グラボをELSA GD750-2GERTに交換
以前から気になっていたメインマシンのグラフィック周りの弱さをどうにかするために、グラボを交換してみることにしました。Steamでけっこう気になるゲームとかも出てきて、かつ来年にはOculus Riftなんかも控えているしということで。とはいえ、そんなにバリバリ3Dみたいなスペックも求めていなくて、あくまで2万円以内くらいの予算で。
グラフィックボードの交換って実は今までまったく経験したことがなくて、勝手がわからないので、あれこれリサーチするところから。マシンはDellのInspiron 580(Windows 7/Core i5)で、購入時に選択したGeForce 310ってカードが差さっていました。
これでどういう使い勝手かというと、まずヤギのゲームが標準設定でまともに動かない。めちゃくちゃ解像度と設定を下げて、なんとか、という感じで、これよりリッチな感じのゲームに関してはほぼあきらめていました。
で買い替えを検討するにあたってネックだったのが電源で、300Wなんですよね。これ電源も交換かな…と思っていたところ、補助電源なしでも動きそうなミドルレンジのグラボがあるらしい、ということで、GeForce 750Tiに目星をつける。これだとどのメーカー製でもだいたい15,000円~20,000円くらいのよう。そのなかでも、比較的で静音重視で信頼性のありそうなELSAの製品、GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C (GD750-2GERT)に決めました。ソフマップで税込18,104円。
上のから下のに。だいぶごつい感じになったね。取り付けがうまくハマらなくて、抜き差ししている間に指をざっくり切ってしまうという不器用さもアピールしつつ、どうにか無事に完了しました。取り付けの前には、ドライバのアンインストールなどもやっています。下記の記事を参考に、念のためソフトでレジストリなんかもクリーンにしました。
グラボを交換する前に
http://xn--dckyab1f5a9d8byf3h.net/beforekoukan.html
Windowsエクスペリエンスのスコアは、「グラフィックス」が4.8→7.7、「ゲーム用グラフィックス」が5.8→7.7とわかりやすく向上しました。FF14ベンチ(FFXIV蒼天のイシュガルド)では、1280x720の最高品質で8656、フルHDの高品質でも「とても快適」という水準だったので、今回の目的から言えばまずまずなのかなあという。しかし静かです。ケースの吸気口のホコリをごっそり掃除したこともあるかもしれないけど、まったくファンの音が気にならない。別段トラブルもなさそうだし、よかったです。
ヤギがヌルヌル動くのは笑いました。特に、追加パッチのMMOのやつ(オブジェクトがやたら多い)は、大量に出てくる二足歩行の牛たちが、軽やかに目からビームを打ってきます。
それと、最近ハマっているGrow Homeというゲームも、フルHD最高設定ですごく快適に遊べるようになりました。まるで別のマシンのようだ。もっと早く変えていればよかった。
というわけで、これまでスルーしていたリッチ系の3Dのゲームにも少しずつ手を出してみようかなと思います。なにかお勧めがあったら教えてください。上のGrow Homeってやつはすごくツボだったので、いずれブログでも記事を書きます。
あとなんか、自分の好きなゲームの傾向というのが最近分かってきて、要するに真剣に道を究めるとか、緻密にトライ&エラーを繰り返すとか、作業的なことは全然やりたくなくて、純粋にゲームでしかできない刹那的な体験を求めているんだなというのが。私の場合、もう、仕事もPCに向かってあれこれ悩んでカタカタ地道に進めるみたいなことなので、同じようなことをゲームでやりたくない!いまの作業になぜ対価が発生しないのか、意味が分からなくなる。こう、3D空間を無目的に探索したり、そうでなければレベルデザインがしっかりしていて、あんま引っかからないやつがいいです。つくづくライトゲーマーだなあ、というのは自覚している。
ついでに、Oculus Riftは製品版が出たら買うつもりではいるんだけど、とりあえずは今回のグラボに関してはさほど本気で考えてはいないです。公式では推奨スペックがGTX970以上という話もあったし。ただ、検索すると有志によるDK2の動作状況報告なんかも出回っていて、それによるとまあまあいけそうなようでもある。これはまあ、来年になったらまた考えます。