夏コミ向けトラック制作メモ
夏コミ向け新曲"Splendor"の制作メモ。
MySpaceで試聴用デモが聴けるようにしてあります。
今回は「アッパーなフロア向けトラック」というオーダーだったので、久しぶりに140bpmオーバーのハードテクノを作ってみました。昔のように146で作っていたら速過ぎる感じがして、結局は142に落ち着いた。Tracktion上でオーディオサンプルのタイムストレッチができないので、作業中盤でbpmを変更するのは、実はけっこう大変。Acidでいったん全部ピッチ落として、サンプルを差し替える。
改めてプロジェクトファイルのスクリーンショットを見たら、今回MIDIクリップが全然ないですね。負荷がかかって動作が不安定になるのが怖いので、基本的にループ単位でどんどん書き出して、オーディオクリップとして重ねるようにしています。
アクティブウィンドウのPadawanは、ノイズ生成機として使っているフリーVSTi。
シンセに関しては、ノイズ系も含めて今回もSH-201をかなり使っていて、特にフィードバックオシレータとホワイトノイズを掛け合わせて、「ザギィィン」みたいな金属的なノイズを出すのに凝っています。
マスタリングの時、ヘッドフォンとスピーカーの他に、案外頼りにしているのがWinampのスペアナ。ダウンロードで曲を買うようになってから、ずーっとWinampのスペアナ表示を見ながら聴いているので、理想のミックスバランスの時の波形を意識するようになった。そこを目安に近づけるようにしてから、大きな失敗が少なくなった気がする。滑らかなM字型に近づくように。
リリース時は改めて告知できるかと思います。よろしくです。