ram jam world
町田ブックオフでram jam worldの『世界』を見つけたので購入。懐かしい!『世界』も好きだけど、『欲望』の生っぽいベースがめちゃくちゃかっこいい。朝本さん、98年当時、いわゆるポップスのフィールドでこの音をやってたのは、やっぱりすごいなと思う。
今年、ドラムンベースに手をつけるにあたって、思い出すことがひとつあって。
大学入った年だったから99年だと思うんだけど、当時の私のサイトの掲示板の常連で「トラコン」さんというハンドルの方が大阪に住んでて、ふとしたきっかけで会うことになった。
トラコンさんは私より1つか2つ上の立命館の学生で、ドラムンベースに詳しかった。もちろんテクノも聴いていて、だからこそ知り合ったわけなんだけど。今みたいに情報が溢れてないから、お互いテクノに飢えていて、いろんな話をしたように思う。アメリカ村のレコ屋とか、あちこち連れて行ってもらったのを覚えている。
帰り際、お互い好きな曲を詰め込んだカセットテープを交換した。私が何を入れたのかは完全に忘れたけど(たぶんケンイシイとか)、トラコンさんがくれたカセットに入っていたのがram jam worldの曲とか、ブケムとか4 HEROとか。
トラコンさんとはそれきり会う機会がなくて、掲示板でもなんとなく疎遠になったまま、10年以上経ってしまった。貰ったカセットはまだ持っていて、ときどき思い出しては聴いている。私のドラムンベースに対する憧れって、実はそのカセットに入ってたram jam worldの影響が少なくない。
"planet earth"が一番好きで、この曲はイントロ聴いただけでじーんと来てしまう。サビで一気に加速して宇宙まで飛んでいくような歌詞もいい。この曲が入ってるアルバム"rougn and ready"は、今でもわりと中古盤のコーナーに行くと見かけるね。
パーティーやります「80+30」
とりあえず第一報ってことで。
http://www.epxstudio.com/8030/
4月4日日曜日なのです。お楽しみにー。
3月27日、Hypnotyze@浅草Stellaに出演します
浅草Stellaを拠点に活動されているミニマル/ハードミニマルDJのmitsuさんにお誘いいただき、7回目となるレギュラーパーティー「Hypnotyze」にゲストで呼んでもらいました。おなじみglicoさんと、CAGEのキーオさんも一緒です。これは本当に楽しみ!Stellaでオールのパーティーも初めてかも。がっつり、テクノセットで行きたいと思いますので、よろしくお願いします。
以下、公式コミュからの告知テキスト転載です。
Hypnotyze -Minimal/Techno Party In Asakusa- @Asakusa Stella http://stella.ne.jp/index.html3/27(sat) 23:00 open/start
Entrance Fee
1,500yen(at door)
1,000yen(w/flyer,画像のみでも可)昨年3月産声を上げた、浅草Stellaにて静かに輝きを放つMinimal/Techno Party、Hypnotyze。
いよいよ1周年を迎え、2年目に突入します。2年目を迎えるにふさわしく、早稲田・町田のテクノシーンから強力なゲストをフィーチャー。
流行り廃りに流されるだけでなく、確固たる存在感をを放つテクノサウンドを、浅草が誇るディープスポット・Stellaにて体感せよ!!
【Featuring DJs】
☆R-9(EPX studio)
http://www.epxstudio.com/
レーベル「EPX studio」主宰。
Hard Techno eventのオーガナイザーとして、その確実なDJスキルでフロアを沸かせる超実力派。オーガナイザーとして、クリエイターとして、DJとしてオファーが絶えないHard Techno DJ。☆glico(Wish!/Spiel!)
