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ベトナムに来ました

旅行2009-10-04 18:30

HCMC

そういうわけで、ホーチミン(Ho Chi Minh City)滞在先ホテルの有線LANより。仕事で来ているため、去年のシドニーのようにこと細かには書けないけど、思ったこととか感じたことは、支障ない範囲でココにも覚え書きしていこうかなと。

中華航空、成田から台北で乗り継いで、ホーチミン市に向かう便。近いようでいて、9:40に出て16:20に着くため、ほぼ丸一日潰れてしまった。前日含めて、M3準備やら何やらで数日間あんまり寝てなくて、そういう意味では寝不足は解消できたけれど。

空から見るベトナムで印象的だったのは、蛇のように大きくうねる赤茶色の川の水が、青々とした海に注ぎ込んで、絵の具をぶちまけたようになっているさま。赤茶色の栄養分を多く含んだ水が流れてきて、河口付近の、ひたすら平坦で肥沃な土壌を形成しているのだそうだ。
市街は、思っていたよりも遥かにスケールが大きくて、規模だけで言えば23区に匹敵するくらい立派。ただ、あらゆるものが「作りかけ」で、その瓦礫の端々から(良くも悪くも)にわかの観光客を寄せ付けないエネルギーが溢れている感じがした。東南アジアのこういう国の風景は、別にテレビやなんかでは珍しくもなんともないけれど、実際に来てみると、あまりのリアリティーに言葉を失う。こういうのをカルチャーショックと言うんだろうなぁ。

幸い、今回は現地の方にいろいろと案内してもらうことができて、初日、2日目と食事や観光スポットに連れて行ってもらった。バイクでの市内ツーリングは圧巻で、噂に聞いていたバイク中心の道路事情もさることながら、目まぐるしく変化する郊外の風景が最高に面白かった。建設中の高層ビルも、掘っ立て小屋も、川沿いの熱帯らしい原生林も、区域が明確に分かれているというよりは、何もかもがごっちゃになっていて、しかもリアルタイムな変化の途上にあるというイメージ。東京とかが、ある程度完成された静的な街だとしたら、ホーチミンは蔓が枝分かれして巻き付く先を探しているような、動的な街なのかもしれない。

写真や動画をFlickrのセットに上げているので、興味ある方はチェックしてみてください。随時追加しています。

HCMC, Vietnam 2009 - a set on Flickr
http://www.flickr.com/photos/epxstudio/sets/72157622382465459/
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