2010年6月のDJチャート
更新しました。Juno Playerで全曲再生できます。
R-9@EPX studio // Jun. 2010 chart at Juno Download
http://www.junodownload.com/charts/dj/626502-R_9/415516-Chart/
Chris Dynastyの1は、シンセもパーカッションも細部で凝ってるファンキートラック。これだけ個性を出せると楽しいだろうなー。Sub Cultは常にいい。
2は荒削りだけど、熱いギターリフがなんかツボった。展開も比較的あっさりしていて全然使える。Disturbulenceは無名のアーティストをどんどん掘り返してくれるので注目している。
3のGroovelabは、一時期なぜかラインナップから外れていた作品がぼちぼち復活している(Le Voix Du Monde名義のとか、去年はあったんだけど)。Uncut Funkシリーズは5番もいい。
4は、寡作にして毎回超絶クオリティの曲を出してくるスウェーデンのPratap。既に3月からいろんなとこで使いまくっている。
5のRantanは古き良きStigmataを思い出させるようなタイトなハードテクノ。
さりげなくPresenceも入れました。ぬっきーのこの曲はほんとすごいな。
日曜はPresence seventh
告知です。今週27日日曜、早稲田茶箱でパーティー「Presence」の第7回でDJします。イベントとしては今回で一区切りということで、ぜひ遊びに来てください!ゲストは、おなじみasagaoaudioカワカミくんと、takaukeカミヤくん。いろいろなことがあったプロジェクトだけど、最後まで楽しくやりましょう。
CDのほう、Presenceの1番が先日お知らせしたiTunesに続いて、Beatport、Juno Downloadでも買えるようになっています。DJのみなさまもぜひ。懐かしいよね、このジャケ絵も。
詳しい情報はレーベル主宰フミアキさんのブログで。
ぴったり
iPadジャストサイズのソフトケースをダイソーで見つけた。部屋に置いとくときはともかく、持ち出すときはいいかも。ほぼB5サイズだから、純正のじゃなくても、探せば他にも合うのがありそうだなぁ。
この週末は、いろいろイベントの誘いがあったにも関わらず、ちょっとした買い物に出た以外は、家で考えごとをしたりしていた。楽しいことも悩ましいこともあって。楽しげなこととしては、8月にも茶箱でイベントを企画してますよってことと、来月友人の結婚パーティーの余興でElectribe使って何かしようかなってこと。あと、コミティアの申し込みをしたので、新刊のネタ出しもしないとね。
けっこう、今の時期旅行に出ている友人知人が何人かいて、ちょっとうらやましい。遠出したい気分。
合間に、日曜日のPresenceの選曲をしつつ、Junoの新譜を漁った。最近、音数の多いファンキーなテクノを、ちょい遅めの130くらいで繋ぐのに興味があって、実験してる。先日のHIGHFIVEの、最初のほうにやったセットみたいな感じで。
ケーキ会~160@茶箱~ドライブ
土曜にしては早く目が覚めたので、午前中は黙々と部屋の掃除。昼くらいに、佐川から先日申請したCS5 Web Premiumの無償アップグレード版パッケージが届いて、合間でインストール作業などをしつつ。
夕方、unaくん主催のケーキを食べる会に参戦するため代々木公園へ。陸橋のあっち側初めて行ったけど、あんなふうになってるのね。南門の入り口付近に、ビニールシートを広げてケーキをモグっている大人が10人以上いるのがおもしろかった。ごちそうさまでした。
そうそう、行きがけに改装後のテクニークに寄ったんだけど、噂の中古盤コーナーができていた。しかも盤についてるポップのフォーマットがスパイスのまんまで、かなりぐっときた。棚はまだだいぶ空いていて、あれが中古盤で埋まっていくのを考えると、テクニーク本気なんだなーと。もはや私はCDJメインだけど、買い逃したものを集めていきたいから、時々寄ってチェックするようにしようっと。
そのまま原宿経由で、先週に引き続き早稲田茶箱へ。今日はmarixさんLZD佐々木さん主催のガチテクノパーティー「160」。ゲストのtakaukeくん、asagao川上くん、イオさんもそれぞれの魅力をフルに発揮していてすごかった。常連のお客さんの盛り上がりも良くて、勝手にいつかのSpiel!みたいなパーティーを連想したなぁ。超楽しかった。個人的に、初めてちゃんと聴くイオさんのDJが懐かしいノリのセットでツボでした。
ちなみに、今日のゲストのtakaukeくんと川上くんは、2週間後のPresenceパーティーのゲストでもあります!これの告知も追ってしないとですね。
サイゼで遅い夕飯後、フミアキさん、Sangoさん夫妻とともに、izさんに深夜のエクストリーム送迎をしていただきました。そう、izカー。首都高を反時計周りにぐるっとドライブして、大橋ジャンクション経由で東名へ。高速とか久しぶりだったので内心テンション上がった。そしてやっぱり車中の会話が楽しかったです。お疲れさまでしたー!
