Junoで買ったmp3にカバーアートを埋め込む
Juno Downloadで曲を買うと、ダウンロード用zipファイルに、カバーアート(いわゆる「ジャケ」)の画像ファイルを含めるオプションが選択できる。私は、せっかくなので、常にジャケも一緒にまとめてダウンロードしているんだけど、曲と同じフォルダにjpegがどんどん蓄積されていって、どうしたもんかと思っていた。
要するに、mp3のID3タグに、カバーアートとして画像データを埋め込みたい。Beatportで最近の曲を買うと、最初から埋め込んであったりするんだけど、あんな感じになっていると、後々Traktorとかで使うときに選曲しやすいかなと。
で、どうせならちまちま手作業するんじゃなくて、ラクーに一括処理で済ませたい。
Mp3tag - the universal Tag Editor (ID3v1, ID3v2, APEv2)
http://www.mp3tag.de/en/
ありました。「Mp3tag」というフリーウェアで、海外製ながらインストール時に日本語オプションを選択できる。スクリーンショットは上のような感じで、ものすごいオーソドックスなインターフェイスで分かりやすい。地味に1コ単位で修正する場合も、便利な感じ。
Mp3tagで気に入ったのが強力なアクション機能で、Photoshopのアクションみたいな具合で、さくっとバッチ処理ができる。以下に、Junoでダウンロードしたカバーアートを、一括で各ID3タグにバインドするときの手順を覚え書きしておきます。
- メニューの「変換>アクション」から新規作成アイコンをクリック。
- 「アクショングループの名前」を適当に入力して、更に新規作成アイコンをクリック。
- 「アクションタイプの選択」プルダウンから「ファイルからカバーを読み込む」を選択し、フォーマット文字列に「%_filename%.jpg」を入力。
- 一覧画面で適用したいファイルを選択してから、上で作成したアクションを実行。
3の「%_filename%.jpg」については、Junoのカバーアートの場合「(mp3と同一のファイル名).jpg」という命名規則になっているため。このフォーマット文字列(Format string)の凡例は、ヘルプの「Configuration>Convert」に載ってます。インポート/エクスポートのときもかなり融通が利きそうな感じで、好感。
ちなみにこのMp3tag、データの参照元としてdiscogsも選択できるみたい。クラブミュージック系に強いかも。
BPMの検出とタグへの埋め込みで、MixMeisterの「BPM Analyzer」なんかも併用すると、幸せになれそうです。