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天元突破グレンラガン

日記2013-07-09 12:46

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生まれて初めてアニメーション原画集というものを買いました。

ずーっと前に、フミアキさんに薦められていたのをタイトルだけおぼろげに覚えていて、1月からの再放送をチェックしていました。いま自室にテレビがないので、torneで録って、時間ができたら追っかけるような感じで、半年間。先月ようやく最終話の27話まで観て、いたく感動して、そのままの勢いで劇場版の2作も借りて観終わったところです。

「天元突破グレンラガン」ポータルサイト
http://www.gurren-lagann.net/

5年以上も前の作品だし、敢えて筋書きを追うようなレビューは書きません。いや、お話がとかキャラクターがというより、動きまくる絵の力に感激してしまいました。普段アニメそんなに観るほうではないし、取り立てて「絵が動く」ということ自体に感慨を覚えたことはないのですが、この作品からは職人業の迫力が伝わってきました。どういう違いなんですかね。

作品のコンセプトとして、表現手法や作風において、少年向けロボットアニメの系譜を大まかに70年代から順に80年代、90年代と辿るように作られているということは、後から知りました。どおりで、初めの印象はどこか古臭い、ありふれた感じ。しかし実際に第1話を観てみると、同時に、どこでも観たことがない感じのアニメだなとも思いました。

【ARCHIVE】今こそ語ろう『天元突破グレンラガン』制作秘話!! | WEBアニメスタイル
http://animestyle.jp/special/gurren_archive/

再放送と連動して、過去に掲載された今石監督と作画スタッフに対するインタビューが、放送回ごとに再掲載されていて、興味深く読みました。というか正直、私なんかはアニメに対する前提知識が無さすぎて、読んでいてもピンと来ない箇所が多々あるのですが、何ごとも極めた人たちの会話はおもしろい。本当にアニメが好きなアニメーターが作っているんだな、ということがよく分かりました。それでいて、素人にもなるほどと思える話もあり。

余談ながらガイナックスの作品というと、まずエヴァがあると思うんですが、私はエヴァはまったくハマらなかったんですね。正確に言うと、高校生当時にテレビシリーズを再々放送くらいで通して観て、最近の劇場版の序も破も観て、やっぱ自分はこの作品は好きじゃないと思って。何が違うのか、嫌いな理由を探しても不毛に思えるのでやめておきますが、要するにエヴァが合わない人でも全然楽しめる、まったく毛色の違う作品でしたということです。

劇場版は、テレビ版のいわゆる総集編かと思っていたら全然違って、前編にあたる紅蓮篇は導入部分とラストが大きく違い、後編の螺巌篇はテレビ版の説明部分がばっさりなくなって、見せ場がこれでもかと追加されたバージョンになっていました。テレビシリーズを全部観た人にとっても価値ありというか、これなら何度でも観たい。多分、映画としての文脈ではハチャメチャなんだけど、映像作品として圧倒的な印象が残りました。

そして原画集は、全部を観たあとにどうしても見てみたくなり、ヨドバシドットコムで購入しました。ヨドバシは書籍も扱ってるし、店舗と共通のポイント付くし、Androidアプリもそこそこ使いやすいし。何より注文から商品が着くまで半日切ってたり、ちょっと心配になるくらい早いのがいいですね。
とりあえずテレビ版の8話までを収めた原画集の1巻を。300ページ超のボリューム。有無を言わさないこの手描きの絵の説得力、凄すぎて参考にならない!

で、同作品のスタッフによる新作が10月に発表とのことで、今から楽しみにしています。

TVアニメ『キルラキル KILL la KILL』オフィシャルサイト
http://www.kill-la-kill.jp/

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