HIGHFIVE、お疲れさまでした
無事終わりました!遊びに来てくれたお客さん、出演者のみなさん、Ustreamを見てくれた方々、どうもありがとうございました。終始いい雰囲気でパーティーを終えることができて良かったです。ここ発でまたなんか、新しいつながりが生まれていくといいな。
イントロでは、チェンバロ独奏(ブクステフーデのシャコンヌBuxWV160)からケンイシイ、ファンキーテクノを緩めに繋いで、ちょっとインダストリアルに寄り道したり、というセットでやってみました。
P-xyさんは、私自身も久しぶりに聴くDJでしたが、ノイズ、テクノ、ジャーマンニューウェーブなどなどを飲み込んだ懐の広いプレイで、選曲のセンスの良さが光ってました。何年ぶりかで共演できて良かった!なかなか居ないタイプのDJだと思うので、みんなもっとオファーするといいと思うなぁ。
izさんは、いつかのPresenceを思い出し、操縦席のような専用ブースを使ってもらいました。ご本人は謙遜されてましたが、私はあのizさんの唯一無二のDJスタイルが好きなんです。PresenceやThrustの音源を織り交ぜつつ、ダビーなミニマルからダブステップ、じわじわ上がって140近いハードテクノまでの流れが素晴らしかった。
mmmmmmくんのライブは、PCとX-Session、MachineDrumをBehringerのミキサーに突っ込んでのフィジカルなセット。あのクオリティに驚いた人は多いはず。というか、生のMachinDrumの音を茶箱で初めて聴いて、超テンション上がった。PCの上モノのと絡みも絶妙で、音的に均整がとれているのがすごいと思いました。今年はいっぱいライブやってほしい!
Yu KiyomiyaさんのDJはほんと上手くて、テクニックにも選曲にもやられっぱなしでした。町田クラスタからは川上くん、小宮さん、今野さんを呼んでいて、キヨミヤさんを茶箱に呼ぶのは今年の念願でした。叶って、しかもイベント的にばっちりハマっていて最高です。途中音が止まってしまったのは申し訳ない、、ぜひ誰かリベンジでオファーを!
私のラストのセットでは、時間も短いのでがつっとハードめのテクノをかけました。出だしのDub-Eating Beast(Presence 008)で急に上げたのが受けてて嬉しかった。こういうとき用に作った曲なので!
終わったあとは、久しぶりにサイゼで軽く打ち上げて帰りました。
特にものすごく準備して臨んだというようなパーティーではなかったんだけど、みんな猛者ばかりで、楽しくオーガナイズさせてもらいました。また遊びましょう!
冒頭の写真はキヨミヤさん。他にもflickrでちょっとだけ、公開してます。
HIGHFIVE、明日15時です
詳細は前回の記事で、ってとこですが、明日になりましたので再告知です。
HIGHFIVE // 2010.6.6(Sun)@SABACO
http://www.epxstudio.com/highfive/
いろんなタイプのDJ&ライブ、しかも私とizさん以外は茶箱初登場ですので、お見逃しなく!お知らせしている通り、タイムテーブルは以下を予定しています。
15:00 R-9 (intro)
16:00 P-xy
17:10 iz
18:20 mmmmmm (live)
19:10 Yu Kiyomiya
20:20 R-9
21:00 -over-
1,500円、1ドリンク込みです。私は前後半ともテクノセットですが、イントロでは若干ユルめな感じ、後半は流れ次第で。
不明点ありましたらいつでも連絡ください。では、茶箱で会いましょー。
Dance Rodriguez feat. Steve Bicknell
仕事終わりでunaさんと渋谷でトンテキ後、unitへ。メインは重くて硬いミニマル~テックハウスがかかってて気持ちよかった。というか、気持ちいいしVJなくてフロア真っ暗だし、ものすごい勢いで睡魔が襲ってきてやばかった。金曜日に遊びに行くと、どうしても途中でこういう波が来るね。
3時にスタートしたAuto Repeatのライブは、PCとなにかコントローラという今風のセッティングながら、音も展開も荒削りすぎて笑った。抜き差しも適当だし、サンプルの音質もバラバラだしで、まったく空気を読んでないところがよかった。ライブって、超完璧に作りこまれたセットよりも、ああいうプリミティブで直線的なエネルギーがあったほうが好き。あの曲を買うかと言われたら、買わないと思うけど。。