早稲田茶箱を中心に活動する女性ハードテクノDJ。
その風貌からは想像も出来ない、ハードテクノを中心とした選曲は"女Oscar Mulero"と評されるほど。☆YU KIYOMIYA(CAGE)
http://www010.upp.so-net.ne.jp/cage/
http://d.hatena.ne.jp/kiyomiya/
東京町田で4年目を迎えるテクノイベント『CAGE』主宰。
ノイズミュージックにバックボーンを持つその攻撃的な音と過激なルックスは、瞬く間に関東圏に轟きアングラシーンでその存在感を知らしめる。
過激なハードテクノを軸としながらも、過去にQ'hey氏やGo Hiyama氏、Dave Twomey氏らシーンの重鎮とも共演を重ねる。【Resident DJs】
◆Mari Ohe
イギリス留学時にクラブカルチャーに衝撃を受け、
作曲を行う傍らDJを行い、毎月多様なイベントに参加している。
WOMBや青山有名クラブでのプレイをコンスタントに行う傍ら、過去には高木完、GOTH-TRAD、REE.K等、著名DJやアーティストとの共演経験もあり、現場感覚も鋭い。現在主流のミニマルテクノを体現する若き期待の女性DJ。
<Myspace>
http://www.myspace.com/mariohe◆Mitsu
もともとデトロイトテクノ好きだったがJEFF MILLSのプレイに魅せられ、ハードミニマルでのDJを始める。
浅草・町田のアンダーグラウンドテクノイベントから多くの影響を受け、コンクリートミニマル・インダストリアル等の流行に逆らったジャンルも嗜んでいる。
現在、ハードミニマルを軸にインダストリアル・ハードアシッド等を取り入れつつ、自作トラックも織り混ぜた”オリジナリティ”溢れる選曲で空間を作り上げる。
<Myspace>
http://www.myspace.com/mmitu
Optio H90を衝動買い
電化製品を買うときは、いろいろ悩んでいるプロセスを楽しみたいほうなので、衝動買いって滅多にないんだけど。今日、別の買い物で立ち寄った町田ヨドバシにて、出会ってしまった。めちゃくちゃミニマルでかわいくないですか、これ。
そもそも、手持ちのXactiの静止画モードがあんまりよろしくなくて、携帯(W44K)のカメラは言うに及ばずって感じで、以前から気軽に使えるデジカメを探していた。写真まったく趣味じゃないので、ほんとに最小限の機能だけでよくて、安くて軽いやつ。
PENTAX Optio H90はそこを押さえつつ、しかもデザインが素敵すぎる。おもちゃっぽいというか。他のメーカーのを見ていると、流線型のクルマっぽいイメージだったり、逆にちょっとごついレトロなテイストのだったり。売り場でかなり浮いていた。
ぱっと見てすぐ気に入って、店頭でひとしきり実機をいじってみて、さらに気に入った。操作がすごく軽い!再生モードでズームしたり、次々画像を送ってもさくさく動作する。ヒストグラムも表示するし。最近のデジカメってこんななのか…。
これで、17,800円だった。2月中旬に出たばかり。安いよねぇ。
若干めんどくさそうなのは、アダプタ直結で充電できないところ。バッテリーを取り出して充電器にかけなきゃいけなくて、USBでの給電もできないっぽい(PCへの直結はもちろん可)。ここは、使用頻度とバッテリーの持ちにもよるかな。
部屋のなか撮ってもしょうがないので、撮影テストはまた追々。H90持ってあちこち出かけたい!
