Vアコーディオン・フェスティバル
直前に開催情報を知って、たまたま時間が空いてたので行ってきた。「第4回インターナショナル・Vアコーディオン・コンテスト 日本予選ファイナル」(長い)@秋葉原UDXシアター。土曜日の話。
VアコーディオンってのはRolandが開発した電子アコーディオンのブランドで、要はRolandによる販促イベントなんだけど、一年前に買ったFR-1を持て余している私としては、コンサートとして楽しめたとともに相当なモチベーションアップに繋がった。先着で無料配布されるTシャツにつられたとはいえ、行って良かったなぁ。
演目はバッハからピアソラ、ジャズ、YMO、純邦楽まで幅広く。技術面では、特に最優秀賞を受賞した小川さんと丸茂さんのパフォーマンスはずば抜けていた。早弾きしたりとか音色をコロコロ変えるのが良いってことじゃなく、ベローによるアーティキュレーションやボタンのタッチからくる表現力が、順当に評価された感じがした。そして、審査員のcobaさんによる講評にすごく関心した。
でもなんか、Rolandから借りてる楽器で出場している人が多くてちょっとガッカリ。というか一カ月そこそこの練習でとか、終了後インタビューでぶっちゃけすぎなのでは。逆に言うとそれだけ純粋なユーザーが少ないんだろうなぁ。メーカー貸出だけあってFR-7とかFR-3とかのハイエンド機が多く、なけなしのお金で買ったFR-1を限界まで使い倒しているヤバイ人とかも見たかった。
長坂憲道さんのデモンストレーションや、かとうかなこさんのミニライブは、さすがに次元が違った。あれだけのことができるのを聴いてしまうと、私も地道に練習しようと思える。ていうか習いたい、ほんと!ボタン式教えてくれる教室なんてないよね。。
優勝された小川さんは、来月ローマで開催される本選に出場されるそうで、頑張ってほしいです。
インターナショナル・Vアコーディオン・コンテスト :: ローランド
http://www.roland.co.jp/VA/Festival/index.html