3時45分からクローズまで、Steve Bicknell。ハードミニマル絨毯爆撃な時間帯が本当にやばかった!隙間のない低音とパーカッション、16分のハット、内省的ながら徐々に変質していくシンセのアルペジオ、抜き差しされるライド。すべてがハードミニマル全盛期の様式美そのままで、何度もマニアックラブでのRebootがフラッシュバックした。これだよ、これ、っていう。
この人のミックスは独特で、丁寧にロングミックスを聴かせるなんてのはなく、かといって3台使いとかエフェクト凝ったりとかテクニックを魅せるわけでもなくって感じで、淡々と1曲ずつ繋いでいく。繋ぎはラフなんだけど、EQで長くキックをカットしたりして、選曲も含めたセット全体で個性を出していた。曲に対する深い知識と、臨機応変に対応できる柔軟な発想がないと、一朝一夕ではこのスタイルには辿り着けないと思う。これもキャリアだなぁ。
ハードミニマルでツボに入ると、自分の輪郭が薄くなって、意識がフロアを満たす音のなかに溶け込んでいくような劇的な体験が稀にあるんだけど(もちろん純粋に音楽の作用だけでですよ)、今回も途中で何度かあった。自分の中に潜っていく感じ。そういうとき、たまに周りを見ると、明らかにそういう感じになってる人が他にもいて、あーなんかいいテクノのパーティーに来たなって思う。
5時過ぎにちょっとペースが変わって、歌ものディープハウスみたいなノリになってきて、さすがに疲れたので帰ることにした。ほんと良かったBicknell!ありがとう。
iPadその後
iPadいろいろ遊んでます。書きたいネタはあるんだけど、まとまらない。要は環境はばっちり整備されたので、あとはコンテンツが来ないと飽きちゃうなあ、という。そして案の定、ScanSnapとかで書籍の自炊をやってみたくなった。普段は読まないながらも、何度でも読み直したい本ってのがいくつかあって、本棚の奥にしまいっぱなしになっている。S1300なら2万円台なのかぁ、とか。
これも結局レコードの取り込みと同じで、デジタルリリースされる見込みがあるなら、なにも自分で手間かけてやる必要は全然ないんだけどね。電子書籍云々は、何につけてもDJのPCDJ化と重なるな、私のなかでは。
先週土曜日は町田のtektekに遊びに行ってきた。今回のゲストはYo-CさんとBeppuさんということで、全体的にハードでアッパーな回でした。とにかくYo-Cさんが素晴らしくて、新旧ジャンル問わずかけまくるスタイルで、最後に聴いた10年前と全然変わってなかった。いつの世もああいうDJがいないとだめだね。ほんと感激した。
10年前ってのは川崎ハロウィンかなんかの時で、そのころ同時にFM番組でミックスも流れてて、トランスもUKハードもハードミニマルも見境なく(しかもまったく違和感なく)プレイしてたのが衝撃だった。そのころ、自分もDJ覚えたてで、ああいうジャンルにこだわらないDJになりたいと思ってたなぁ。
通勤に使うインナーイヤーヘッドフォンが軒並み断線して、替えを探していたところ、AKGのK317を見てビビッときた。こういうのはもう直感なところがあるので、あまり情報なかったけど、信じてサウンドハウスで発注してみた。AKG代理店のハーマンで扱ってないんだよね、これ。海外のレビューでは高評価なので、ひどいものではないはず。どうだろ、楽しみだな。
Presence 001がiTunes Storeで
gatearray recordingsのフミアキさんにより、クリプトン社のRouteRサービスを経由して、2007年作品のコンピ"Presence 001"のiTunes Storeでの配信が始まりました。詳細は、下記の記事にて。
gatearray recordings blog - Presence 001 iTunes Store release!
http://gatearray-recordings.net/blog/archives/503
3年近く前の作品ですが、1番はいろいろと思い出深いです。機会がありましたらぜひ聴いてみてください。ちなみに、他サイトでもリリースの見込みがあるようなので、DJ諸氏はそちらを待っていただいたほうがいいかもしれません、念のため。