ディズニーブーム
23日は、東京ネズミ園ことディズニーランドに行ってました。中学の卒業旅行で行って以来だから、実に15年ぶり。前日、仕事終わりで新浦安のオリエンタルホテル東京ベイに向かって、980円のお夜食ブッフェでがっつり食べた。これ、いい!時間的にラストオーダー滑り込みだったけど、間に合ってよかった。
実は、不用意にもランドの前売りチケットをとるのを失念していて、行ったはいいものの直前まで入場できる確証がなかった。クリスマスを控えた祝日で、混雑予想は年間でもピークの時期だし、チケット持ってても入場が危ぶまれるほど、っていう事情を、前日の夜に知った。。開園数時間前、当日券に並ぶために超早起きするはめに。
が、結果的には、まったく並ばずにホテルのフロントで当日券が買えた。あっさりと。せっかくだし、そのまま8時の開園のタイミングでランド入り。
そこから夜の21時過ぎまで、あっという間だった。幸い天気も良く、かなり余裕をもって遊べた。混雑も思ったほどではなくて、スペースマウンテンで1時間くらい、一番並んだキャプテンEO(マイケルの3D映画でスペチャン5の元ネタのやつ)で、2時間弱。さすがに日が落ちてからは寒かったので、冬はほんと防寒対策必須。
んで思ったのは、ディズニーランドって単なる遊園地ではなくて、ある意味ではノスタルジー再生装置だということ。私の場合、海外に住んでた子供のころに、あまりにも娯楽がなくて、送ってもらったディズニーのビデオを延々と見てたという体験が大きい。大人になってからはそうそう見ないし、能動的に借りるなりなんなりしない限り、テレビで見直したりとかってないもんね。封をされていたアレコレが、ディズニーランドに行くとパカパカ開いていく感じ。
私がディズニーで好きなところは、ちょっと狂気を感じるような場面。ロジャーラビットのアトラクションがめちゃくちゃサイケで(乗ってるコンテナをハンドルで回転させながら、鏡張りの部屋をドアからドアへ高速で移動していく)、いろんな共通するシーンを思い浮かべた。『ダンボ』のピンクのゾウとか、アリスとか。ああいうマッドな表現って、子供心にトラウマじみた印象を残すよね。
そして後日、ブームが高じてツタヤで『ダンボ』借りて、改めて観てみたんだけど、これが本当すごい!映画館のスクリーンとかで見たら、頭おかしくなりそうなくらいアシッド。どういう意図で作られたのか気になっていたら、同梱のメイキング映像でシュルレアリスムに言及されていて納得。というか、ウォルト・ディズニーとサルヴァドール・ダリの未完のコラボ作品があったっていうくらい、密接な関係だったのだそうで。奥が深いなぁ、ディズニー。