週末あれこれ
まずは日曜日、西荻窪THE"ロック"食堂でのライブイベント『Frustration Vol.0.11』で、撮影係&キャッシャーのお手伝いをしてきました。関係者のみなさん、お疲れさまでした!ライブ自体も楽しめたし、久しぶりの友人知人とも話せてすごく幸せな夜でした。
とりあえず、初めてまともにイベント撮りをしてみた覚え書きを。
PENTAX K-rに単焦点レンズDA35mm F2.4AL一本で臨みました。三脚なし。照明が暗めだったので、シャッター速度優先モードにして撮り比べた結果、1/20secくらいがそこそこ明るくてブレないラインと判断して、ほぼ設定を変えずに最後まで撮りました。といっても、スチール以外に動画やキャッシャー係もしながらだったので、撮影数は100枚そこそこ。露出補正はあとからレタッチすることを前提に±0で、ホワイトバランスはオート、ISO感度は1600を上限にオートで。
結果、ピンぼけやミスショットを除いて、30枚くらいは使える写真になりました。まあまあかな?手ぶれはともかく、被写体ぶれが怖いので、シャッタースピードは長くできないし、暗くなるのはPhotoshopでなんとかしました。カラーバランスはバッチリで、レベル補正とトーンカーブ以外は調整の必要はなかったですね。K-rの場合、ISO感度1600くらいまでなら、ノイズ感も気にならない。このあたりがコンデジと全然違うなと思います。
シャッター優先だと、暗いときはどうしても絞り解放になってしまうので、ピントが合わせづらい。加えて、ピントは人物の顔に合わせるか、楽器にするか、手先にするかなど、撮る側(=私)の判断が追い付かないために、ピンぼけになる写真が多かったです。これは、ひたすら練習して慣れていくしかなさそう。
ちなみに、上の写真はライブが終わってから食べた名物きりたんぽ鍋です。お酒も美味しかった!
遡って土曜日は、早稲田茶箱にちょこっと寄って、広島メンツによるテクノ・アニソン系パーティー「Synesthesia - Attack From West vol.4」に行ってきました。前回出させてもらった縁もあり、短い時間でしたが挨拶できて嬉しかった。次も楽しみですね。
池袋に移動して、件の「PHO24」で補給したあとは、テクノバンド「ヤング・フラッテリィズ」企画によるライブ「よるの薔薇」@南池袋ミュージックオルグ。駅近で、小奇麗な内装のライブハウスというかイベントスペースで、すごく居心地が良かったです。
ヤング・フラッテリィズは、以前、茅ヶ崎のライブハウスで紹介してもらったサツキ・ヤングさんによる3人編成バンド。この日のライブは、ソロのときと違う凝ったアレンジでカッコ良かった!他のバンドも、比較的ダウナーというかダブっぽい雰囲気で、オープンからラストまで全部観たけれど、あっという間の5時間半でした。
その夜は、代官山UNITの「Drum & Bass Sessions - DBS 15th. Anniversary」へ。ドラムンベースを聴き始めて2年弱にして、やっと初DBSです。というのも、ゲストが大好きなCalibre!もう何度も来日しているみたいだけど、先日"Condition"というアルバムをリリースしたばかりなので、そのプロモーションかな。
1時前にUNITに着いたら、ちょうどCalibreに交代するところでした。序盤からアルバムのキャッチーな曲や、昨年のアルバム"Even If"からタイトルトラックを投入してきたりして、完全に持って行かれる。PCは使っていなくて、特に煽りもしないし小手先のテクニックも使わない、淡々としたミックス。Hospital系のショウでよく見るようなド派手な感じはまったくなくて、おそらくは流行とは一線を画したスタイルなんだけど、そこが好き。期待した通りのプレイで大満足!
そのあとのDJでは、ダブステップやジュークのような展開に。このあたり、どうなんでしょうね...。というのは、ドラムンとダブステって兄弟ジャンルのように扱われがちだけど、必ずしも共通項ばかりではないと思うんですよね。BPMの差を例に出すまでもなく、ノリ(気持ちいいポイント)がまったく違うような気がするし。特にリキッドファンクと比べると、世界観が違いすぎる。「DBS」では浴びるほどドラムンベースを聴きたかった自分としては、ちょっと肩すかしのような気分で、始発で早々に帰りました。
そうそう、ロッカーのところに、15周年ということで歴代のフライヤーが貼り出してあったんだけど、さすがに見応えがあった。思わず写真撮りました。Flickrのオリジナルサイズだと、一応文字も読み取れると思います。まさにドラムンベースの歴史という感じ。
それにしても"Even If"、UNITの音で聴けて上がったなぁ。ほんと、頭の中真っ白になった。