私がVアコーディオンを買うまで
先に要点を書くと、今日、RolandのFR-1(ボタンタイプ)を買ってしまいました。納品は来週9日なので、まだ手元にはないけれど。
そもそもVアコーディオン(唯一の本格的電子アコーディオン)は、数年前に初代のFR-7が出たときからずっと欲しくて、ただ、初心者が手を出すにはあまりにも高価で踏み切れなかった。去年、FR-2でようやく30万を切って、さらに今年出た廉価・軽量版のFR-1で初めて、射程圏内に入ってきた。鍵盤タイプが15万、ボタンタイプが16万。
渋谷の鍵盤堂のアコーディオンルームで、購入前に試奏してみた。って言っても弾けるわけじゃないので、あくまでも音出し。
家に、祖父の遺品で商売道具のExcelciorのアコーディオンがあって、たまに触ったりするので分かるんだけど、実際、Vアコーディオンの音の生々しさは本当にすごい!空気圧をセンサーが感知して、PCM音源を鳴らしてるんですよ。未来から来た楽器って感じ。YouTubeでデモ演奏のムービーとか結構見たけど、触って音を出したときの感覚はまた全然違った。
アコーディオンって、リード(c.f.オシレータ)を組み合わせて音を合成するってところがシンセっぽいんだけど、実際構造自体もかなりメカメカしくて、カチャカチャといろんなノイズが出る。そういう内部の機械的なノイズも含めて、サンプリングしているらしい。
技術解説:ローランド Vアコーディオン || Roland V-accordion FR-7/FR-5
http://www.roland.co.jp/VA/va_secret1.html
アコーディオンの構造
http://accordion.jp/yaneura/accouzou.htm
鍵盤じゃなくボタンタイプを選んだのは、自分が鍵盤弾けないってこともあるけど、やっぱりバンドネオンへの憧れがあるからかも。なんか、Roland的にも、最新モデルであるFR-1に関してはボタンタイプを推しているらしくて、カタログでもボタンのほうが前面に出ている。これくらい小型だと、鍵盤より音域広いし(62ボタン)、バンドネオンほど超不規則にボタンが並んでいるわけでもないので、これから入門する人にもいいんだって。
ともかく、時間を見つけて頑張って練習したい!