INDUSTRIAL:ありがとうございました
INDUSTRIAL、無事終わりました。土曜の夕方から、硬いダークなテクノだけで6時間という無謀とも思えるパーティーでしたが、結果としては、当初の見込みを上回る30名以上のお客さんに遊びに来ていただきました!楽しんでもらえたようで良かったです。出演者の方々、茶箱のエージさん、お疲れさまでした。
簡単に全体の感想など。
イントロでは、Olga+Jozef 9番(beatport)のHU Remixに始まり、Anton Pieeteの"Deep Sea"やLuke SlaterのRadialリミックスなどなど、ディープで重いインダストリアルトラックを中心にプレイしました。bpmは130くらい。自分の曲も3曲かけました。
REC-ing Crewさんは渋カッコよかったですね!音数の少ないものや、アナログ全盛期の往年の名曲をも飲み込んだ懐の広いプレイは、リソースを問わないというPCDJの醍醐味を見せつけられた感じです。以前遊びに行った浅草でのLogical Conflictでは、トリということもあってか速くてハードな印象だったんですが、今回は計算された流れのなかで、徐々に上げていたというイメージですね。
続くasagaoaudioカワカミさんのライブ、聴きました?すごくなかったですか??今あんな音作れる人が都心に何人いるかっていう話ですよ。みんなもっとブッキングしたほうがいいよ、ほんと!友人や、茶箱界隈で聴いて欲しかった方々にも、あの音を紹介できて良かったです。"the next game"も"ring and portrait"も、後半のいいー所でかかったので、気になった人はデビュー盤買ってみてください(このレビュー書いたときは、こんなに早く共演できるとは思ってなかった)。
フミアキさんはこの流れを受けて、ハードめのインダストリアルと昔ながらのハードミニマルを絶妙に交差させた、硬質なミックスを披露してくれました。今回、唯一タンテを使い、なおかつ最近導入されたNocturnでのエフェクト使いでフィジカルに魅せるスタイルは、とかく動きが少ないと思われがちなPCDJに一石を投じるもの!またフミアキさんには、Presenceからの流れで途中キャッシャーなども引き受けていただいて、感謝です。間もなく公式でもアナウンス出ますが、Presenceも5月のM3、6月のパーティーと続きますのでよろしくです。
私のハードテクノセットは、138bpmで受けて、60分で148まで上げていくだけの簡単なお仕事。選曲は全然固めていなかったんだけど、Luky R.D.U.の"Alarma"とかどーしてもかけたい曲が何曲かあって、そのチェックポイントを通過するたびに自分で上がっていって、途中からワケわかんなくなりました。超楽しかったです。後半、けっこうモノトーンで激しいだけの曲が続いて、流れを変えようか迷ったけど、ストックにフミアキさんの"Shootingstar"があって助かりました。
ラストはそのまま加速してSATOSHI HONJOさんのシュランツエリアに突入!燃え尽きました。先日ハンガリーから出たEPはもとより、自作トラックをふんだんに取り入れたセットで("JINGI"最高!)、エージさんに途中から始めてもらったUstreamによる中継でも大好評だったみたいです。ADRENALINE経由のお客さんにもたくさん来ていただきまして、理想的な形で締めくくることができました。ありがとうございました!
パーティーとして、全体の流れはどうでしたか。「ハード&ダーク」を共通項として、実際に130bpmのインダストリアルから、ハードミニマル、ハードテクノ、150オーバーのシュランツへと、途切れずシームレスに繋がったというのは(確信的とはいえ)、改めて大きな収穫でした。また、これについていけるお客さんがあんなに居たのも、驚きとともにめちゃくちゃ嬉しかったです。
今回は単発のパーティーでしたが、機会があれば、ぜひぜひ同様のコンセプトでやってみたいですね!レギュラー化はなかなか大変とは思いつつ、今回をきっかけに生まれたネットワークが続いていけば、何かしら次の動きがあるんじゃないかなと思います。
動画や写真などなど、追々まとめていくつもりです。まずはありがとうございました!