Optio H90|コンパクトデジタルカメラ|PENTAX
http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/optio-h90/feature.html
フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ ピアノ・リサイタル
以前ここでも書いた、ルクセンブルク出身の若手ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノのコンサートに行ってきた。なかなかすごいものを聴いた。
まず驚いたのが、最初の自作曲とバッハの4つのデュエットを繋げて弾いたこと。前半は立ち上がってピアノ内部の弦を延々と4つ打ちで弾いたり、徐々に激しくなっていく暗めのミニマルミュージックなんだけど、後半からいきなり、めちゃくちゃ端正なまったく澱みのないバッハ。その瞬間、事前のインタビューで本人がそのことを「DJ」だと説明していたことを思い出した。同様に、ハイドンとその次の自作曲も続けて弾いていた。
私は、彼がStrings Of LifeとかThe Bellsをピアノで弾いてるっていうこと自体は、正直そんなに面白いと思っていなくて、出来はともかく別にアイデアとしては平凡だし、テクノは普通にクラブで聴きたいし。ただ、オリジナル曲とか、今回のプログラムを通して聴いてみて、単なる「弾いてみた」とは全然違う次元を目指しているんだってことはよく分かった。テクノ名曲カバーっていうのは、その過程で生まれた副産物なんだろうなぁ。
で、そういうアブストラクトなことをやっていながら、バッハに関しては、崩さず、付け足さずって感じの正確無比な演奏。なにかとグールドが引き合いに出されるのも分かる(例に漏れず、デビュー盤がゴルトベルクだし)。
フランス組曲第6番のサラバンドみたいな、ひたすら美しい曲をどう弾くのかと思ったら、左手を短く切ってビート感を残したまま、早めのテンポで弾いていた。逆に、その次のガヴォットはちょっと遅めに引いていたりして、このあたりの展開の作り方もDJっぽいなと思ったり。同じ80年代生まれで、テクノ的なダンスミュージックのグルーヴを内に持ったピアニストが、300年前の舞曲形式の曲を弾くってだけでわくわくするよね。
ストラヴィンスキーのタンゴって初めて聴いた。タンゴ奏者が発狂してバンドネオンを床に叩きつけているみたいな曲でとても良かった。アンコール2曲目の自作曲(未発表?)も完全にタンゴだったし、バロック~タンゴ~テクノという私の好きな要素が全部入っていたのは、ただの偶然じゃないと思えてきた。
物販で、01年のゴルトベルクとAufgang名義のアルバムを購入。そこでフライヤーを見つけたんだけど、3月5日にUNITで田中フミヤとイベントやるのね。フランチェスコ・トリスターノとしてクラブ・セットのライブをやるらしい。全く想像がつかない…。UNITにグランドピアノ持ち込むのかな??楽しみだ。
- フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ ピアノ・リサイタル
- 2010年2月21日(日)14:00@Hakuju Hall
- F.T.シュリメ:ハロー(Hello)
J.S.バッハ:4つのデュエット BWV802-805
ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6
F.T.シュリメ:水を求めて、それでも地球(Nach Wasser, noch Erde) - J.S.バッハ:フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817
ストラヴィンスキー:タンゴ
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章 - アンコール
- F.T.シュリメ:メロディー(The Melody)
F.T.シュリメ:クバナ
コミティア91お疲れさまでした
今回も無事終わりました。資料を振り返ると、B2Bとして初サークル参加したのが04年2月のコミティア67なので、ちょうど6周年なんだなぁ。早いもんです。
サークルの出し物としては、今朝方告知した私サイドの個人誌新刊と、宮田くんの既刊の改訂版を用意しました。新刊は読みが甘くというか、ありがたいことに、1時台で予定数を売り切ってしまい、前回残ったペーパーを少し出しました。どうもありがとうございます。
今回は、6年前からぽつぽつと描いてる『マカナナ』という作品をベースに、完全アナログ原稿で、いま描きたいものを描きました。なんであんな話になったのかよく分かりません。もうちょっと魅力的なネームが描けるようになりたいので、5月は頑張ります。
例によって、購入した本のリストをメモしておきます。いつも買ってるサークルさんを中心に、新しいところも少し。14時くらいに回りはじめたので、けっこう完売サークルもあって、事前チェックしたのをすべて拾えなかったのが心残り。
- ぽろしべ『夢みる僕たち』
- おしゃれ団『つきみくん総集編2』
- おしゃれ団『COMIC 奴低辺』
- めざせ!『海上の楽園』
- デジラボ『○×△ちゃん』
- BrownDogHut『集合住宅 第3号』
- BrownDogHut『白四自選短編集 アポロ計画 1号』
- たる屋『旅は道連れ』
- かめい薄雪『永遠の遠国』
- OVER LIMIT『君のこと以外は何も考えられない』
- オダギリックス『少女は屋上で会話する』
- ぽんぽんキャッツ『ぽんキャ03』
- イン ザ サン!『花の妖精メザノ 王国の危機(1)』
私はわりと本買うとき、明らかに作者さんぽい方がいたら話しかけるようにしていて、最近そのやりとりがコミティアの醍醐味になりつつある。なかなかやっぱ感想を直で伝える機会ってないし、自分が言われたら嬉しいし。あと、作者さんの人となりが作品を通して伝わってきて、話してみたいなってケースもある。作家として参考になる話を聞けることも多いので、今後も続けていきたい。
終わってから、おしゃれ団のもつさんと合流し、うなくんとうちの2人、途中参加のフミアキさんとで打ち上げ@大井町。もつさんの「つきみくん以外」の話が漫画に輪をかけて面白くて、今年一番笑った。今までティアの打ち上げは、身内だけでささやかに反省会っぽくやっててテンションも微妙に下がりがちだったので、これからはこういう機会に、いろんなサークルさんと交流できるといいなーと思います。
お疲れさまでした!
