Hardonize#004とtektek#39
土曜日は、何もiPod touchを買いに出かけたわけじゃなくて、本当はパーティーを2つハシゴするのが目的だった。
ひとつは、茶箱のハードテクノパーティー"Hardonize"と、もうひとつは町田AtoZの隔月テクノパーティー"tektek"。先にオチを書いておくと、どちらも最高でした。日曜の朝帰宅して、そのあと家で仕事したりとかなんとかで感想をまとめる暇がなかったのだけど、ほんとに楽しかった。お疲れさまでした。
茶箱は、寄り道のしすぎで入りが遅れてしまって、Sangoさんの途中から。アナログメインだったSangoさんが今回からwavを採り入れているということで、CDJを交えてのプレイでしたが、いつも通り跳ねててカラフルな感じでした。来月のUPPERCASEも楽しみ!
そのあと、ゲストのgommaさんによる、衝撃のタンテ3台ハードミニマル2時間セット!今でさえPCDJ伝道師のイメージのあるgommaさんですが、まだ地方にお住まいで私がブログ見てたようなころは稀に見るレコードジャンキーで、今回はその当時のセットを引っ張り出してきての特別版とのことでした。
フロアでハードミニマル聴いてて最高の瞬間って、みんなと音楽で楽しむってよりは、自分のなかに深ーくダイブしていくような感覚で、いいハコ+いいパーティー+いいDJという好条件が重なると、度々そういう瞬間に出会うことがあるんだけど、今回はまさにそれだった(ちなみに前回この経験をしたのは、直近でいうと春先のColors StudioでやったBruce Mennel)。
さくさく繋いで、カットインも心得ていて、2時間テンションを切らさずにやりきったgommaさんはすごいです。あのセット、もっとみんなに聴いてほしかったなぁ。
そこから、トンボ帰りでいったん自宅に戻って、iPod touchのセッティングだけ少しやってみて、すぐに町田へ。夜半過ぎにAtoZ着。
相変わらずいい雰囲気で、PAもばっちりハマっていて、ビールが美味しかった。そしてレジデント陣はやっぱりみんな上手い。もう、安心して楽しめるって感じでした。
ゲストのglicoさん、6月にPresenceやLogical Conflictで共演したときのようなダーク系は控えめに、ファンキーで激しいテクノが中心でした。終始いつものかっこいいプレイで、おそらく初めての町田のお客さんも釘付けだったみたい。
Uemuraさん、Kebraataさん、asagao川上くんの、全体の流れを踏まえた堅いミックスも良かったし、Buzzmastaさんのラガ・ハードコアなDJも新鮮で楽しかったです。総じて今回のtektek、流れが良くてあっという間に時間が経っていました。
そしてトリのKNGさん、やっぱりすごい!お客さんも楽しんで、自分も楽しむという、私のなかでのDJの一種の理想形を体現していて、最高でした。早くあのパフォーマンスをtektek以外でも紹介したい!
ってことで、10月25日UPPERCASE@茶箱にそのKNGさんを招いてます。
5時過ぎにパーティーが終わり、充実感に満たされて家路についた。この日は、他にも友人のパーティーがいろいろ重なっている特異日だったんだけど、私が顔出したこの2本はほんと良かったです。どちらさまもお疲れでした。