WIRE09
行ってきました。18時の開演から7:30の終演まで、ずーっと居た。休憩してた時間を全部足しても3時間以上ってことはないと思うので、少なくとも10時間は踊っていた。メインフロア中心だった去年とは動き方も違って、今年は、セカンドのアクトもかなり楽しめた。
入って早々に、エージさんや茶箱周辺のみんなと合流してChristian Smith。スターターにも関わらず、後半は心なしか去年よりもアゲめだった気がした。続くModeratのライブはほぼ最前列で見ていて、統一されたコンセプトの音と映像、演出にやられた。とにかく暗くて、重い!音的には、ヒップホップを通過したエレクトロニカや、地味めのダブステップが中心で、初めて聴いたけどすごく好きになった。
終わってすぐセカンドに駆け込んで、前日のプレパーティーでtakaukeくんが薦めていたJens Zimmermannのラスト20分を堪能。昔ながらの、繋ぎのグルーヴを大切にした硬派なテクノミックスで素晴らしかった!ここで、遅れてきたunaくんと合流。Joseph Capriatiをちらっと聴きつつ、食事を兼ねてあちこちウロウロ。
セカンドに戻って、Beroshimaのライブをフルで楽しんだ。超良かった!昔のブリブリしたMüllerのイメージと違って、ディスコネタからエレクトロ、ハードミニマルまで、目まぐるしく曲調を変えつつも、一貫して走っているテクノだった。
そのあとはメインとセカンドを行き来して、合間にいろんな友達と会ったり、酒買ったり、ソフトクリーム食べたり、フェスの雰囲気を満喫。そういえば、今年フードコートにケバブ出てなかったよね?WIREでは、わりといつもケバブサンド食ってる気がするので、ちょっと寂しかった。
卓球~Hardfloor~ケンイシイの間は、ずーっとメインで踊ってた。今年、卓球さん良かったなぁ。マイケルのBeat Itネタの曲をかけた時に、VJで"Happy Birthday MICHAEL"って出てて、聞いたらまさに8月29日がマイケルの誕生日なんだってね。その瞬間、フロアから拍手が沸き起こった。で、そこからSpastikのDubfire Reworkという。
でこぼこおっさんコンビは相変わらずビヨビヨしていた。もはや文化遺産か伝統芸能かっていう。懐かしのPhuture 303とのアレとか、Acperienceとか大サービス。
続くケンイシイは、今年もゴリゴリのファンキーテクノだった!最後方ブロックのスピーカーの前で、筋金入りのハードテクノフリークのみなさん(LZD佐々木さん、takaukeくん、フミアキさん)とアガっていた。去年SunshineかけたノリでLos Hijos Del Solかけるわ、Kevin SaundersonのTronikhouseの懐メロかけるわ(昔MIX-UPに入ってたやつ)、挙句ブレイクに一瞬だけBells混ぜてみたりとかで、当代きってのテクノ武者に切り殺された人が続出した模様。
個人的に、シメでOverlapのDave Angel Remixをかけていたのがぐっときた。この曲ほんと、ここ10年くらいは聞いてなくて、そもそも私が初めて買ったテクノCD(Circular Motionのシングル)に入ってた曲なんだよね。今でも全然使えるんだなぁと思った。
そのあと、移動して水分補給をしながらも、セカンドの2000 And Oneのハードめのライブをちらっと聴いたり、サードエリアのトビーさんによる、いつもながらのハッピーなパフォーマンスを楽しんだり。
楽しみにしていたセカンドでのMark Broomは、期待通り素晴らしかった。全編CDJによるミックスのようで、昨今のミニマルの音を取り入れつつ、Ben Simsばりのディスコサンプルやパーカッシブなトラックを綺麗に重ねていて、すごく洗練されたミックスだった。ただ、さすがに途中で燃え尽きてしまって、後半は後ろの方で床に座って聴いてた。
Len Fakiの途中でメインに戻ったところで呼び止められて、Sinkaiことシンスケくんとコバくんに会う。コバくんとは本当にもう何年かぶり。シンスケくんとも、WIREで会ったのは初めてだったなぁ。
ラストのChris Liebingは、unaくんと後ろの方でダラダラしながら楽しんだ。この人もそうだけど、今年は全体的にディープからハードへの回帰というか、うーん、回帰というのもちょっと違って、新しい路線を開拓しつつあるという感じがした。スカスカではなくて、厚みを増している感じ。
なんだかんだで、音が止まったのは朝7:30。本当、お疲れさまでした。unaくん、gommaさんと一緒に開場を出たところで、Müllerブースで売り子をしていたjunkMAくんらと合流、新横浜駅前のファッキンで軽くモーニングして、帰宅しました。
また来年!