクノが堪能できるでしょう。
いや、こんなふうに頻繁にストイックと形容されるけれども、「踊ること」にフォーカスすれば露骨すぎるほど快楽主義を貫きたいと思っているし、そういう類のテクノが好きだし、正確な表現ではないのかも。シンプルに、アタマに何も形容が付かない、無印の「テクノ」をやっていきたいと思っています。今までもこれからも。
さて、4月はその前にドラムンベースでDJいたします。
20日(土)の夜、下北沢altotoの「Birthday Bash!」というパーティーに、4月生まれ枠で呼んでいただいています。ここうさんとオオガさんの主催するオールジャンルパーティー。私も以前遊びに行きましたが、こじんまりと居心地のいい空間で、雑談したり音に入り込んだり、気ままに楽しめますよ。ぜひ、乾杯しましょう!
extend::Birthdaybash(4/20(sat) 23:00~05:00)
http://extend.ore.to/index.php?e=3294
33回転
本日またひとつ、年を重ねることができました。感謝です。
昨晩、急遽OTOでDJをすることになりまして。unaくんとKAZUHIRO ABOさんが主催する月例パーティー「after 7」に、watさんと共にゲストで呼んでもらいました。ケーキでお祝いまでしていただいて、あれこれ取り計らってくれたunaくん(何も知らない人に口頭で「R-9」の表記を伝える苦労は想像に余りある)始め、皆さんありがとうございます。
友達と音楽とお酒があって、言うことなしです。
いま月末の「M3」で発表するためのアルバムの制作をしていて、いくつか仮ミックスのデモをかけてみました。今週末に改めてレコーディングして、週明けにはプレス業者に入稿する予定でいます。
- The Advent & Cari Lekebusch /Arrival [H-Productions]
- Truncate /Transients V2 [Truncate]
- AnnulledUser / Ending #03 [AnnulledUser]
- Mutate /Circle 2 (Machined) [Blank Code]
- R-9 /B43 (Album Demo) [Body Inform]
- Raiz & Jeff Derringer /Deceit (Edit Select Remix) [Electric Deluxe]
- R-9 /B44 (Album Demo) [Body Inform]
- Lucy & Silent Servant /Dormancy Survivors [Mote Evolver]
- R-9 /Mad Dog (Album Demo) [Body Inform]
- Truncate /Modify [Truncate]
- Brendon Moeller /Far Out (Mike Parker Remix) [Electric Deluxe]
- Sigha /Puritan [Hotflush]
- Regis /Purification [Downwards]
- R-9 /Angels Falling Down [Body Inform]
- Stanislav Tolkachev /Protect Me From What I Want [Panel Trax]
- Pepe Arcade /MRZ [Natch LTD]
- Paul Mac /Sometimes It’s That Simple (Vinyl Edit) [Stimulus]
考えてみたら大学を卒業してから、丸10年なんですね。早い早いとは言うけれど、ひとつひとつの内容を吟味すると、それなりにいろんな経験をさせてもらったものです。ただ単に、縁と運だけでここまで来ているような気がします。30を過ぎてからは特にそう思いますね。私はまったくの無宗教だけれど、生そのものと、たくさんの生によって形成されるネットワーク的なものに対して敬虔になるというか。
多くは望まないので、また1年、楽しくやっていきましょう。