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twitterのフィードをTumblrへ

Web2009-06-15 16:38

最近、twitterのタイムラインにTumblrの更新通知を自動でポストしている人がけっこういるけど、自分の場合は逆で、twitterのフィードをTumblrに流すようにしています。
で、長らくこの方法で運用してみて感じたことを、覚え書きしてみます。

前者の方法でリブログ情報をtwitterに自動投稿するのって、更新通知が主な目的だと思うんだけど、あまりメリットがあるように思えないんですね。非Tumblrユーザー・かつtwitterユーザー、という限定的な範囲へのアピールになってしまうし、Tumblrがそこそこ市民権を獲得した今では、この範囲もかなり狭まっているように思います(少なくとも私の周囲では)。
それよりも、twitterの文字数制限のために、不完全なテキストがアーカイブ化されることのデメリットの方が大きいような気がしています。長い引用は反映されないし、どういう画像がリブログされたのかも実際に見るまで判然としない。リブログ時のコメントも末尾に追加されていくため、twitterの制限を超えてしまうケースが多々ある。

自分のTumblelogを外部に告知したいときは、プレーンに紹介したほうが、かえって効果的のような気がします。そもそも、Tumblrだってフィード吐いてるし、読みたい人は適宜フィードを購読すればいいんじゃない、という話で。

反面、twitterのフィードをTumblrに読み込ませる目的は、更新通知ではないです。以下、思いついた利点を列記しておきます。

情報の一元管理
複数のフィードをバインドしておくことで、アーカイブとして使い勝手が高まる。これが一番大きい。私はtwitterフィードだけではなくて、deliciousのブックマーク情報と、YouTubeのお気に入りのフィードもTumblrに投げているんだけど、「いつごろ」「どの情報を参照して」「どのように発言した」という、自分の入力と出力に関する情報が、総合的にアーカイブされていくところが良いです。
もちろんtwitterのような文字数制限もなく、テキストも画像情報も、ソースへのリンクを保持したまま記録できる。検索もしやすいし。
twitがリブログされやすい
いろんな人のtwitterでの発言が、名言としてTumblrに流れてくることって多々あるけど、自分の発言を自動的にダッシュボードに流すことによって、ファーストポストへの敷居が下がって、情報が伝播しやすいっていうのはあると思います。あと私の場合、twitterでの自分の発言に対して、より意識的になった。ダッシュボード上で再び自分の発言を目にすることになるためで、"言わなくていい"不用意なボヤキなどが減ります。
ダッシュボードのしおり用途
これは、使ってみて分かったんだけど、長時間Tumblrを離れていても、随時インポートされているtwitterのフィードが「しおり」代わりになって、ダッシュボードをどこまで読んだかが把握しやすいです。これは普通に便利。
意味的URI
twitterの各発言のパーマリンクは、
http://twitter.com/epxstudio/status/2167797113
のように、内容と関係のないIDの羅列として表現されるけど、Tumblrは本文冒頭を抽出して、
http://epxstudio.tumblr.com/post/123529229/presence-sixth-http-tinyurl-com-kq2fro
のように、内容が推測できるURIを設定してくれるのが良い。とはいえ、英数字を含んでないとその恩恵に与れないので、まあこれは蛇足かも。

ちなみに、Tumblrに外部のフィードをインポートするには、CustomizeのFeeds項目から設定できます。

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