Roland FR-1が来た
9月9日、ローランドのVアコーディオン「FR-1」が届いた。イケベ楽器鍵盤堂で買ったもので、ボタン・タイプのほう。購入までの簡単な経緯は、以前の記事、「私がVアコーディオンを買うまで : EPX studio」で。
シリーズ最小モデルとはいいながら、人が入れるくらいの大きさの箱で届いて驚いた。配送にしてもらって正解だった。これを電車で持ち帰るのはちょっと無理がある。
ダンボールこそ素っ気無いけれど、開けると、本体にかわいい「Made In Italy」のタグがついていた。
開梱しつつ、ataraiさん直伝の「シンセを買った後にする儀式」を思い出した。
1.ワインを入れる
2.部屋の電気を消す
3.シンセの電源を入れる
4.恍惚の表情(猫が膝の上に居たらさらに良し)
FR-1/FR-2は、右手側のスイッチ関係が赤、青、緑に光るので、このライトアップの儀式も映えます。暗くても、手元はどうせ角度的にあんまり見えないしね。
右手62ボタンの配列は、初心者ながら触ってみるとたしかに直感的で、分かりやすい。ボタンの相互の位置関係がどうなっているかというと、こう(Rolandのサイト)なっていて、要するに、いま出ている音の何度上(あるいは下)を弾きたいってところに指を伸ばすと、その音が出る。いろいろ楽器はあるけれど、これほど単純明快で合理的なインターフェイスは初めて。
左手のベース72ボタンは、祖父の120ベースのアコーディオンと比べるとかなり少ないけど、それでも毎回Cを探すのが大変。難しそうだけど、左手を活かさないとアコーディオンの意味がないので、頑張って練習したい。以前買っていたトンボのアコーディオン教本を引っ張り出してきて、読んでいる。
で、肝心の音は本当に良くて、AKGのヘッドフォンで聴きながら弾いてても、デジタルっぽいノイズはまったく感じられない。むしろ、ベースボタンを素早く離したときのカチャッというノイズがシミュレートされていて、異常に生々しい。
店で試奏したときはじっくり聴けなかった、バンドネオンの音色セットも良くて、違和感なかった。これで、タンゴのナンバー弾けるようになりたいなぁ。
これから毎日少しずつでも、練習していきたい。一年後に、茶箱とかで、人前で弾けるようになるのが目標!