コミティア91に参加します
明日、というかもう完全に今日ですが、毎度ながらコミティアにサークル参加します。本できました。ここ何回か連続でイラストペーパー程度だったけど、なんとか体裁だけは漫画になった。16ページ読みきりで『READY TO ROCK』って個人誌です。
サークル相方の宮田氏は、既刊(前回出た増補改訂版)を増刷して臨むそうで、併せてチェックお願いします。場所は、に35a『B2B』です。
終わったら打ち上げも考えてますので、適当に声かけてください!個人的には、コミティアに参加しているいろんなサークルさんと飲みたいです。ぜひぜひ。
ドラムンベース始めました
始めましたっていうか、始めます。
「好きだけど敢えて手をつけなかった」ジャンルというのがいくつかあって、その一つがドラムンだったんだけど、今年から手を出していくことにした。どんどん買っていくしDJもやる。あといろいろ実験して、曲も作れれば。こういうのは先に言ってしまうほうがいい。自分の場合は。。
そもそも、アナログ全盛期は、テクノ全般とちょこっとトランスをかじる程度で精一杯だった。単に経済的な理由もあるし、収納場所の問題もあるし。新しいジャンルを開拓するのって、本来ものすごい金も時間もかかるものだった。
それがダウンロードが主流になって、環境が一変した!さくさく試聴して、気になるアーティストやレーベルでどんどん辿っていけるし、大概myspaceがあるからテキストベースの情報も手に入る。個人的な話をすれば、今年はCDJを買ったので、ダウンロードしてすぐ試してみたりもできる。やっと条件が揃ったって感じ。
私のドラムンベース知識は90年代のLogical Progressionとか、変な話Squarepusherとかで止まっているので、00年代以降の動向はまったく知らない。なので、世の中的にはどういう音があって、自分はそのなかでどういう系の音が好きなのか、探るところから始めた。こういう用途だと今のところ、Beatportが一番使いやすい。音もいいし。
最初とりあえず、Beatportのジャンル別チャートのドラムンTop100を片っ端から聴いた。あんまりシンセがレイヴィーな、おどろおどろしいハードコアなのも自分としてはちょっと違って、逆に歌モノのおしゃれでクールなやつも、たぶん違う。だけど「これはいいかも」っていう音は確かにあって、それに共通する要素を辿っていくうちに、なんとなく探しているものが見えてきた。
どうなんですかね、チャートを聴いてる限りだと、いま流行ってるスタイルってすごいシンプルで、細かく刻んでる感じじゃないような気がする。軽くてソフトなイメージ。私はもっと硬くて粒が細かいのが聴きたいんだけど、そういうのはあんま流行ってないみたい。
そんな中、この曲が異常にかっこよくて鼻血出た。これ!こういうのがもっと聴きたい!
