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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2010

クラシック2010-05-03 22:52

LFJ 2010朝から晩まで3日間コンサート漬けで、周辺会場合わせて計300公演以上あるというクラシック音楽のフェス、LFJに今年も行ってきました。今年のテーマは、生誕200年ってことでショパン。
相変わらず前売りチケットを取るのが大変で、所用で参加できない3日目を除き、自分用にやっと3公演確保できた。時間的な折り合いが付かず、断念した公演もたくさん。アコーディオンのモーション・トリオはどうしても聴きたかったけど、家の人の分を押さえたので代わりに聴いてきてもらうことに。

初日は、朝イチでG409のモード・グラットン(チェンバロ)によるバッハのフランス風序曲BWV831ほか。プログラム変更があって、期せずしてイタリア協奏曲が聴けたのは良かったけれど、変更曲目として終演後に張り出されたフーガの技法を実際には演奏してなかったりとか、何かトラブルがあった様子。演奏はわりと淡々としていた。あと、すごい綺麗でした。去年、ル・コンセール・フランセでチェンバロ弾いてたのもこの人かな。

用事があったので初日はこれだけトンボ帰りで、今日の2日目。G409のピエール・アンタイ(チェンバロ)の平均律を聴いた。今年はバッハがメインじゃないので来日しないのかと思っていたけど、これ以外にもいくつか出演していたみたい。本当に力強い激しい演奏で圧倒された。最低限まで照明を落とした室内の中で、延々と反復するフーガを聴いていると、半ばトランス状態になることがわかった。

午後は、ソプラノのマリア・ケオハネとリチェルカール・コンソートによる、ヘンデルのオペラとオラトリオ。リチェルカールは去年すごく評判が良かったみたいで、今年は聴きたいと思っていた。これが期待通りの素晴らしさで、各楽器の掛け合いなど見せ場も多く、充実した内容だった。すごく感動した!

明日は参加できないので、個人的には今年のLFJはこれで終わり。物販でリチェルカールのマニフィカトBWV243と、モード・グラットンのヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのCDを買った。ショパンイヤーなのに、結局聴いたのはバロックだけ…。予習で練習曲とかピアノ協奏曲とか聴いてたのに残念。また、機会があれば。

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