SoftBank 003SHをAndroid 2.3.4にアップデート
iOSアップデートで思い出したけど、先日、Android端末もメジャーアップデートしました。機種は、昨年12月に発売日に予約購入した、シャープのSoftBank 003SH。電子書籍リーダーのGALAPAGOSがあんなことになってしまった今、背面のGPロゴが異様にまぶしいAndroid 2.2端末です。
iOSと違って、アップデートのタイミングは完全にメーカー依存なので、半ば2.3への対応は諦めていたんですが、先週急にお知らせが来ていて、さらにスマートフォン板の003SHスレの動向を確認して、ようやく流れを知った次第。
GALAPAGOS SoftBank 003SH:Android™ 2.3 アップデート | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/smartphone/product/003sh/os_update.html
端末自体に関しては、度重なるソフトウェア更新を経て、最近ようやく使い物になるレベルに達したものの、発売当初は本当にひどかった。電波状況に関わらず電話が着信しない、スリープ中にものすごい勢いでバッテリーを消費する(半日もたない)、理不尽な場面でフリーズするなどなど...。
それでも、これらが解消してからは、2.2だからといって困る場面は(私の使いかたでは)特になくて、実際のところ2.3にアップデートしてメリットがあるのか考えたりもしました。現に、アップデートに伴うと思われる不具合もモリモリ報告されているし。
ただ、異常にめんどくさい手順だったけれど、私の場合はアップデートして良かったです。
とりあえず、作業前に消えて困る写真等のデータはバックアップ。メールとアドレス帳はGmailを使っているので心配なくて、他もさほどカスタマイズしているわけではないので、最悪まっさらになってもいい覚悟で。
手順が本当に煩雑なため、PDFのマニュアルを見ながらの作業は必須で、かつよほど時間があるときにしかお勧めしません。
と言っても、あくまで手順通りに進めたところ、迷いつつもアップデート完了。再起動後も、ホームアプリのLauncherProで設定しているホームスクリーンを含め、一部のアプリを除いてほぼそのまま移行できました。
ただ、カメラが動作しないという致命的なトラブルに遭遇。カメラだけではなく、QuickPicやアストロなど、どうもメモリーカード(microSDHC)にアクセスするアプリが軒並み影響を受けるらしい。スレのFAQにあった「メディアストレージ」のデータ消去も効果なしで、仕方なくメモリーカードのフォーマットと再起動を試してみたところ、復旧しました。何だったんだろうなぁ。
さて、アップデートしたところ、特に感じたメリットは以下の通りです。
- 操作全般の快適性が上がった。つっかかるような独特の描画ストレスがほぼ解消。
- フリック入力のエリアが見直され、入力しやすくなった。
- 一部アプリの動作、特にカメラの起動が格段に早くなった。
- ロック解除動作が「下から上へ」のスライドに変更になり、片手で解除しやすく。
- 終話操作が簡単になった(これは今までが異常だった)。
- 通知エリアで、Wi-FiやGPS、Bluetoothなどのオンオフおよび一覧が可能に。
- 電池持ちが向上(した気がする)。
一方で、今のところ特にデメリットはありません。Wi-Fiの掴みの悪さは相変わらずだけど、特にフリーズ等のトラブルには遭っていません。いろいろとストレスが減って、まだしばらくメイン端末として頑張れそう!
10/16追記
Android 2.3のもうひとつの大きなメリットとしては、「電源ボタン+ホームボタン」でスクリーンショットが撮れるようになったことですね。これまでは、SDKで煩雑な手順を踏まなくてはいけなかったので、すごく助かります。