テクノはテクノで続けつつ、今後はドラムンベースも。おすすめあったら教えてください。
西山まりえ チェンバロ・リサイタル
実は、YouTubeで最初に西山さんのゴルトベルクのアリアを聴いたとき、あまり好みの演奏じゃなかった。コメント欄でも指摘されているように、テンポ・ルパートを多用した表現がちょっと過剰なところがあって、グールドのように機械的で正確無比な演奏が好まれがちなバッハの鍵盤楽曲に対して、いい意味では挑戦的な感じがして、ずっと引っかかっていた。今回、たまたま比較的地元に近いフィリアホールでコンサートがあると知り、すぐにチケットを取った。
オールバッハ・プログラムで、インヴェンションからの抜粋6曲とイタリア協奏曲、休憩を挟んで、通しでゴルトベルク変奏曲全曲という内容。
ゴルトベルクは、最初に感じていた違和感が徐々に氷解していって、一巡してアリアに戻ってきたときに、すごく腑に落ちたというか、どうしてああいう表現なのかが分かった気がした。とにかく、一般的な演奏でさらっと弾くところを敢えて止めたり、止めるところを繋げて弾いたりという、揺らぎの作り方が独特。第7変奏はほとんど違う曲のように聞こえる"跳ねかた"でびっくりした。
表現の幅が広がるのと引き換えに、バッハの曲の裏側を走っているかっちりしたリズムが揺らいでしまって、(個人的には)速い曲ではしっくりこない所も…。逆に、ゆっくりした曲ではその個性がすごく映えていて感動的だった。13や15はもちろん、他の人の演奏だとわりと退屈になってしまう、長ーい第25変奏とかも素晴らしかった。
チェンバロだと、どうしても去年聴いた曽根麻矢子さんのゴルトベルクと比べてしまうんだけど、西山さんは、激情型の曽根さんの演奏とある意味で対極にあって、ゆったりした雄大な感じ。第16変奏(序曲)の前半や、第30変奏ではその独特なアクセントがすごく効いていて、特に後者は今まで生で聴いた同曲のなかで一番良かった。そして、アリアに戻ってきて、あーこういうことなんだ、っていう。YouTubeであれだけ切り取ってしまうと分からないけど、このバッハもすごくおもしろい!
導入として使われたインヴェンションも同様で、抜粋の順番も含め、解釈の背景にすごく意図が感じられて楽しかった。イタリア協奏曲も良かったけど、今度はフランス組曲とかパルティータも聴きたいなと思ったり。いろいろと新鮮な体験でした。
- 西山まりえ チェンバロ・リサイタル
- 2010年2月6日(土)18:00@青葉台フィリアホール
- インヴェンションより(BWV772-779)
- 第7番/第3番/第4番/第1番/第2番/第8番
- イタリア協奏曲 BWV971
- 第1楽章 アレグロ
第2楽章 アンダンテ
第3楽章 プレスト - ゴルトベルク変奏曲 BWV988
- アリア
第1変奏~第30変奏
アリア - アンコール:マルチェルロのオーボエ協奏曲(バッハ編曲)BWV974より
- 第2楽章 アダージョ
iPad雑感
iPadいいよね。touch持ってるけど私は買います、これ。
電子書籍とか日本でどの程度環境が整備されるのか(あるいはまったくガラパゴスのままなのか)、全然予想できないけど、個人的にはこれでマンガ読みたい。というか、薦められてて読みたいマンガいろいろあるけど(ジョジョとか)、今から全部揃えるのもスペース的にとか、すぐ日焼けして劣化するしとか、いろいろ考えると絶対データのほうがいい。
それこそ、コミケとかコミティアみたいな同人誌即売会は劇的に変わると思う。特にコミティアは、地理的な制約で年4回参加できないサークルもいっぱいあるし、ものすごい時間と金かけて本作って、延々と赤字で回していくとかほんと報われないよね。そういう層の参入がどれだけ自由化されるのかも見えてないけど、安倍さんみたいな活動家が先陣切って道を作っていくんだろう、きっと。
アナログからデジタルへ、っていう意味では、DJほど身をもってこの価値観の転換の現場に立ち会った人々はいないと思う。たった数年でレコードが変えなくなって、クラブからタンテが消えて、レコ屋がガンガン閉店するってないでしょ。
だから個人的には、一般に言われてるよりもずっと早いスピードで、電子書籍が一般的になるような予感がしている。でやっぱ、その波が真っ先に来るのって同人業界のような気がする。即売会はどうなるんだろうね。
とりあえず、当面はコミティア参加が続きます。2月14日のコミティア91は、に35a「B2B」で。私はまだ確認してないけど、今回のティアズマガジンのPush&Reviewのコーナーで、うちのサークルの宮田くんの本が取り上げられているはずです。